2015
05.25

「ロスト・フロア」

ロストフロア

別居中の妻の元へ、いつものように子どもたちを学校へと送り届けにきたセバスチャン。
アパートの7階から、子どもたちは階段で・・・、セバスチャンはエレベーターで。
どちらが先に下に着くか競争するというたわいない遊びのはずだったのだが、先に到着したセバスチャンがいくら待っても子どもたちは姿を見せず・・・・そのまま行方不明になってしまう。

なぜ?どこで、どうやって?子どもたちは姿を消してしまったのか。必死に探すセバスチャンだったが・・・。


ベレン・ルエダのロストシリーズ第3弾(「ロスト・アイズ」も「ロスト・ボディ」も強烈でした!)
今回の共演者は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンおお~!!いいですねぇ。

忽然と消えた子どもたち
ならば、ロスト・チルドレンでは?と思ってしまうのですが、フロアです

・・・というのが、この子どもたちが消えてしまった場所が、自分たちの住んでいるアパート、しかも7階から元気に階段を駆け下りていく子どもたちの声が聞こえていたはずなのに・・・・・。
7階から1階までの間に(父親がエレベーターで下へ降りるまでの時間に)いったい何が起こったのか?

何も起こるはずがない!!消えたりするはずがない場所でこんなことが起こってしまったら!!

いやいや~、この胸のザワザワ感・・・、まさか、まさかの気持ちが・・・やがてどんどんと不安感にかわり、
そしてだんだんと(アパートの住人達の)誰もかれもが信じられなくなってゆく。

父親セバスチャンの、驚き、焦り、不安、怒り・・・・、これはもう、すっごく伝わってきました。

そしてこの舞台となっているアパートが、クラシックな造りというか、ちょっと時代物みたいなエレベーター(動き遅し)や、
階段のこの手すりも雰囲気がありました。

階段

見上げたり、見下ろしたり・・・そうした階段のシーンもとても印象的に使われていましたネ。

管理人や、変り者の男、警察官、子どもたちを可愛がっていたという若い女、
そして・・・父親の仕事がらみの相手。
誘拐には必ず警官が絡んでいるんだ・・・なんて台詞があったのには驚きましたが(あちらは何かそういう黒い問題が?)
これね、(チラシには予測不能って書いてますが)意外と誰が黒幕か、たぶん見ていたらピンとくると思います。

なのでやっぱりーーー!!と思ってしまいましたが、
あぁ、でもね、こんな方法取らないで欲しかったな・・・というのが、一番の感想ですヨ。
アカン、あかんわ~。

子どもたちを救うために、これほど強引で、かつ危ない手まで使って頑張るセバスチャンを見ていたら、よけいそう思ってしまいますよねぇ。
(まあ、これまでの彼の暮らしぶりはダメだったみたいですが)、こういうイザ!という時、頼りに出来る男ってなかなかいないんですワ。

真相に気づいたセバスチャンが必死で向かう空港。
ラストの空港でのやりとりは、なんとも複雑な思いがしましたよ・・・・・・
どっちに軍配が上がっても子どもたちの気持ちを思うと

ルカとルナ

2人の子どもたち、可愛かったデス。



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