2015
11.30

月イチ★クラシック 「ダークスター 」

ダークスター

宇宙に新天地を求める人類のため、探査船ダーク・スター号は、植民地化の邪魔になる不安定惑星を爆破し続け何年も航海を続けていた。
はるかかなたの地球はあまりに遠く、繰り返される爆破作業にマンネリ化さえ覚える乗組員たち・・・。

だが、20号爆弾がレーザーの故障で船体から離脱できないアクシデントが発生してしまう!!
爆発停止の指令を受け付けない20号に打つ手はあるのか・・・!?




面白そうなの、発見~

今月の月イチ★クラシックは、1974年のアメリカ映画。
ジョン・カーペンター監督とダン・オバノン(『エイリアン』の脚本家としても有名)が学生時代に作った短編映画をリメイクした作品です。

地球からはるかかなた離れた宇宙を航行する探査船ダークスター号、
冒頭から、確かに低予算っぽい匂いがプンプン~
宇宙船内の作りにしても、セットというより、どこかの部屋を借りて映したんじゃない?っていうくらいチープなのですが、

観ていくうちに、そんなの全く関係ない~、いやいや、逆にその低予算っぽさが愛おしいヨ・・・と思えちゃう、
斬新な発想やアイディアに溢れたSF映画でした

長い航海に飽きつつある乗組員たち、
ビデオ日記にやるかたない思いをぶつけるも、不穏な言葉は即座に削除されたり、
癒してもらおうとペットとして連れてきたエイリアンに翻弄されたり(笑)

このエイリアンの風貌が、カボチャ模様?みたいなビーチボールにただ鳥の足をくっつけたみたいな、それはもう、なんじゃこれーー!という代物なのですが、
そんなまんまるボール君にまんまと誘導され、エレベーターシャフトの中に閉じ込められちゃう。
上下し始めたエレベーターに、・・・・・・あわや!?とハラハラするんだけど、乗組員のドジさ加減にププッと噴き出しちゃったり。
どうにかしようと手を伸ばしたボタンを押せば、流れてくるのが「セビリアの理髪師」♪ですもん。

乗組員たちのやる気のなさというか、ダラダラ、ゆるゆるっぷり、
船内でのやり取りに呆れつつも、遠く地球を離れ宇宙を漂う彼らになんともいえない切なさも感じちゃう。


斬新な発想は、後半になっても衰えず、
事故で亡くなった船長が、えっという姿で登場したり、
停止命令を受け付けない20号爆弾(コンピューター)には、現象論問答で説得ですヨ!!
なになに、それ~(笑)と思いつつ、残りタイムリミット、ドキドキしちゃうのダ

そして、最後の最後、
このラストシーンにヤラレターー
知る人ぞ、知る、カルトSFとしてこのラストシーンは有名らしいんだけれど、ここでは敢えて(どんなシーンかは)書かないでおこう~っと。

いや、無茶やで~なんて呟きが無粋と思えるほど、凛々しくて、力強い!!美しいラストシーンでした


なんともオカシイ、不思議な、けれど最高に愛おしくなるSF映画に出会えました


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