2016
01.12

「誘拐の掟」

誘拐の掟

ニューヨーク市警の元刑事である無免許の私立探偵マット・スカダーのもとに、不吉な依頼が舞い込んできた。裕福なドラッグ・ディーラーの美しき妻が何者かに誘拐され、40万ドルの身代金を奪われたうえに、惨たらしい手口で惨殺されたのだ。
スカダーの丹念な調査の結果、正体不明の二人組の犯人は警察に通報できない麻薬関係者の身内ばかりを狙い、血も涙もない凶行を繰り返していることが明らかになる・・・・。
                                 
                                     <公式サイト ストーリーより>  



WOWOWで録画していた『96時間』シリーズ3作品、
まだ観てなかったのに、(勘違いした)主人に消されてしまいました・・・・ううう
でも、いいのサ、これ、借りてたもん

本作のリーアム・ニーソンは(元刑事の)私立探偵。
無免許で、しかも一匹狼。なんの後ろ盾もなく、頼る相棒もない(本作で小さな相棒と出会いますが)。
そんな彼に舞い込んできた依頼が、“わけあり麻薬ディーラー”の身内を狙う誘拐犯を突き止める事!!

この誘拐犯(2人組)が、とにかく酷い
極悪非道、残虐の限り・・・、人質を助ける気なんて最初からサラサラ無し。
奥さんを誘拐されたケニーが、自分の車のトランクで見つけたもの・・・
湖に浮かんでいたナイロン袋・・・

彼らの凶行をあからさまには映像で見せない演出が、逆に、恐ろしさ、そのいかれっぷりを想像させて・・・それはもう、腹立たしくってたまりませんでしたヨ~、あぁ・・・血圧上がる

だけど、そんな二人組に対峙するリーアム演じるマット・スカダーがとにかく渋い。
なぜ刑事を辞めたのか、お酒を断っているのは何故なのか(断酒会のシーンも印象的)、
何かを抱えているのだろう彼だけれど、そこにはもう悶々とした悩みというよりは、年月が経て少し枯れかけた男の哀愁のようなものが漂っているんだよねぇ・・・。
依頼人はワケアリだけど、それを逆手にとった悪人はもっと許せない。
時には「ドジったな・・」と言いながらも、タフで、粘り強く。決して気負わないけど、静かに熱い。
これぞ、ハードボイルド
今度はなんと、少女を誘拐してきた犯人との電話でのやり取りの超強気には、なんとも胸がスーーッとしましたヨ。

それにしても、最後の最後まで緊迫感が途切れないこと!!

相棒

張り詰めた空気の中、少年TJとのシーンには心休まるものがあったり(銃を手にした少年に放ったマットの言葉がまた渋い~)

赤い服の少女

誘拐犯の乗った車の前を、可憐な少女が横切るこのシーンの、鮮やかさ、美しさがなんとも不思議に印象的(あの音楽!)だったり、
冒頭、てっきりラブシーン?と思った場面が実は・・・という・・・、
驚かされる部分も多かった作品でした。

なにより、1999年、2000年を迎える前のNYの雰囲気、携帯も普及してなくて公衆電話を使ったりしてた・・・そういう時代の雰囲気が、このハードボイルドな主人公にぴったり。
ぜひ、これはシリーズ化して欲しいーー!!と思ってしまうくらい、リーアムパパのマット・スカダー、魅力的でした。

そうそう、魅力的と言えば・・・あら!イケメンと気になったケニー役のこの方。

イケメン!

イケメン2

イギリス俳優のダン・スティーブンス。
『ダウントン・アビー』(私は観ていませんが)で大人気で、なんと実写化されたディズニーの『美女と野獣』でエマ・ワトソンちゃん演じるベルのお相手、野獣に大抜擢されたのだとか~。
これは、チェックですねぇ(笑)

そして、マット・スカダーシリーズには、原作があるそう(ローレンス・ブロックの探偵マット・スカダー・シリーズ)なので
ぜひ、読んでみたいと思います~♪
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