2016
02.22

「ジョン・ウィック」

ウィック

かって裏社会にその名を轟かせた殺し屋ジョン・ウィック。
愛する女性との生活を選び足を洗ったジョンだったが、ヘレンは病に倒れ帰らぬ人となってしまう。
悲しみに暮れるジョンは、妻からの最後の贈りものであった子犬に希望を見出すのだが・・・・!!


見惚れるほどの、復讐。

というコピーがついていますが、まさに、この映画、最初から最後まで圧巻の復讐劇でした。
“愛する妻から贈られた最後のプレゼント”(=これから生きるための希望)を奪われた男が徹底的に復讐する!!

ものすご~~くシンプルです。
そして、復讐劇というと、そこにいたるまでの(主人公に与えられた苦しみ、悲しみ)をじっくり又は劇的に描いて、
さあ!!思う存分やってくれーーー!!
と観ているこちらも気持ちが充分に高まっているのが普通なのですが、本作ではそうではありませんでした。

もちろん、ロシアンマフィアのバカ息子のやったことは許せないし(デイジーは本当に可愛かった
後半の親友の件では私も怒り高まったのですが
ジョンの復讐っぷりの凄さ、あまりのすさまじさときたら・・・・。
いやいや、これがキアヌでなかったら、正直気持ち最後までついていかなかったかもしれません~。

復讐

キアヌ・リーブスの圧巻のアクション!!と巷では大評判ですし、もちろん、銃さばき+格闘技でマフィアたちをバンバン仕留めていく姿はまさに見惚れるもの。敵を銃で殺すシーンが近い、近い
全編圧倒的なアクションシーンで魅せる映画ではありましたが、
私は、やはりこの映画の大きな勝因は、キアヌ・リーブスの顔だと感じたなぁ
奥さんへの想いや、幸せだったころの思い出もほんの少し(スマホの画像)しか映らない中、
ジョンの悲しみの大きさ、希望を奪われた喪失感を感じさせるのはまさに彼の表情、たたずまいのみ。

キアヌ

この硬質でクールな、孤独があまりにも似合う男に残された唯一の希望を奪い取っちゃったんだーーー
キアヌの顔だからこそ、大きく納得させられちゃったのと言い切ります(いや、笑顔だって似合うと思うし、観たいけどね~

そして、もうひとつ全編マフィアたちを仕留めまくるお話なので殺しのシーンがバンバン出てくるわけですが、意外にも漫画的というか、ファンタジーなんて思ってしまうような、不思議な世界観が面白いのです~。
裏社会の人々が集まる、彼ら御用達コンティネンタルホテル。ホテルでの仕事は厳禁という掟があったり、報酬は金貨だったり。
そんな顔見知りたちが集まる中で、ジョン・ウィックの知られっぷりの凄さにもたびたびニヤリとさせられました。
なにせ、前半のシーンでは警官ですら見て見ぬふりという

マフィアのボスも、息子にやってしまった行いを咎めるんじゃなくって、「相手を選べーー!!」って叱ってるんですもんね。

ミカエル

このボス、ヴィゴを演じていたのがミカエル・ニクビスト
「ミレニアム」シリーズの時から注目してる北欧の素敵オジサマが、ここでは魅力あるけど怖い。貫禄たっぷりの大物ボスぷりを披露してくれましたヨ。

ラストシーンは夜の街、一匹の犬と歩いていくジョンの後姿。
復讐を終えた彼にとって、このワンちゃんが自分で見出したこれからの希望なのでしょうか。
続編がもう撮影されてる(?)そうなので、気になります。
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