2008
06.13

「ランボー 最後の戦場」

ランボー

アフガニスタンの戦闘から20年・・・、ジョン・ランボーはタイ北部の村でひとり静かに暮らしていた。
そんなある日、ミャンマーの軍事政権によって迫害を受けているカレン族を支援したいというアメリカのキリスト教団体が、彼に現地までボートでの案内を頼んでくる。
すげなく断ったランボーだったが、彼らのひとりサラは諦めようとはしない。
彼女のまっすぐな情熱はやがて眠ってきたランボーの心を動かし・・・・。


公式サイトは、こちら

20年ぶりのランボー、これが最後の戦いだとか・・(しかし、すでに続編の噂も・・?)
残酷なシーンが多いという噂を聞いて、どうしよう~と思いつつ。
やはりシリーズ全てを劇場で観てきたので、ここは最後まで・・と夫婦でランボー最後の雄姿を見てきました。

冒頭、あの懐かしいテーマソングが流れると、早くもうるっとなってしまいましたよ。

世界の最も危険な場所で戦うことを余儀なくされるランボー、今回の舞台はミャンマーです。
しかし・・・迫害シーンは、すごかった・・。
こんなに酷いことが実際にも行われているなんて・・・。
あまりにも残酷なシーンがこれでもか、これでもかと繰り広げれる様子の凄まじさには、言葉も出てきません・・。


今回、眠っていたランボーの心を揺り動かしたのは、迫害される村人のために何かをしたいという信念を持つ女性サラ。
魅力的だと思うけど、でも初めて出会って会話を何度か交わしただけで、ランボーが心を動かされる・・ていう設定はちょっと無理があるかなあ・・って感じました。
もっともっと、ランボーの心を揺るがすような、何かが欲しかったかな。
というか・・・ランボーってあんなに喋りましたっけ?(汗)
しゃべらないと・・成り立たない部分なんだけど、ランボーにはやはり、あの目で語って欲しい。
圧倒的な戦闘能力で、たったひとり敵に向かってゆく・・そこがランボーの魅力ですが、もうひとつ。彼に惹かれるのは、あの「目」なんですよね。
どんなに戦闘で敵を倒しても、空しさは変わらない、何も変えることはできない、自分自身の戦闘マシーンという姿に向き合うだけ・・。
悲しみと孤独に満ちた瞳・・、今回もちゃんと健在だったと思うだけに、あんなに喋らなくてもなあ・・などと思ってしまったのですよ(まあ、でも最後ということだから・・・)

それに、サラたちが丸腰であの地域に入ってゆく・・という行為、私にはどうしても無謀と思えて・・。
迫害をうける村人達のために何かをしたい・・その気持ちは素晴らしいと思うし、何かを変えることができるという志は捨ててはいけないものだと思うけど。
ランボーの「何も変わらない」という言葉にも現実の重さがずしーんと感じられて。

たった一人で敵に向かってゆくそれが信条のランボーに今回は仲間がいます。
仲間といっても、いわくつき・・って感じですが。
荒くれ傭兵たち・・。彼らがとても個性的でした。特に隊長的存在でお金のためにだけ仕事をやっているというルイスとただひとり、ランボーを支持するスクールボーイ。
眼光鋭いルイスさんの容貌も味があるし、スクールボーイ・・・。彼がとっても素敵なんですよ・・・!
いや、まさかランボーシリーズにこんなイケメン仲間が登場するとは思わなかったので、私は彼がもう、気になって気になって(だってほら、ランボーは絶対やられないと思うから・・ね)。

森を走って走って・・・いつのまにか、敵の後ろに立っている!あの戦闘能力の凄まじさはランボー健在でしたね。
そして、やはり、どんなに敵を倒しても喜びなど感じることがない、戦いの空しさと悲しみを感じるラストも、しっかりと健在でした。
ただ、今回は最後に郷里に戻ってゆくランボーの姿がありました。
何十年ぶりのアメリカの地は、彼にどう映ったことでしょう・・。

シリーズの1作目を思い出してしまいました・・。

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コメント
瞳さん、こんにちは^^
「ランボー 最後の戦場」このシリーズを最初から
観てきた人には格別の想いがあるでしょうね。
私も劇場で観たいと思っています。
かなり血なまぐさい場面も多々あるようですが、
気を引き締めて観賞したいと思います^^;
ポチdot 2008.06.15 19:46 | 編集
>ポチさん
こちらにもコメントありがとうございます。
そうなんですよ、やっぱりシリーズずっと劇場で観てきたので最後まで・・って思いますよね。

