2016
03.11

春 WOWOW作品(鑑賞後追記あり)

Category: WOWOW鑑賞作品
繕い

少しづつ春が近づいていますネ。
WOWOWで鑑賞した作品の感想が追い付かない~忘れないうちにミニ感想をサクサクっと。

『繕い裁つ人』
『マダムマロリーと魔法のスパイス』
『ライフ・アフター・ベス』
『クリーンスキン 許されざる敵』
『オオカミは嘘をつく』
『暮れ逢い』



『繕い裁つ人』

中谷美紀さんのまっすぐに伸びた背筋が美しい~
大きな鋏が布に入るときの、あの音がなんともいえないナ。小さいとき、母に連れられて服を仕立ててもらってた・・・懐かしい記憶がよみがえりました。
その人の一生に寄り添う服を作る。私も一着でいいからそんな服を持ちたいものです。

神戸の街、坂の上にある「南洋裁店」や、片桐はいりさん演じる牧さんのお店、三島監督の作品はいつも舞台やセットが素敵♪
今の時代を逆行するかのような、ゆったりと時が流れる世界観にぴったりでした。

「南洋裁店」の小さなティテーブルに置いてあったのは、リプトンの青缶だよね?ナイスチョイス
紅茶のシーンがちょこちょこ登場するのも嬉しかったな。
あぁ、チーズケーキとお団子、食べたい~(笑)



マダムマロリーと

『マダムマロリーと魔法のスパイス』

南フランスの小さな街、
マダム・マロリーのフランス料理店の真向かいに出来たのは、引っ越してきたインド人家族が開いたインド料理店!
数々の対立や足の引っ張りあい、
美味しいお料理映画というだけじゃない“移民問題”という重たいテーマも覗かせる本作、
若き天才インド人コックハッサンの、ジャンルを超えた美味なるものへの探求心が、
民族や文化、伝統という垣根を超えて、互いによきスパイスとなり交わりあっていく。
どうか、世界もこうであればいいのに。

優しく、心暖まるラッセ・ハルストレム監督作品、でもその中にピリリとスパイス効かせてありました。



ライフアフター

『ライフ・アフター・ベス』

デイン・デハーン君のゾンビ映画興味津々~!
死んでしまった彼女がゾンビになって蘇ってくる、こ、こわ・・・のハズが、喧嘩別れした彼女への後悔から再び気持が盛り上がる青春っぷりがなんとも新鮮です。
デハーン君もよかったけれど、ゾンビ彼女役のオーブリー・プラザの熱演ぶりにヤラレターー。
後半のガスコンロ?背負ってのハイキング姿に思わず目がテン、笑ってしまったら、「ラベンダーの香りね」にほろり

シュールな青春ゾンビ映画、
デハーン君のお兄ちゃん役に『クリミナル・マインド』シリーズのマシュー・グレイ・ギュブラー君が出てましたよ~♪


クリーンスキン

『クリーンスキン 許されざる敵』

ショーン・ビーン、死なないよね?よね
今回は大丈夫ーーー!!なにせ主人公だもの~(と言いつつ、見てる間は不安がチラリ)
冒頭から危機一髪、ハラハラドキドキするシーン満載でした。

ショーン・ビーン演じる諜報部員の側だけじゃなくって、
普通の大学生だった青年がテロリストへと変貌する様子が、とてもリアルに描かれているのが印象的、ショックだったなぁ。

そしてショーンの上司役がシャーロット・ランプリング。
あぁ・・・・やっぱり・・・と。これ以上は語りますまい。


おおかみ

『オオカミは嘘をつく』

少女誘拐殺人事件の容疑者と、刑事、そして殺された少女の父親・・・・と聞くと『プリズナーズ』に似てる
容疑者に加えられる暴力シーンが・・・・・あまりにも痛すぎるんだけど、
まるでコメディのようなタイミングで拷問シーンが中断される不思議さ。ええっ、今、ケーキ作る
笑う場面じゃ全然!!ないのに、ナニーー、コレ
う~ん、なるほど、このブラックの効いた一筋縄ではいかないところがタランティーノ監督好みなのね~。

