2015
06.24

「ゾンビ リミット」

Category: WOWOW鑑賞作品
ゾンビリミット

ゾンビウィルスの感染により、多くの人々がソンビとなった世界。
だが、その後、感染しても発症を抑えられるワクチンが発明される
ウィルス感染者は「リターンド」と呼ばれ、毎日定期的にワクチンを打つことでゾンビ化することなく普通の人々と同じように暮らすことが出来るのだ。

しかし、「リターンド」を不安視し、その抹消を図ろうとする動きに加え、ワクチンの在庫が残りわずかだという噂も流れ始め・・・・しだいに不穏な空気が世界を覆い始める・・・・。


↓※ ネタバレしています。未見の方はご注意くださいね。

ゾンビ映画
確かにゾンビが存在する世界を描いた作品。
でも、ビックリするほど、驚くほど、ゾンビの姿は映りません~オドロオドロシイ場面や、血が飛び散ったり、残酷なシーンもとっても少ないんです。
これまでの、ゾンビVS人間の生き残りをかけた戦い・・・そういうゾンビ映画だと思って鑑賞したら全くの肩すかしなのですが、

ゾンビに咬まれてもワクチンさえ毎日打てば、発症することなく、普通の人と同じように生きていくことが出来る「リターンド」と呼ばれる人々と、
未感染?の人々が共存している世界
(もちろん、ワクチンを打てなかった人はゾンビのままなので・・・・ゾンビも存在します)

つまり、これまでのゾンビ映画からもう一歩先に進んだ世界・・・というこのアイディア、世界観がとっても新鮮!
う~ん、こんなゾンビ映画が出来たのか~と唸っちゃいました。

ストーリー自体は、分かりやすく、次の展開も予想できちゃうのですが、
もし、自分が全くの未感染者だったら?とか、リターンドだったら?あるいは、家族、愛する人がリターンドだったら・・・・と、
すごくいろいろ考えてしまいました。
リターンドの存在を社会の不安要素として抹殺しようとする人々、そういう人々の残虐行為を(ゾンビより悪質じゃ・・)酷い・・・!と思いつつも、全く(気持ちが)分からないかというと・・・そうとも言い切れず。

ワクチンの枯渇が(ワクチンによってゾンビ化する人々がいなくなるということは、ゾンビから採取して作るワクチンが減るということ・・・・なんだか、複雑・・・)噂され始めたことによって、
人々が繰り広げ始めるワクチンの争奪。
誰しもが生き残りたい、愛する人を守りたい・・・その思いは時にはエゴとなり、裏切りとなり、醜い争いとなっていく。
サスペンス人間ドラマでした

恋人アレックスを支えるケイト、彼女の強さ、頑張りがなんとも心に響きました。
(警察官相手のあの演技!)

こんなに貯めたのに・・・・

正規のやり方でないとはいえ、コツコツ、こつこつためたワクチン

もしやもしや・・・・?と(あまりにイイ人すぎるようなので)何かあるのでは?と疑ってしまった親友が・・・
やっぱり、コイツーーー
だったのが、なんとも悲し過ぎる~~。
やり方がいやらしすぎて腹が立つーーー。
25年間の友情が、ワクチン(たった)1本だったなんて
せめて・・・せめて、あと1本
奥さんのことを素直に打ち明ければ、絶対仲良く?半分に分けていたと思うヨ、アレックスは優しいもの。


(少女時代の)父母の怖ろしい体験からケイトが下したあまりに辛い決断が、あんな皮肉なことになるなんて
あれは辛すぎますねぇ。

それだけにケイトにはアレックスの分も幸せになって欲しいと思いましたが、彼女の強さは復讐に向かっていた(確かにあの二人は許せないけど)・・・・それが垣間見えたラストシーンがなんとも複雑でした。


WOWOWで、とりあえずタイトルに「ゾンビ・・・・」ついてるから録画しとこ~と軽い気持ちで観た作品でしたが、
(ゾンビが全然怖くない)このゾンビ映画なかなかの見ごたえある作品でした。
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