2015
07.26

月イチ★クラシック 「呪われたジェシカ 」

呪われたジェシカ

精神を病んで入院していたジェシカ(ゾーラ・ランバート)は、退院後、NYを離れ、
夫ダンカン(バートン・ヘイマン)と友人のウッディ(ケビン・オコナー)とともに、片田舎の古いお屋敷へと引っ越してきます。

途中出会った住人達のどこか排他的な雰囲気に不安な気持ちをおぼえたジェシカは、
やがて・・・自分だけに聞こえる声や時折見える白い服を着た少女の出現に恐怖を覚えていき・・・・・。



暑過ぎる~~~
・・・・・・と大文字で書いてみたら、よけい、暑苦しいわ~~

この週末も猛暑日でしたねぇ。
こんな日は、ホラーでう~んと涼しくなろう!!!とレンタルしてきたのが、本作『呪われたジェシカ』。
71年の作品ですが、知る人ぞ知る、カルト的なホラー作品だとか。

原題は『ジェシカを死ぬほど怖がらせよう』という意味なんですって。
確かにヒロイン、ジェシカにはさまざまな怖いことが降りかかります・・・。
ですが、血が飛び散ったり、残虐なシーンがあったり・・・そういう派手なホラー的場面はありません。
怖がりの私が、伏せ目になりながらTVを見なければならないような、そういうシーンは無いのですが、

人里離れた田舎の、美しくてのどかなようで・・・
どこかこう、なにかが潜んでいるかのような、そういうじわじわ~くる静かな怖さや、
突然耳に響いてくる、奇妙で耳障りな音楽・・というより“音”、胸がザワザワ~~としてくるんですね。

そして、なにより、ジェシカ自身の持つ、不安定さ・・・、これが本作の持つ、一番の怖さだったように思いました。

無理に浮かべたような、張り付いたその笑顔、
自分はもう大丈夫!治っているんだから・・・、と無理やり浮かべたその笑顔が、逆に、まだ・・彼女自身何か抱えているものがあるのでは?と想像させられてしまう。

そんなジェシカと夫、友人ウッディ、屋敷に住み着いていたバックパッカーのエミリー、
4人の関係が、しだいにギクシャクと、不協和音を奏でていく~。
エミリー役の女優さんの、あの大きな美しい目が、どんどん怖く見えてくるし。
田舎の街の人々の、いったいなぜ?そこまで…と思える嫌~な態度にも不安感が増してきました。


「これは果たして現実なのか、それとも夢なのか・・・・」
独り、ボートで漂いながら・・・呟くジェシカ・・・。

お屋敷で昔あった悲劇の死も、エミリーの正体も、はっきりとは説明されないままなので、
もしかしたら、これはすべて(いまだ精神を病んだ)ジェシカの妄想だったのかしら・・・・、とも思ってしまうような。
最後の最後まで、その不安定さが印象的な作品でした。

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コメント
瞳さん、こんばんは。
ブログのデザイン変わりましたね。
方位磁針&ロマンチックな雰囲気・・で、ふとパイレーツのエリザベスを思い出しました。(最近TV放映してましたね)
サムネイルもあってわかりやすいです(^^
ところでジェシカ・・いや、まだ見てないんですけど;;
とっても気になって、ちょっと覗いたら、
大きな字の「暑過ぎる~~~」が一番に目に入ってきました(笑)
最近は猛暑ですよね;;そんなに日が照ってなくてもじわじわ暑くて;;
どうぞ、体調には気を付けて・・ご家族(お孫ちゃんたちも)と楽しい夏をお過ごしくださいね。
「暑過ぎる~~~」の後に目に入ったのは、『ジェシカを死ぬほど怖がらせよう』。
なんだか肝試しっぽいタイトルですね。夏の風物詩・・。(なのか?笑)
つるばらdot 2015.08.05 21:01 | 編集
>つるばらさん

こんにちは。
ブログのテンプレ、前の結構気に入っているんですけど、こう毎日暑いので(笑)ちょっと気分転換に夏っぽくしてみました~♪
パイレーツ!!
そうなんですヨ、私もこのデザイン見た時「パイレーツ!!」って思いました(笑)TV放映してましたね。DVD持ってるとはいえ、ついつい見てしまう!(^^)!

今日も猛暑でしたね。せめて、夜中だけでも涼しくなってくれ~と思いますよねぇ。
つるばらさんもどうぞ、気を付けてくださいね。

>ご家族(お孫ちゃんたちも)と楽しい夏をお過ごしくださいね
ありがとうございます。
今日からソースケたちがやってくるので賑やかになりそうです。

『ジェシカを死ぬほど怖がらせよう』、そうそう、肝試しっぽいですよね。
原題なんですよ。
昔の作品なので、そんなに派手に怖い作品じゃないし、どちらかというと心理的にじわじわくるタイプです。
ジェシカ自身の不安定さが一番印象的に残りました~。
dot 2015.08.08 16:49 | 編集
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