2008
09.05

「やわらかい手」

やわらかい手 スペシャル・エディションやわらかい手 スペシャル・エディション
(2008/09/03)
マリアンヌ・フェイスフルミキ・マノイロヴィッチ

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ロンドン郊外に住む未亡人マギーの孫オリーは、重病で命も危ないほど・・。
医師から最後の望みとしてオーストラリアへ渡り手術をすることを勧められたマギーたちは、必死に渡航費用を工面しようと奔走する。
だが、長引く闘病ですでに自宅は手放し抵当もない。
借金もことごとく断られ、資格も持たず、若くもないマギーには働き口も見つからない。
途方にくれたマギーの目に飛び込んできたのは、風俗店「セクシー・ワールド」の“接客”の求人だった・・・。


愛する孫を救うためになんとかしたい、何かしたい・・。
奔走するマギーに見ているこちらの気持ちもぐっときます。
年だからと働き口もなかなか見つからない・・あぁ、身につまされる・・(汗)

そんなマギーが、店のオーナーミキと出会って、まさかそんなこと!!と想像もしていなかったその仕事に就くようになるまで・・。
マギーの驚きや戸惑いや、内心の嫌悪感や・・・もろもろのいろんな気持ち。
初日(?)の様子とかも、とてもリアルに丁寧にしっかりと描かれていましたね~。

いやはや・・しかし。
このお仕事、メイドイン・ジャパン(?)ですか~、なんていったらいいんでしょう・・(苦笑)

最初はイヤイヤながらのマギーが、自分の柔らかい手が生み出してゆく快楽に驚き、店の仲間ルイザとの飾らない語らいに嬉しさを覚えて、だんだんとその場所を自分の居場所と感じてゆく・・。
私物で部屋を飾り、ユニフォーム?に着替えるマギー。

なんだかちょっとお洒落になって表情にも艶が見えて、孫を思うおばあちゃん・・っていう感じだったマギーが可愛い女性としての顔を覗かせてくる・・・。
ミキとの関係がいいですよね~、街を歩く二人のあいだに流れる空気、交わす視線!
ミキの冷たいようだけど、憎めない、ちょっぴりユーモラスな雰囲気がいいな。

どんどん腕前を上げたマギーは、店の看板娘イリーナとなってお客は彼女の柔らかい手を求め長蛇の列が出来てくる・・。

友だちと信じていたルイザとのことは、それまでがとってもいい感じだったので(マギーに好奇の目を向けてくる村の友人達に比べてはるかにいい!)悲しかったけれど、ルイザは気持ちを隠さない、ハッキリした女性だったから仕方ないのかも。

マギーが調達してきた大金に驚き、不安を覚えた息子トムが彼女の仕事を知ったときの衝撃の大きさは、彼が母親をとても愛していた分、大きかったのでしょうね。
でもでも・・・・怒る気持ちは分かるけど、ショックも分かるけど・・。今はもう、そんなこと言ってる場合じゃないよ!!
思わずスクリーンの彼に向かって言ってみたり。


こういう題材(お店の雰囲気とか職業とか)を取り上げているのに、不思議なことに作品にはいやらしいムードが漂ってこないのは、やっぱりマギーのまとう雰囲気のせいでしょうか。
彼女の柔らかな手が、作品をも暖かく包んでいるような・・・・。


店の雰囲気と対比するような閉鎖的な村の雑貨屋さんのムードや、マギーを詮索する友人達とのシーンも面白かったですね~。



主人公マギーを演じたマリアンヌ・フェイスフルといえば・・・そう!!あのアラン・ドロンとの「あの胸にもう一度」の魅惑の女子学生を演じた・・彼女なのですね~!!

あの胸にもういちどあの胸にもういちど
(2005/05/11)
マリアンヌ・フェイスフルアラン・ドロン

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レザーのジャンプスーツでバイクを飛ばす・・・・、ドロンの妖しい魅力にふらふらしながらも、彼女のこの強烈な魅力もまた忘れられない映画でした。

イントロダクション・トゥ・マリアンヌ・フェイスフルイントロダクション・トゥ・マリアンヌ・フェイスフル
(2008/06/25)
マリアンヌ・フェイスフル

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可愛いですね~!!
今でも、この目元の愛らしさ、変わっていませんでした。


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