2015
10.11

「間奏曲はパリで」

間奏曲はパリで

ノルマンディーで、畜産業を営むグサビエとブリジット夫婦。
夫の自慢は品評会で金賞の常連となっている立派な牛たち。
子どもたちも親元を離れ、穏やかな日々の中ちょっと物足りなさをおぼえるブリジットは、ある日、近所のパーティで魅力的なパリジャンの青年スタンと出会う。

皮膚病の診察と嘘をついて、パリへと一人出かけたブリジットはスタンの勤める店へと足を運び・・・・・。

イザベル・ユペールが牧歌的なノルマンディーで牛の世話をする主婦・・・って正直ピンとこない~~って思っていたんだけれど、
夫とともに牛の世話をするその姿、なかなか似合ってます。

ノルマンディ

とはいえ、こんなにキュートでお洒落なんだけどね~(笑)
夫役のジャン=ピエール・ダルッサングザヴィエは、こういう役がぴったり

2人は高校の同級生。
長~~~い付き合いの日々の中、もちろん嫌いになったわけではないけれど、
何かこう、新しい風に当たりたいそんな気持ちになることもあるよネ。

ご近所のパーティーで、パリから来た素敵な青年スタンと、いい感じの時間を過ごしたブリジット。
胸の皮膚病の診察と嘘をついて、おひとりさまでパリへ。

スタンと

スタンと再会できて、さてさてパリでのアバンチュール、いったいどうなるの?とドキドキしちゃけど、パリでの二人はどこかちょっとちぐはぐな感じ。これが意外にも上手くいかなかったのデス。
パーティーの夜はあんなにイイ感じだった、スタン。本をあんな風に破いちゃうシーンには私もガッカリしちゃったナ。

パリで

ところが!!ここで意外な伏兵が登場しちゃいます。
ミカエル・ニクビストが出てるとは、なんて嬉しいサプライズ!!紳士的でチャーミングな北欧紳士という美味しい役柄でますます嬉しい♪

う~ん、それにしてもユペール。失礼ながら今60歳を超えていませんでしたっけ?
それなのに、この綺麗さ、可愛らしさ。どの殿方と並んでも絵になっちゃいますネ。
マンネリ化した夫婦生活から、ちょっと飛び出しておひとりさまの(気になる男性とのデートも画策しちゃってもいる)パリを楽しむ妻・・・っていうと、世の奥様方から(羨ましいけど)それってどうなん~~と言われちゃいそうな役柄なのに、
そんなにイヤな感じじゃないのは、本作の彼女が、キュートでとっても自然体の可愛らしさを持ってるから。

後半は、“夫が妻の嘘に気づいて自分もパリへとやってきた”といういわば王道の展開になるのですが、
ここでよくあるひと騒動だの、ドタバタだのじゃない、
熟年夫婦ならではの、とっても味のある、切なくて優しい姿が見れたこと!これがとっても新鮮で良かったなぁ。
ひとり、オルセーで羊飼いの絵を見つめる姿がなんてグザビエらしいことか!
そして、夫が引き出しに仕舞ってあったその絵を見つけて(夫のゆるしに気づいた)ブリジットの表情の、なんて秀逸だったことか!!

そうそう、パリでグザビエが息子のパフォーマンスを見学するシーンもすごく好き♪
あのトランポリンマイム、感動的でした

ラストの死海のシーンも素敵でした!夫婦っていいな~~ってじんわり。
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