2014
11.02

「ザ・イースト」

イースト

環境汚染や健康被害をもたらす企業を標的に、「目には目を」と過激な報復活動を行う環境テロリスト集団「イースト」。
テロからクライアント企業を守る諜報会社に所属する元FBI捜査官のジェーンはサラと名前を偽り、「イースト」に潜入する。

過激な行為には賛同できないまでも、次第にその理念に正当性を感じるようになってゆくサラ(ジェーン)は、カリスマ性をもつリーダーのベンジーにも心ひかれていくのだが・・・・。


↓※ 少しネタバレしています。未見の方はご注意くださいね。

「アナザー プラネット」(2011年)で、こんなに綺麗でなおかつ、オリジナリティー溢れた脚本も手掛ける才女が存在するなんて~と俄然注目したブリット・マーリング。
本作も製作・脚本(共同脚本)・主演を兼ねた活躍ぶり。

そして、本作も期待にたがわない面白さで、作品を見逃せない女優さん入り決定です

環境テロ集団にスパイとして入り込むという、これまでにない設定にまず驚かされました(企業をテロから守る会社もあるんだ)。

企業のこういう行為を知ったら自分だったらどうするだろう?
すごく考えさせられますよね。
薬の副作用であんな目にあったら酷すぎる~、だけど、シャンパンの中にクスリを入れちゃう、「目には目を」のやり方は・・・う~ん、やっぱり無理
上司に報告してもその企業はクライアントじゃないから・・と取り上げられないところのリアルさや、
企業もイーストもどちらも完全な悪や善とは言えないんじゃないか・・と感じる複雑さ。

そんな社会派作品としての、しっかりとした問題提起を掲げつつ、
固い作品かというとそうではなくって、
サラのスパイ行為が露見しちゃうんじゃないか?というハラハラ感やスリル、任務と正義感との間に揺れる思い、
ベンジーとの関係にドキドキという、映画的な面白さもしっかりあるところが良かったわ~。

拘束着を着ての食事・・・、何アレ?テストみたいなやり方はイヤ~、
なのに彼らのやり方を見て「あ、なるほど~~」と思ってしまった私はもしや洗脳されやすい

イースト2

このゲームも「アヤシイよ~~」と思いつつも、仲間内の立ち位置みたいなものや、サラとベンジーの微妙な駆け引き?をココで見せてて上手いよね。


イースト3

いや、しかし、ブリット・マーリングって好きだなぁ
キリッとしてて透明感あって・・・綺麗~。

イースト4

ベンジー役のアレキサンダー・スカルスガルド、ステランパパにこんな素敵な息子さんがいたんだーー
目がすっごく印象的
こんなワイルドな風貌が、パーティーに潜入するときにはバッチリスマートに決めてきて・・・サラのビックリぶりがとっても自然でした。

エレン・ペイジが演じたイジーやルカ、ドク、登場人物たちがみんなしっかりと現実味を持って感じられたのもいいですね。
同じ集団にいても、それぞれ感じ方ややり方もズレてきてしまう・・そういう部分もリアルでした。

イーストの3番目の標的、これも全くの予想外でビックリ。
最後の最後までハラハラさせられましたヨ。
そして、これまた予想していなかった、自分なりのやり方で正義を貫こうとするジェーンの姿。
てっきりベンジーと一緒に・・なぁんて思ってた私の中途半端な甘さは粉砕されました。気持ちいい覚悟でした。


IMG_2344.jpg

IMG_2345.jpg

サラがキルトをまとったシーン。
映画の中に登場するキルトをチェックしているお友だちのために(笑)
こんな柄でしたよ~(*^_^*)
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問題提起を含んだ硬派なサスペンス THE EAST 監督:ザル・バトマングリッジ 製作:2013年 アメリカ 脚本:ザル・バトマングリッジ ブリット・マーリング 上映時間:116分 出演:*ブリット・マーリング *アレキサンダー・スカルスガルド *エレン・ペイジ *パトリシア・クラークソン 任務か正義かーーその選択はあなたの心を震わせる ロサンゼルス・タイ...
ザ・イースト dot RockingChairで映画鑑賞dot 2014.11.06 16:26
コメント
瞳さん、こんにちは。
キルトの写真をどうも有難うございました!
あちらのBBS読んで、先にこちらにお邪魔しました(^^ゞ
四角繋ぎのこんなのだったんですね~思っていたよりも淡くて優しい感じでした。(自分の記憶って・・)
森が出る物語には、キルト出る率高い感じがします。

