2016
01.06

月イチ★クラシック 「吸血鬼ドラキュラ 」

ドラキュラ

ドラキュラ城に新しい司書として雇われたジョナサン・ハーカーだが、
彼の本当の目的は、怖ろしい力を持つドラキュラ伯爵を葬ることだった。

石棺に横たわる女と伯爵の姿を発見したジョナサンは、女の心臓部に力をこめてくいを打ち込むのだが・・・・・。


昨年93歳で亡くなられたクリストファー・リー様を偲んで、
2016年、新春最初の月イチ★クラシックは、1958年のイギリス映画『ドラキュラ』を。

出演作は250本以上!!世界で最も多くの映画に出演した俳優としてギネスブックに記載されているリー様、
私の中では、やはり『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマン役が一番印象深いのだけれど、
36歳で出演した本作のドラキュラ伯爵役で一躍有名となったのは、よく知られているところですね。

ドラキュラ映画の古典中の、古典、
たぶん、昔、むかし~に一度は観ているハズ・・・と思う本作だけど、
こうして改めて観てみると、ヘルシング博士が登場する前に、ハーカーが一人、城を訪ねていたり、
最後には博士と、ハーカーの婚約者の兄アーサーがドラキュラ城へ乗り込んだりと・・・・記憶にないところが結構ありました。

「なんで先に伯爵をやっちゃわないノ!!ハーカー~~!」とか、
「ルーシーの部屋に誰かいなきゃ!!」とか、ツッコミながらも、

リー様演じるドラキュラ伯爵が登場すると、
その独特の風貌がタダモンじゃない・・・オーラを発していて
なんかこう、従わなければならないんじゃないかっていう、そういう気持ちにさせちゃう。

ジョナサン・ハーカーが城を訪れて、最初にドラキュラ伯爵が登場するシーンなんて・・・、
ただ階段の上に立っているだけ・・・なんですヨ、
それなのに、その長身ぶり(193センチ)マントをまとった黒い影がハーカーを見下ろす・・・ただそれだけのシーンにドキッ

あぁ・・・やっぱり怖いワ

そして、ヘルシング博士役のピーター・カッシングって、こんなスレンダーな渋い方だったのね
原作のイメージでもっと年を取った感じを予想していたんだけれど、
眼光鋭い、こちらもドラキュラ伯爵に負けないくらいの強さのオーラが伝わってきました。

ハーカーの婚約者ルーシーの清らかさ、
義姉ミーナの美しさ、ドラキュラ作品を彩るのに相応しい女性たちと、
ニンニク、十字架、そして太陽の光!!
三種の神器(?)もキッチリ。中でも、燭台をクロスさせた十字架が新鮮でしたね~。


90歳を過ぎてもなお、生涯現役で、
魔法使いのようにずっと、ず~~っとその姿を映画の中で見ることが出来るんじゃないかなあ・・・って思わせてくれた
リー様、
悪役、敵役が多かったけど、そのどれもがとても魅力的でした(『三銃士』のロシュフォール、今でも思い出すなぁ)。
こういう方がいるから、映画って面白くなるんだね。
ご冥福を心からお祈りします。

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