2008
08.06

「アメリカン・サイコ」

アメリカン・サイコアメリカン・サイコ
(2006/06/23)
クリスチャン・ベール

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パトリックは、ウォール街の一流企業に勤めるエリート・ビジネスマン。
高級マンションに住み、エクササイズで引き締めたスリムなボディをブランドもののスーツで包む。
婚約者もいれば、密かに愛人もいるし、秘書からも慕われている・・・、仕事も私生活も一見満たされているかのような彼だが、心のうちには大きな闇を抱えていた。

殺人の衝動を抑えきれず、苛立ちは募るばかり。
ホームレスに娼婦に・・そしてついには、職場でのライバルまでもその手にかけてしまうことに・・・。



こ・・怖いものみたさで借りてしまいました・・・。

原作は殺人シーンの残酷な描写で相当な物議を起したそうですが、映画ではあえてそういうシーンをはっきりとは見せてはいません。
でも、見えないとかえって怖い・・・・ってこと、ありますよねぇ。

パトリックが抱える闇がどこからくるのか、それがわからないだけによけいに怖い。
クリスチャン・ベールのなりきりぶりがすごいだけに怖さも倍増です(汗)

念入りにからだを磨き(パックする顔が~~)、鍛え上げ、一流のスーツを着込む・・・。
外側は見事だけれど、優しさや愛情が全く感じられない彼の内側・・。

娼婦あいてに音楽について延々と語ったり、自分の肉体を誇示するかのようなシーンに思わず目が点に・・・。
でも一番印象的だったのは、名刺のシーンですよ。

ビジネスマン仲間同士で、お互いの名刺を見せ合うシーン。
紙質がどうの、字体がどうの・・・と自慢しあうんですよ~、自分よりすごい名刺を見てパトリックが動揺しちゃうんですけどね、その動揺ぶりときたら。

そしてね、そのビジネスマンたちが互いに相手の名前をちゃんと覚えていない・・っていうところ。
上っ面だけでの付き合いで、互いの中身については全く知らない彼ら・・。
ここがまたこの映画のもうひとつの怖さかな。

この名前に関しては、いろいろと謎が絡んでくるんですよ~。
映画のラスト近くで、パトリックが自分の犯した罪について告白するシーンがあるんですけど、それを聞いた弁護士の言葉を・・どんな風にとったらいいのか。
もしかしたら、すべてがパトリックの妄想なのか、それとも・・・。

どこからどこまでが実際に起こったことなのか・・・。
う~ん、いろんな風に取れちゃいますね。
でも、どんな風にとってもやっぱりパトリックの心の闇は怖いですけど。


探偵役のウィレム・デフォー、婚約者にリース・ウィザースプーン、ライバルにジャレッド・レトと、まわりもなかなか魅力的です。
特にウィレム・デフォー、彼が登場するとそれだけでもう、なにかありそうですよね(笑)



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