2014
11.27

月イチ★クラシック「ウィズネルと僕」

ウィズネイルと僕 [Blu-ray]ウィズネイルと僕 [Blu-ray]
(2014/11/05)
リチャード・E・グラント、ポール・マッギャン 他

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1969年、ロンドンのカムデンタウンに住むウィズネイルと僕は、
演劇を学び、才能を秘めながらも(本人談)エージェントからの連絡を待ち続ける売れない役者。

酒とドラッグに溺れるどうしようもない毎日に嫌気が差した僕は、
ウィズネイルの叔父さんモンティが持っている田舎のコテージで素敵な休日を送り、人生をリフレッシュしたいと考えたのだが・・・・。



ひと月に1作品は、昔懐かしい~クラシック作品も観ていきたいなぁという、ただの思いつきから始まった
月イチ★クラシック。

2014年も残り少なくなった今月は、
イギリスで今なお、カルト的な人気を誇る(英国映画協会による「20世紀の映画Best100」中の 29 位 にランクインするなど)というこちらの作品。

「これは完璧な映画だ。僕が死ぬ前に最後に見たい。」なんてジョニー・デップに言わせてしまうのですから、観ないわけにはいきませんゾ。
1987年の作品ですが、日本では今回初パッケージ化だそうです。


60年代の最後に青春を送ったブルース・ロビンソン監督の自伝的な作品だという本作、
(私がイギリスの何を知っているわけでもないけれど)まさにイギリスらしさに溢れた作品だと感じました。

皮肉とユーモア、可笑しいのに哀しい。
そう、まさに空もどんよりと雨模様。からっと晴れた空など見られませんでした、二人が訪ねた湖水地方でさえ、曇り後雨

呑んで酔っ払って、ハイになって・・・、言動もおかしい僕とウィズネル。
僕の方が若干マシだけど、2人がつるむととにかくオカシナことになってしまう

アパートの山積みになった食器の下に潜んでいるらしい化け物(ネズミ?)と格闘したり、
いちゃもんつけられた男に突っかかってみれば逆に凄まれてしゅるるるる・・・・・ションボリ
ウソをついてただ酒にあり付いたり、空威張りしたり、逃げ回ったり・・・。
とにかくとんでもなくカッコ悪い2人なのダ(あんなにお酒飲んでるのにウィズネルの逃げ足の早さ&いつだって要領悪い方にいっちゃう僕)。

田舎のコテージに来てみれば、のどかなはずが(天気も雨)食べ物や薪を頼もうとしても冷たく断られ、
あぁ、癒されるはずの田舎の休日の辛さよ(苦笑)
ニワトリのシーンは、鳥の苦手な私には・・・ひぇ~~

そしてそこにウィズネルの叔父さんモンティ登場~~僕ピンチ~~

とにかくいろんなシーンに笑いがある映画なんだけど、観ている時はそんなに笑えなかったシーンが観終わってからいろいろ思い出して可笑しくなってくる。
そんな不思議な作品でもあるんです。また観たいなって思わせる。

オイオイ~って言いたくなるような二人の言動(特にウィズネル)に、ええ~~っと思いながらも、思い出すとじわじわ~~っと何かがこみ上げてくる。
もう戻ってこない青春とか、友だちとか。
私の青春は(もちろん)こんなじゃないけれど、全くなにも共通点はないけれど、
それでもなにか無防備だったり、まわりから見たらオカシナことにこだわっていたりした、そんな遠い日を思い出させるのよねぇ、不思議。

一人残されたウィズネルが、(また雨の中)ハムレットの台詞をつぶやく、哀しさ、寂しさ。
う~ん、これなんとも言えませんネ。

ほとんどお酒ばかり飲んでる二人でしたが、(酔い覚ましに)乱入したカフェで、テーブルの上のスコーンを割ってぱくついたり、
アパートに戻ってパンに塗っていたのはマーマレードだったり・・と、
イギリスらしいシーンもバッチリありましたよ~(笑)

Teaも飲んで欲しかったな(紅茶のシーンがある映画に入れたかったわ)。
洗ってあるカップがないので、スープ皿でコーヒーを飲んでるシーンはありましたっけ
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コメント
さっき、ちょーど見ました(笑)
いい映画でした。
カズシットdot 2014.12.31 02:58 | 編集
>カズシットさん

こんにちは~。
ご覧になったのですね。
しみじみ、いろいろ思い出す映画ですね。忘れがたい映画・・っていったらいいでしょうか。

コメントありがとうございます。
dot 2015.01.02 14:39 | 編集
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