2016
05.18

月イチ★クラシック 「13F」

13F


コンピュータ・ソフトの開発者ダグラス・ホールは、ヴァーチャル・リアリティの技術を使ってコンピュータ上に過去の(1937年)ロサンゼルスを再現する研究をすすめてきた。
だがある日、プロジェクトの責任者である上司フラー博士が殺害され、その容疑がホールにかけられてしまう。
容疑を晴らしたくても何故かその時間の記憶がないホール・・・、やがて博士が行き来していた仮想世界に自らも飛び込み謎を探ろうとするのだが・・・・。


本作は1999年のSF映画、クラシックというほど古くはありません

じゃ、なぜ取り上げたかというと、“こんなSF作品が埋もれていたとは~~”と驚いたから。
なにせ1999年といえばあの「マトリックス」に世界中が熱狂していた年なのデス。
同じように仮想世界が舞台となっている分、かぶってしまった不運もあったのかもしれません。
制作はローランド・エメリッヒなのですが、華やかさには欠ける、どちらかというと地味な作品。

でも!これ、面白い
いや、埋もれてる(知る人は知ってるらしい)のはもったいない作品ですゾ

上司の殺害容疑をかけられた主人公が、自身のアリバイやなぜ記憶を無くしていたのかという謎を探るため、
研究している仮想世界へと飛び込んでいくのですが、そこでアクションを繰り広げるわけでもなくその活躍っぷりもごくごく普通っぽい。
でも、なんていうか、仮想世界である1937年のロサンゼルスや、謎めいたミステリアスなムード、
作品全体に漂う雰囲気がとっても好みでした~。

面白いのが、1999年現実の世界と仮想世界の住民が(意識を)リンクしているということで、
それぞれ同じ俳優さんが演じているのですが、その演じ分けっぷりがお見事です!!
特に、フラー博士の娘役という謎めいた女性を演じたグレッチェン・モル
知的で少し近寄りがたい雰囲気の女性と、街のスーパーでレジ係をするごくごく普通の親しみやすい女の子、え~!!どちらも彼女なんだーー


ネタバレとか、内容も詳しくは書かないでおきたいなと思う作品なのですが、
張られた伏線がちゃんと回収される気持ちよさと、
途中、ある衝撃的な“事実”が明かされるのですが、普通ラストに持ってきてもいいようなそのどんでん返しをそこからまたうま~く使ったどんでんでん返しがあるという面白さ。
一度だけじゃなく見返して細かい部分をチェックしてみたいな~と思いました。

そしてラストはハッピーエンド♪
だけど、ちょっぴり(大丈夫?この世界はホンモノなの?)と考えてしまうハッピーエンドでもありましたネ。


・・・・というわけで今月の月イチ★クラシックは、変則の(笑)ちょっと昔のだけど、知らなかったよ、面白かったよ作品でした♪

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