それにしても、あのバレエのシーンや、ロウソクの乗っかったケーキの場面は、そういうことだったんだ
オカシイなあ・・と思いつつ、すっかり騙されました。

何が正義か、本当の悪って・・・?
「目には目を」登場人物のこの台詞、本作がイスラエル作品ということを思い出してなんとも複雑な思いが・・・。

そしてラストの後味の悪さったら。
えーーー!!そうだったのという衝撃のあとに押し寄せる、苦々しさあぁ・・・ジェイクがいたらねぇ


暮れあい

ルコント監督作品、久々~
ドイツが舞台で“英語”っていうのがちょっと不思議な感じ。

実業家の若妻と、(夫の)個人秘書を務める若者の、8年にも渡る純愛。
階段を昇っていく後姿、オペラを見ている時の美しいうなじ、おくれ毛、
ロットを見る青年フレデリックの視線の秘められた熱さ、触れそうで触れられない、ため息が漏れそうなじれったさ。
レベッカ・ホール美しかった~♪

ゲランの香水、ベートーベンのピアノ協奏曲、壁にかかった肖像画、フレデリックが初めて飲んだ紅茶♪
秘めた愛にふさわしい小物使いの数々~、
「この便箋があなたの胸に触れることを思うと、嫉妬さえ覚える」・・・・だなんて。遠く離れた彼からのこの手紙にドキドキ。

なのに、何故かな?
なにか物足りなく思えてしまったのだけど。リチャード・マッデン君にもうひと押し、欲しかった~(後半登場シーン少なくて)

だけどね、アラン・リックマンが観れたからそれだけで至福です。
あぁ、このなんともいえない響きを持った声、妻を想い若者との愛を許そうと思いつつも嫉妬に苦しめられる、その表情~、
やっぱり、まだまだまだまだ・・・この先もいろんな役を観たかった・・・・
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コメント
瞳さん、こんにちは。
すみません、ここの全部見てません!( ̄∇ ̄;けどコメントさせてくださいませ。
なにしろ全部興味ある作品で・・特に「オオカミ・・」。
「繕い裁つ人」は観に行く予定だったんだけど行けなくて。
デハーン君のも、内容と言うよりデハーン君とその隣の女性の顔に興味が・・(笑)
「暮れ逢い」はイマ一つでしたか?
でもルコントなんで見たい気も。リックマンも出てたんですね。
「・・魔法のスパイス」、ハルストレムって知らなかったです。
一時期はルコントもハルストレムも監督名ですっごい宣伝してた気がするんだけど
それを思うと最近は地味に公開されてる感じでなんだか寂しい気もします。
そしてショーン・ビーン様~・・今回は、どこ、どこ~?って探さなくても大丈夫?(笑)
やっぱりさすがに主役だと存在感ありますかね?
と思ったら、シャーロット様が共演?!
瞳さんの最後の言葉が気にかかります・・( ̄∇ ̄;(笑)
つるばらdot 2016.03.12 12:28 | 編集
こんにちは〜♪
WOWOWに入っているのに、最近全然見ていません。
どれも面白そうですね。
「縫い裁つ人」って、何!?
自称ソーイングが趣味と言いながら(未だ超初心者を脱出できず…)全然知りませんでした。

「マダムマロリーと魔法のスパイス」は見ました。
>互いによきスパイスとなり交わりあっていく
ほんとにそうあって欲しいと思います。
ラッセ・ハルストレムらしい心暖まる映画でした。
この監督の「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」は生涯のベスト10に入れたい大好きな映画です。

瞳さん、若いイケメンが好みと思いきや、ショーン・ビーンやアラン・リックマンみたいな渋い系もお好きなんですね(笑)
私もどちらも好きです。リックマン、「いつか晴れた日に」の振られる大佐役が個人的に忘れられない〜、あっそういえばハリポタもそうですね。愛する者に振られる役をもっと見たかった〜(?)