ところで、これ、内容も面白かったですね。
企業に対する報復の方法はひどかったけど、
正攻法では太刀打ち出来ないと判ってる所がなんとも・・見ていて悶々としたけど・・。
マーリングちゃん、今回も良かったですね~。
ちゃん付けするのが失礼に感じる程の才女ぶりで、
そんな中身が外見にも自然と表れてる感じでとっても素敵。
また他の作品も公開待機してるらしいので楽しみですね。
つるばらdot 2014.11.06 15:46 | 編集
瞳さん、こんにちは!
瞳さんも「アナザープラネット」をご覧になってたんですね。
美貌と知性の両方を併せ持つ貴重な女優さんですね~☆
クールだけじゃなく、ラブシーンもやったりして人間味もあるのよね。
何かしら考えさせられる作品を作る所が、若いのに凄いですよね~

あの集団の方向性はちょっと激しいけど全く否定は出来ない・・・(^^;
だけどやっぱり違うんじゃないかと思ったり。
イジーなどは個人的復讐になっちゃってたのが残念でした。
それから、食事やゲームのシーンは、なんか不気味だったけど、
へ~って興味を持って見入ってしまいました。(^▽^;)

完全な善や悪でないものが世の中には多くて複雑ですよね~
でも企業の不正に対処する彼女なりの結論を
最後に出していたのは爽快でしたね。
YANdot 2014.11.06 16:24 | 編集
(つづき)
書き忘れです;;
「キルトの出る映画」から、こちらのページにリンクさせて貰ってもいいでしょうか?
やはり写真があるとわかりやすいので。
どうぞ宜しくお願いします。
つるばらdot 2014.11.06 17:05 | 編集
>つるばらさん

こんばんは。
いえいえ、どういたしまして♪
暗い森の中に、淡~い色のキルトをふわっとまとった彼女、いっそう綺麗に見えましたね。
森とキルトの関係、おお、そうですね!確かに森とキルト、お似合いです(*^_^*)

どうぞ、どうぞ、私の写真で良かったらリンク貼ってくださいね~。

特典を見たらマーリングちゃん、こういった集団(環境テロではないけど)の中に飛び込んでみた時期があったとか。
あのゲームとか、そういう体験がもとになっているのかしら。

そうなんですよね。まともにやりあっても敵わないとわかってるところが歯がゆいんだけど、
かといって目には目を!的なやり方も・・・といろいろ考えちゃいますよね。
そんな中で彼女が出した解決方法が、彼女らしくて、そこはとっても素直に清々しく感じました。

これからも絶対出演作をチェックしたいですよねぇ!!
次回作、待機中なのね。楽しみです~♪

dot 2014.11.06 18:53 | 編集
> YANさん

こんばんは。
はい、「アナザープラネット」すごく良かったですよね!!
この時に、こんな若い才女がいるなんて!と驚きました。
そうそう、そうなんですよね。知的っていうだけじゃないんですよね。「アナザープラネット」でも本作でもラブシーンも情熱的でとっても人間味がありますよね。

>あの集団の方向性はちょっと激しいけど全く否定は出来ない・・・(^^;
だけどやっぱり違うんじゃないかと思ったり。
うんうん、私もそう感じながら観てました。もっとほかの方法とかでやって欲しいと思いながらも、何ができるかといったら難しいんですよね。

>それから、食事やゲームのシーンは、なんか不気味だったけど、
へ~って興味を持って見入ってしまいました。(^▽^;)
わぁっ、一緒ですよ(笑)
口にくわえたスプーンを隣の人の為に使うっていうところなんて「なるほど!!」って。

はっきり白か黒か・・ってわけられないことの方が多い世の中です。
むしろ、いろいろ入り混じって複雑ですが、それでも自分なりの意志や考えを持っていなければいけないなあと考えさせられました。

さらりと描かれたラストシーンでしたが、気持ち良かったですね。
dot 2014.11.06 20:26 | 編集
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