2016
08.23

「愛しき人生のつくり方」

いとしき人生の

パリの小さなアパルトマンに暮らすマドレーヌは、クリスマスを控えたある日、最愛の夫に先立たれた。
3人の息子を育て上げ、ささやかだけど充実した人生を過ごしてきたマドレーヌは、ひとりになって初めてゆっくりと自分の人生を振り返り始める。
親友のように仲の良い孫のロマンは夢見がちな学生で、小さなホテルで夜勤のアルバイトをしていた。
そんなある日、マドレーヌはある夢を実現するため突然パリから姿を消したーー。
ロマンは彼女を探す旅に出る。手掛かりは祖母の想い出のどこかにあるはず・・・。

                                    <公式サイト ストーリーより>


夫に先立たれひとりになって、自分の残りの人生を考え始めるマドレーヌ、
定年を迎え、始まったばかりの第2の人生に戸惑う息子ミシェル、
将来も、ともに過ごすパートナーもまだ見つけられずにいる孫ロマン、

3世代の彼らにそれぞれ、さまざまなエピソードがある本作、
私は歳的には一番ミシェルに近くて、職場というくくりや肩書が無くなっていざ、家にずっといてさて・・・何をしよう、妻と何を話してどう過ごせばいい?・・・そんな彼の戸惑いよく分かる!!
そんな夫を迎える妻の気持ちもわかる~!(奥さんはなかなかのツワモノでしたけど・・ね~)

でも、とっても若くて夢見がちで、将来がまだなにも決まってない、孫ロマンの姿が・・・きゅん!と眩しく羨ましいし、
まだ先のことのようだけれど、マドレーヌの“残りの人生をどんな風に過ごすか”これもしみじみ考えちゃう。

3世代それぞれのバランスの良さ、キャラクターたちの描き方がとっても好みでした♪

冒頭とラストと・・・両方が葬儀の場面だったというと、ずいぶん悲しい映画のように思えるし、
テーマとしても重いものがある本作だけれど、
優しくて、面白くて、皮肉っぽくってちょっと寂しい。
祖母のめくったアルバムの写真の(若き日の祖父を見て)「あっという間なんだねぇ・・・」とつぶやいたロマンの言葉のように
短くもある一生だけれど、自分の居場所を探し続け、そこにいろいろな思い出が残ってゆく。
じんわり~と沁みる映画でした。

いとしき人生の2

おばあちゃんと大の仲良しの孫ちゃんロマン~イイコだねぇ・・、笑顔がキュートで優しくて・・・。
私も孫ちゃんが大きくなってもこんな風に仲良しでいたいな

気丈なマドレーヌの3人の息子たちが、優柔不断で頼りない(苦笑)
でも奥さんにプロポーズした若き日のミシェルの、あの言葉はものすごーーく男前でした

ロマンが夜勤をするホテルのオーナーのエピソードや、
旅先で立ち寄ったドライブインの店員さんの、妙な質問にも顔色変えずにあのアドバイス!!すごい~~(笑)
いやいや変だよ不思議強烈だったロマンのルームメイト、
小さな、いろんなエピソードが独特のスパイスで映画を(人生を)彩ってる。

落ち着いたパリの風景と、おおらかで雄大なノルマンディーの景色の対比も印象的でした!!

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