以前こちらで拝見して「リスボンに誘われて」見ました。
とても心惹かれる映画でした。豪華キャストに驚きました。
シャーロット・ランプリング、最近大活躍ですね。
tontondot 2016.03.12 17:13 | 編集
> つるばらさん

こんばんは。

> すみません、ここの全部見てません!( ̄∇ ̄;けどコメントさせてくださいませ。
> なにしろ全部興味ある作品で

わ~!!とっても嬉しいです♪
「オオカミは嘘をつく」はポルカさんちで見て気になってたんですよ~。タランティーノ監督のお気に入りって聞いたらなお気になりますよね。
かなり壮絶な内容なのに、「ナニコレ?」的なブラックユーモアがなんとも不思議な作品でした。
デハーン君のゾンビもの、ふふ、これね、ベス役の彼女の熱演っぷりが拍手ものでした。
最初よみがえった彼女にまた愛情が盛り上がるんだけど、だんだんと狂暴化していく姿にデハーン君、引いていっちゃうんですよね。

「暮れ逢い」ルコント監督だからかしら?なにかこう、ヒロインを見る目にもっと一癖?あるものを予想してしまってて(笑)
ちょっと物足りなく覚えてしまいました。
でもリックマンが観れたので満足です。
そうそう、ハルストレム!私も見るまで全然気づいてなかったんですよ~。大々的に宣伝とか無いですよね。

>そしてショーン・ビーン様~・・今回は、どこ、どこ~?って探さなくても大丈夫?(笑)
あははは~(笑)
嬉しいことに出ずっぱりです。でも、すっごく狙われていろんな目に合うのでもしや?主役でも大丈夫なの・・・ってハラハラしましたよ。

シャーロット様、普通にただの共演者じゃないよねぇ・・・って思ってたら!!
あぁ・これ以上は~~(モゴモゴ 笑)
dot 2016.03.13 23:04 | 編集
> tontonさん

こんばんは~。
WOWOW入っていらしゃるんですね~♪私毎月元取ろうとして結構観ています(笑)

「繕い裁つ人」漫画が原作なんですって~(漫画は未読ですが)
おお、ソーイングが趣味なんですね。私はほとんど縫物とかしないんですが、これを見たらすっごく何か作りたくなりました。

> 「マダムマロリーと魔法のスパイス」は見ました。
> ラッセ・ハルストレムらしい心暖まる映画でした。
そうでしたね~♪
伝統あるフランス料理にインド料理のスパイス、どんな味になるんだろう~って想像しながら見てました。

この監督の「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」は生涯のベスト10に入れたい大好きな映画です。
あぁ~、いいですねぇ!!私も好きです。思い出して見返したくなってきました。

> 瞳さん、若いイケメンが好みと思いきや、ショーン・ビーンやアラン・リックマンみたいな渋い系もお好きなんですね(笑)
はい~(笑)そうなんですよ。素敵なおじさまたちも大好きです!(^^)!

> 私もどちらも好きです。リックマン、「いつか晴れた日に」の振られる大佐役が個人的に忘れられない〜、
最初に見たのが「ダイ・ハード」の悪役で強烈~!と思ったら、「いつか晴れた日に」であの大佐役。幅の広さに驚きました。「シャンプー台の向こうに」や、監督した「ウインターゲスト」も良かったです。
まだまだもっと素敵に年を取っていく姿を観たかったですね。とっても残念です(>_<)

「リスボンに誘われて」ご覧になったんですね。
キャスト豪華でしたよね。
そうそう、こちらにもシャーロット・ランプリング出てましたね。
どの作品でも存在感半端なしの方!!
dot 2016.03.13 23:04 | 編集
瞳さん、こんにちは~。
昨日の寒さから一転、今日は暖かめだけど強風に花粉が飛び散って、朝から涙とハナミズ攻撃でボロボロです・・辛っ!

