2014
11.18

「超高速! 参勤交代」

超高速


江戸時代、8代将軍・徳川吉宗の時代。
参勤交代を無事終え、故郷に帰ってきた磐城国湯長谷藩のもとに、なんと!再びすぐに「5日以内に参勤交代せよ!」との書状が江戸より届く。
藩内の金山(金の出ない金山)略奪を狙う老中松平信祝の陰謀であった・・・。

金も時間もない湯長谷藩、しかし、命令に従わなければ藩はおとり潰しになってしまう。
藩主内藤政醇は、隠れ忍び雲隠段蔵を道先案内役として雇い、家臣6名を引き連れ、奇想天外な作戦に出る!!

参勤交代とは・・・
江戸幕府の大名統制策の一つ。
原則として一年交代で、諸大名を江戸と領地とに居住させた制度。
1635年の武家諸法度改定により制度化。
往復や江戸屋敷の経費は大名財政を圧迫したが,交通の発達や文化の全国的な交流をうながすなど各方面に影響を与えた。

                                       三省堂 大辞林 より




ブログに邦画の感想挙げるの、ものすごーーく久々かももしや、今年は初
いやいや、邦画キライじゃないのヨ、ただ、観たい洋画が多すぎるだけ~~

この作品は、劇場で予告観た時、蔵さんのとぼけた表情がとっても可笑しくて、しかも「超高速!」なんてタイトルも面白いわ~♪と気になっていたのでした。

西島さんもいいけど、蔵さんもいいよねぇ癒される~(笑)
そう、佐々木蔵之介さんが本作で演じるのは、貧乏藩の藩主、人が良くって、大根の漬物が好きで、小さい時の厳しいしつけから(暗い~)狭い場所が大の苦手。
おおらかで、民に愛されるちょっととぼけた殿さまを慕い、藩愛に燃える家臣たちもみんなそれぞれいい味です。
特に、困った時には知恵を出せ!とみなに頼られる責められる家老を演じる西村雅彦さん、相変らず面白い~(笑)

行列を披露する場所でだけ見せておいてあとは山道を行ったり、
行列の人数が少ないのを(何度も繰り返し)戻ってきて多く見せたり、
大きな藩の参勤交代の列を横切るために、飛脚に変装したり・・と、
飛び出す奇想天外な作戦にぷぷぷ~(笑)と笑いながらも

もうだめか・・・と思った時に助けてくれたのが、政醇が飢饉のときにコメを送って援助した藩だったり、
わけありの、隠れ忍び雲隠段蔵の気持ちを動かしたのが、土がいっぱいついた(貧乏藩の)小銭だったり・・、
じんわり~、ほろり・・と泣かされました。

頑張れーー、湯長谷藩!!
陣内孝則さんが演じる松平信祝が、そりゃあもう憎らしくて・・・上手い。
内藤政醇と松平信祝、二人の鯛の食べ方の違いが、そのまま人柄をあらわしているかのようでしたヨ。

殿様


家臣たちがボロッぼろ(ザンバラ髪の西村さんのシーンに爆笑)になっている時に、
ちゃっかり?宿屋のお咲きといい感じになっちゃたお殿様
このあと、とってもカッコいい殺陣のシーンにシビレマス。
やまびこの術(ぷぷっ)だけじゃないのねぇ

家臣たちの武芸立つ見せ場もちゃんとありました(敵のニンジャ、多すぎですが)。

えええーーー泣かせておいてあらまあ~と拍子抜けするところとか、
ご家老さまたちとのシーンにお咲きはいらんかな・・と思うところとかあったけど、

ハッピーエンドで湯長谷藩バンザイ(笑)

そして、本作いろんなところで、いわき(福島)=東北へのエールを感じた作品でもありました。
「いわきの土を、けがすなよ、永遠にな」将軍のこの言葉、なんとも重く響きました。

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