
WOWOW鑑賞作品の感想を、まとめて少しづつ
『ゼロの未来』
『ターミネーター 新機動 ジェニシス』
『ラスト・ボディーガード』
『ラン・オールナイト』
『マルタのことづけ』
『アン・ハサウェイの裸の天使』
『ゼロの未来』テリー・ギリアムの近未来世界

孤独な天才コンピューター技師は心にブラックホールを抱えながら、人生を教えてくれる一本の電話を待ち続けている。
「ゼロの定理」という謎めいた数式、まるでゲームのようなPC画面、仮想世界とつながるスーツ、一歩外に出れば通りには禁止標識がずらりと並ぶ・・・。
不思議ワールド満載~なSF作品、ひとつひとつどういう意味?って考え始めたらそれこそ、「ゼロの定理」を解くくらい疲れちゃいそうなんだけど、
生きる意味を探している孤独な男コーエンが、ペインズリー(演じるメラニー・ティリーがとっても魅力的♪)や天才少年ボブとの出会いで自分でも気づかぬうちに変わっていくところはとっても素直に感じられたし、
なにより、裸で頭ツルツルでなにこれ~!!ていうおかしなスーツを着たクリストフ・ヴァルツを見れるだけで美味しい

マット・デイモン、デビッド・シューリス、ベン・ウィショーまでチラリと出てくるのが嬉しいですネ。
ええっ、ティルダ・スゥイントン出てたの

気づかなかった~~。
『ターミネーター 新機動 ジェニシス』劇場で公開されたとき、ネタバレ見てしまって・・・「アカン!!いくらなんでも人類の救世主をそんな風にしちゃうなんて・・・」と憤慨

未来は変わるっていうけれど、これはやっちゃいかんのじゃないか・・と。
だけど、いざ観てみたら意外に面白かった~

ジョンの俳優さんが悪役顔だったのも納得(スンマセン)イケメンだったら泣いちゃうな。
サラと老T800シュワちゃんの父娘っぷりが、
「2」の父を知らないジョンに父性を見せるT800シュワちゃんとシンクロして、ほろりときちゃいます。
サラやカイルの(互いに知るはずのない)言葉が、ちゃんとそういうことだったんだーーと明かされる部分も胸が熱くなるし、
シュワちゃんの名言、そしてあの歯をむき出した笑顔。
やっぱりこれは“シュワちゃんターミネーターお帰り”作品でしたネ♪
『ラスト・ボディーガード』 PTSDに苦しむ兵士が、アルバイトで富豪のボディガードをするうち、富豪の妻に魅了されるといくというお話です。
日本初公開とはいえ、主演がマティアス・スーナールツで無かったらスルーしてたと思うナ。
『ヴェルサイユの宮廷庭師』で長髪似合うーー!!と要チェックしたマティアス

本作は兵士役なので『闇を生きる男』を思い出させる短髪&筋肉ムキムキです。
寡黙で哀しい瞳、でも少しアブナイムードも漂わせるハードなアクションっぷり。
警察もあてに出来ない、孤立無援のボディーガードっぷり、てっきりヒーローっぽいのかと思ったら全然違ってました!!
海から帰る車で突如襲われるシーン、そのリアルな恐さに唖然としましたヨ。
妻役のダイアン・クルーガーも文句なく美しいのに、残念なのは二人がそれほど心通わせたように感じられなかったこと。
ラストシーンが唐突に思えて・・・、もっとじっくりと見せて欲しかったなぁ。
『ラン・オールナイト』酒浸りのダメダメおやじが、息子を守るため夜のニューヨークを駆けまわるーーー。
またまた渋いリーアム・ニーソンに、こちらももっと渋いエド・ハリスというナイスな布陣。
おまけに息子役があの、北欧イケメンジョエル・キナマン