やっぱりWOWOWは良い作品をサクサク放映してくれますね、って、この中では「暮れ逢い」しか観ていないのですが^^;
「オオカミは嘘をつく」が面白そうですね、メモしました(^^)v
邦画は殆ど観る機会がないのですが、『繕い裁つ人』が気になります。
最近、歳のせいか「昭和」って良かったなぁ~と思う事が多々あります。
って、この作品は昭和時代設定なのかな?ミシンを見て勝手にそう思っちゃったけど^^;
昔は今のように既製服が氾濫していなかったから、母もよく仕立てしてもらっていたし、私も母の手作りの服を着ていました、懐かしいですね。(遠い目)
あの頃は貧しくても、心が豊かだった時代・・と思うと 胸キュンしちゃいます。
あら、すっかりセンチメンタル・カポになってしまいました~(汗)

で、「暮れ逢い」ですが、瞳さんの感想でいろいろな状況が蘇って来ました。
瞳さんは、映画を丁寧にご覧になっていて、小道具類、背景、音楽など、映画を十二分に楽しまれている姿勢に、いつもながら感心してしまいます。見習わなきゃ(^^)v
この作品の物足りなさ、私も同感なんです! 何故かな?って考えると、ファムファタールは美しいけど、その人に翻弄されるはずの男性が若くてイケメンでしょう?
そこがダメなんです!(←凄い上から目線で語っています・苦笑)
アラン・リックマンさんが、嫉妬にもっともっと身悶えしてジタバタしてくれたら、満足出来たかなぁ~とも思ってしまいますよね^^;
ルコントさんも歳をとられたのかな?? あっさりし過ぎていてビックリしちゃったわ(苦笑)

また作品をメモして帰りますね。
なかなか時間が捻出できませんが、鑑賞の参考にさせて頂きます~(^^)/
カポdot 2016.03.15 16:43 | 編集
>カポさん

こんにちは。
花粉飛んでますねぇ(>_<)我が家も隣で大きなくしゃみが・・・!
肩に加えての涙と鼻水・・、カポさん、辛そうi-237
私は花粉は大丈夫なのですが、ここのところの温度差にやられてしまったのか、珍しく熱が出てしまいました。お返事遅れてごめんなさい。

「オオカミは嘘をつく」これは、なんとも独特な作品でしたよ。
怖くて残酷なシーンの間に、ブラックユーモアがちりばめられていて、その“間”に戸惑ってしまいます。後味も悪いのですが、見た後にいろんなことを考えさせられる作品でもありましたよ。

『繕い裁つ人』、ミシンは先代が使っていたもの・・という設定でしたが、懐かしい『昭和』の匂いのする作品でした。
>昔は今のように既製服が氾濫していなかったから、母もよく仕立てしてもらっていたし、私も母の手作りの服を着ていました、懐かしいですね。(遠い目)
あぁ~~、そうでしたね♪
私もこの作品を見て、小さいときに母に作ってもらった洋服やセーターのことを思い出してキュン!となりました。
携帯もゲームもなくても、暗くなるまで外で遊んで・・・楽しかったなぁ。
私も同じく、センチメンタル・瞳です(笑)

「暮れ逢い」カポさんもご覧になってましたね~。
>何故かな?って考えると、ファムファタールは美しいけど、その人に翻弄されるはずの男性が若くてイケメンでしょう?
なるほど~!!
これまでの作品と比べて物足りないわ・・・と思ったのですが、確かに若くてイケメンでは・・・、しかも翻弄度も全然足りませんでしたi-229
リックマンも若き彼を遠くにやってはしまいましたが、とっても素敵な紳士でしたものね。
原作があの「マリー・アントワネット」で有名なツヴァイクと聞いて気になっています。でも原作はこんなに優しいラストではないんですって。

肩と花粉症、お大事にしてくださいね。
またそちらにお邪魔させていただきます。
dot 2016.03.18 15:37 | 編集
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