今回確かに酷いシーンがたくさんあって(涙)、固まってしまいました。
スタローンがインタビューでもっとそういうシーンを減らしたほうが興行的には良かったのだろうけど、リアル感を伝えたかった・・って言ってましたね。
ポチさんもぜひランボーの最後(?)の戦いをご覧になってくてくださいね。
dot 2008.06.17 01:15 | 編集
瞳さんの過去の記事を読ませてもらってます。で、次はコレ。前にも書いたけどDVD、CDはフリコンプしてます。

『ランボー』1982年 アメリカ映画 テッド・コチェフ監督
第一作は私がまだ高校生でした。友人と、確かお正月映画だったような・・・。
色々逸話があって、トラウトマン大佐は当初リチャード・クレンナではなかった事。ランボーがトラウトマンに撃ち殺される別ラストも存在する事。シリーズ化を見越してラストを変えたらしいです。

『ランボー 怒りの脱出』1985年 アメリカ映画 ジョルジュ・パン・コストマス監督
これはジュリー・ニクソン演じるベトナム現地人コー・バオの存在が大きいですね。確か元ミス・ハワイだったとか。『K2』というエベレスト征服の映画にも出てました。

『ランボー3 怒りのアフガン』 1988年 アメリカ映画 ピーター・マクドナルド監督
結構繰り返し観てます。最初のスティック・ファイトと洞窟のシーンが良かったなぁ。

『ランボー 最後の戦場』2008年 アメリカ映画 シルベスター・スタローン監督
20年ぶりに続編が出来ると聞いて、かなり楽しみでした。残虐性ゆえ劇場ではR15指定、恐らくTV放映は無理。DVDも通常よりかなり遅れてリリースされましたね。ただ原作者デヴィッド・モレルの『一人だけの軍隊』は、もともとこのような残虐性にみちたストーリーだったらしいです。原点に戻ったということです。
私的には、かなり納得のいくラストでした。第1作で、もしあの保安官に絡まれなかったら、戦友の死を知ったランボーはそのまま故郷に戻っていたかもしれませんね。行くべきところに落ち着いたって感じです。
NARCYdot 2010.03.22 12:30 | 編集
>NARCYさん
こちらも読んでくださったのですね!ありがとうございます♪

おお!よくご存知ですね~!!
当初はリチャード・クレンナじゃなかったのですね。
クレンナになって良かった♪ 結構好きです♪
「ランボー」1のラストを初めて観た時の衝撃は今でも記憶に残っているのですが・・そんな別ラストがあったとは!

コー・バオ印象的でしたね。彼女のお守りを首につけるシーンに胸が熱くなりました。
3のスティック・ファイトと洞窟のシーン、そうでしたね~!!私も憶えています。
『ランボー 最後の戦場』
ランボーがまた作られる・・と聞いた時は、大丈夫かしら・・って思ったんですよ、失礼ながらi-229
でもアクションシーンも良かったですよね。
ランボーシリーズは、よくTVで放映されますけど、これは無理でしょうか、やはり。
>『一人だけの軍隊』は、もともとこのような残虐性にみちたストーリーだったらしいです。原点に戻ったということです
そうなんですね~!!確かに戦場では、恐ろしいですけどこういうことが起こってしまうんですよね

郷里に戻ってゆくランボーの姿、そうでしたね、私もシリーズ1作目を思い出しました。
あの時、あの保安官でなかったら・・。

さて、続編ってどうなんでしょう?もう、さすがに無いでしょうか。
dot 2010.03.22 20:41 | 編集
私的には、もう作って欲しくないんですよねぇ。でも製作中らしいよ。噂ではサラが再び出るのと、ミッキ-・ロークがどーのこーのとか・・・。
どこまで本当か判りませんが(笑)
NARCYdot 2010.03.22 21:33 | 編集
>NARCYさん
シリーズ1作目を思い出すこのラストで終わりとして欲しいですよね。
むむ・・でも作ってるのね~~i-237

ミッキー・ロークが・・・!?
う~ん、だけど完成したら、やっぱり見に行ってしまうかも~(笑)
dot 2010.03.24 20:41 | 編集
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