男前です!!
ニューヨークの夜の闇が、やむなく対立することになった親父同士の哀愁に合うねぇ・・・

ラストの、鏡に貼った親父の写真に泣かされマス。
『マルタのことづけ』クラウディアは、病院で不二の病に侵されたマルタと出会う。
シングルマザーのマルタには4人の子どもたちが・・・、孤独なクラウディアはしだいに彼女らと過ごすようになっていく。
どんなに親しくなったとしても、やっぱりイザ!という時には“家族”の間には入れない。
ひとり置いてきぼりなクラウディアの姿は寂しそうで・・・、でもその距離感がとってもリアルでした(実話ベースだとか)
家族だからっていつも団結はしていられないし、それぞれやりたいこともある!子どもたちの姿もそれぞれ印象的です。
難病ものとは思えないほど日常が淡々と描かれています。
黄色い小さなビートルに、家族全員+クラウディア、ぎゅうぎゅう~~で海へ出かけるシーンがいいナ。
『アン・ハサウェイの裸の天使』2005年の作品ですって。
『プリティプリンセス』の次に『ブロークバックマウンテン』を見たとき、「ええーー!!なんて大胆な

」と驚いたけど、
こちらでも惜しげもなく~~!大胆に、奔放に、刺激を求める女子高生を熱演していますヨ。
う~~ん、スゴイネ。
そこはすごいけど、お話にも登場人物たちにもさっぱり共感できず

パパ役がマイケル・ビーンだったことに一番反応してしまいました
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>みみこさん
ふふ、見て帰ってくれたのね!(^^)!
ありがとう♪
「フランス組曲」の彼も短髪なのかな。長髪の作品も見たいよね。時代物の衣装似合ってたし。
WOWOW、フランス映画や未公開作品も結構やってくれるのでチェックしてます。
そうそう、掘り出し物もあるし。
今日は暑いね(汗)
またお邪魔しまーす。
- 2016/06/14(Tue) 13:25:26 |
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- 瞳 #-
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瞳さん、こんにちは。
wowowさん、梅雨時も新作&話題作ズラリですね。
と言うか、梅雨時にはお家で映画を!かな?(^^
二本しか見てないですが・・;;
「ゼロの未来」
ギリアムワールドでしたね~。
ゼロの定理はイマイチ「?」な所あったけど(汗)
スキンヘッドのヴァルツやティリー、少年との関わりとかは良かったですね。
未来の街の様子も面白かったし、公園の禁止事項の看板(と言うのかな?ピクトグラムみたいなの)には笑いました。
ティルダはヴァルツのコンピューターの画面に出てましたよ。(≧∇≦)
「アン・ハサウェイ・・」
珍しく瞳さんの感想がキビしい?!(笑)
でもホント、共感しにくい作品でしたよね。
ひたすらアンが強そうで勝手に一人でやっていけそう(笑)に見えたのも一因かしら?
- 2016/06/17(Fri) 15:02:35 |
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- つるばら #OP2UcWyM
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>つるばらさん
おはようございます。
今日も曇り空時々雨のお天気です。週末そちらの雨、すごかったのでは?大丈夫でしたか。
梅雨はおうちで映画&読書♪いいですね~。
そうそう、昨日「ヘッドハンターズ」買ってきました。読むの、楽しみ~。
「ゼロの未来」と「裸の天使」つるばらさんも観ていらっしゃったのね!!
あとで感想読みに伺おう~っと。
「ゼロの未来」ギリアムワールド、良かったです。結構好き!(^^)!
元教会のヴァルツのおうちを出たら、街はカラフルでポップで、でもあの禁止事項いっぱい!で。
コンピューター画面のあの女性だったのね、ティルダ!!もう一回観たい(笑)
「裸の天使」感想バッサリ書いてしまったけど、ラストはどうなったんだろう?って気になったし、
マイケル・ビーンもだけど、レヴィット君出てておおっ!と思ったこと忘れてた・・とか(>_<)
後から思いました。
>アンが強そうで勝手に一人でやっていけそう
そうそう、確かに~(笑)
アブナイ目に合うんだけど、結構いけそうでしたよね。
巻き込まれた男性たちの方が気の毒な感じでした。
- 2016/06/20(Mon) 09:18:43 |
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- 瞳 #-
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