「厨房で逢いましょう」
![]() | 厨房で逢いましょう (2008/04/23) デーヴィト・シュトリーゾフシャルロット・ロシュ 商品詳細を見る |
孤高の天才料理人グレゴア。彼の料理を口にしたものはその魅惑の味にうっとりと酔いしれる、店の予約は来年まで埋まっている評判ぶりだ。
そんな彼がひとりの女性に思いを寄せる。口下手で人付き合いが苦手なグレゴアが彼女エデンのために出来ることは、至高の料理を用意すること・・。
だが、エデンが毎週グレゴアの厨房を訪ねることを知った夫クサヴァーは・・・。
冒頭から固まりました・・・!!
なぜって何故って、鳥が苦手なのです(汗汗)。
あの羽とかくちばしとか、足とか・・なぜかは分かりませんが小さい時からダメなんです・・。なので、なので、鴨の羽根をむしりながら鴨に(生きてるし!!)話しかける・・あのシーンには、思わず見るのを止めようかと思ったほど。涙目になってしまった・・。
しかし、続いて出てきたあまりにも美しい芸術のような料理皿の数々に思い直しましたよ。
なんて鮮やかで美しい〜、思わず見蕩れてしまいました。
天才料理人グレゴア、まさに料理人、シェフ!!という風貌ですよね。
これまで映画の中で数々のシェフを見てきましたが、これほどシェフそのもの、それ以外には見えない!っていうキャラクターは初めて。
そんな彼が密かに思いを寄せるエデン。
エデン・・・う〜ん、なんて意味深な思わせぶりな名前なんでしょう。
演じるシャロット・ロシェ、キュートでいて、コケティッシュな魅力をもった女優さんです。・・・さんなんですが・・、最初はとっても魅力的だなあと思ってみていた彼女が、なんだかどんどん怖くなってきたのは、私だけでしょうか(苦笑)
グレゴアの作ったチョコレートに魅せられた彼女の、あの押しかけぶりって怖くないですか・・。お店が予約で埋まってて・・でもどうしてもどうしても彼の料理が食べたい・・っていう気持ちは分かるけど。
分かるけど、普通はああは出来ないよねぇ。
彼の料理に魅せられた彼女の食べっぷりは、見ごたえありますが・・一度の味見が毎週のようになり、植木をもって押しかけ、当たり前のように笑顔を浮かべている彼女を見ていると、なんかすごいゴーイングマイウェイというか、自分の世界をあそこまで貫けるんだ・・って。
夫を愛しているのも分かるし、グレゴアのことも大切だって思う気持ちは分かるけど、あんな風に宙ぶらりんな状態で置かれてるグレゴアの気持ちにもきっと気づいているんだろうなあ・・って思うとねぇ。
そんな彼女を見つめるグレゴアの恋心、切ない・・あまりにも切ない。
開きあけては閉じる、グレゴアの口元が・・。
ええ、私、何度もスクリーンに向かって「グレゴア、彼女は止めときなさい、ダメダメ」と言ったんですが・・(涙)
「料理の秘訣は」とエデンに聞かれてグレゴアは「あなただ・・」とそっとつぶやいちゃうんですね。
しかし、後半の展開にはかなりビックリですよ。
強引な手段でグレゴアの料理を食べ、思わず魅了された夫クサヴァーだったから(あのレストランのシーンの、お客さんのうっとりとした表情ときたら〜)いい方向に話がいくのかなあ・・とちょっと安心していたら。
あの暴挙ですから・・。
ええっ!!そうなってしまうのーーー!!っていう驚きプラス・・なんだか腹が立ってきて。
クサヴァーの気持ちも分かるかも・・と思っていたけど、あの「デブ」の連発・・。
しかも、最後の最後まで全然気づいてなかったエデン・・。
おいおい〜、どれだけ自分の世界に浸ってるんだい〜!!
そして、あのラストもねぇ・・。
うーーーーーん。どう取ったらいいのだろうか・・。
やっぱり私には、エデンの微笑が怖い(苦笑)
結局彼女はどんな風に思っているのか・・底知れないなぁ。
ルードウィッヒの姿がまた見えることを嬉しく思いつつも、複雑な思いが残るラストシーンでした。
美味しそうなお料理の数々、でも一番気になるのはやっぱりチョコレートコーラソースかな〜。
お皿を舐めるほどの美味しさ・・ですもんね(笑)
2008/06/27 00:19 | 映画タイトル(た行) | Comment(0) | Trackback(0) Top




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