2014
08.20

「クロニクル」

クロニクル

職を失った父親から暴力を受け、母は病気で寝たきり・・・。
高校でも友人のいないアンドリューは、そんな冴えない生活のすべてを中古カメラに語りかけながら記録(クロニクル)している。

ある日、従兄弟のマットに連れられてパーティーへと出かけたアンドリューが、マットとアメフト部の人気者スティーブと3人で近くに出来た不思議な穴の中に入っていくと・・・・


『アメージング・スパイダーマン2』を観て、デイン・デハーン君のこの作品も絶対観たい~!と思ってました。

超能力を手にした3人の高校生、
そのくらいしか予備知識は無かったのですが、いろんな意味で驚かされた作品ですネ。

超能力=SF映画かと思ったら、あらら?意外にしっかりと青春、友情もの。
けれど、青春ものだと思ったら、最後には驚きのSFアクションが~

ストーリーはとてもシンプルなのですが、そのシンプルさが逆にとても素直に、アンドリューや、マットや、スティーブの気持ちを伝えてくるし、
なにより、出演者が撮っているカメラの画像を使うという(POV映画っていうんですって)この作り
上手く考えましたねぇ。


kamera.jpg

実はこういう映像、落ち着かないし、ちょっとイライラしちゃうので本来なら好きではないのですが、
この作品では、このカメラの存在がただたんにリアルだとか臨場感あるという映像の部分だけでない、
アンドリューというキャラクターにしっかりと繋がっている「ひとつのキーパーソン」的なものとして使われていたことが印象的でした。

自分と人との間に、カメラを置くことによってなんとか安心感を得ていたアンドリュー、
そんな彼が、能力を手にしたことによってしだいに自信を得てゆくと、カメラは徐々に彼の手から離れてゆく・・。
(最初は能力で宙に浮かせて撮ったり・・・・やがてカメラ係はマットになっていきましたよね~)
けれど、後半アンドリューの暴走が加速するにつれ、カメラは周囲ではなく、自身を記録することでより昂揚感が高まっていく。


それにしてもあの能力でやることが、最初はスカートめくりだったり、駐車場の車を動かしてイタズラしたり・・・
世界征服なんて言わないところがいかにも高校生らしくってリアル

タレントショーでのマジックも楽しかった~。
あのまま、彼女とうまくいけば、それがいい思い出になって、自信も持てて・・・だっただろうと思うのに、
大失敗
だけど、そんなの気にしなくていいのサ~!!(学校のみんなに言いふらすような嫌~な女の子だし)と言いたいけれど、
高校生の彼にとっては大ショックだし、父さんはあんなだし母親の薬代もどうにかしなくちゃ・・・で。
自分はこんなにスゴイ能力を持っているのに、なぜ、こんな風に生きなくてはいけないんだーー!という悔しさ、
フラストレーション。

デイン・デハーン君って、ダークっぽい表情がまた似合うからドキッとしてしまう。

マットやスティーブは絶対彼のことを心配していたと思うし、3人であんなに楽しそうだっただけに
後半からラストにかけての展開が悲しい~~


ビックリ

まあ!だけど、この空中バトルシーンにはビックリ~!!
まさか、こんなSFアクションシーンが出てくるとは・・・中盤まで全く予想していませんでしたヨ。
マントやコスチュームをつけていない、普通の若者が、あんな風に空を飛ぶ姿って、結構衝撃的ですよね。


従兄弟のマット、実は登場した時から結構気になっていたキャラでした(哲学者の言葉を引用したりしていたし)。
なんとかアンドリューを救いたいという彼の気持ち、アンドリューに伝わって欲しかった~
ラストシーンでもカメラが登場、アンドリューに語りかけるマットの言葉に泣けちゃいます。


なんと!続編あるって聞きましたヨ。
う~ん、今度はどんな物語になるのでしょう。



トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/739-bbcf6767
トラックバック
学園ものが思いもよらない大ごとへ! 哀しい破壊衝動・・・ CHRONICLE 監督:ジョシュ・トランク 製作:2012年 アメリカ 上映時間:84分 出演:*デイン・デハーン *アレックス・ラッセル  *マイケル・B・ジョーダン 手にしてはいけない能力。目にしてはいけない映像。 高校では、友達のいないいじめられっ子。 家庭では、重病の母と酒浸りで暴力を...
クロニクル dot RockingChairで映画鑑賞dot 2014.08.23 18:12
コメント
瞳さん、こんにちは!
これ好きな作品です~☆
青春の切なさが独特な世界観で描かれていたし、
後半の展開には意外性もあって、印象に残ってます!

そうそう、カメラの存在がアンドリューの心の変化と
きっちり結び付いて、距離も変化していきましたよね~
けっこう細やかに若者の孤独感や破壊衝動などの
心情を描写してた作品だと思います。

そういう学園物かと思いきや、後半の空中バトルには
ほんとビックリでしたよ(°□°;) ええ~~って感じでした!

瞳さんはマットがお気に入りでしたか。
じゃあ続編にも期待しますよね。
私はデイン・デハーン君がいない続編なんて・・・と思っちゃいます。
YANdot 2014.08.23 18:09 | 編集
>YANさん

おはようございます。
レス遅くなってごめんなさい~。
お盆はお忙しかったですか。

YANさんもこの作品ご覧になっていたんですね。仕事終わったら感想読みに伺わなきゃ!!

そうでしたね~!!
独特の世界観でした!後半の展開にも驚かされましたね。

カメラとアンドリューの距離感も細やかに、上手く使ってあるなぁと思いました。そのあたりが普通のpov作品とは違うところでしたね。

マット!続編にも出るのね~!!
デイン・デハーン君は、この役ぴったり。
繊細で壊れそうで、でもダークな部分も持ち合わせているとこととっても良かったですよね。
彼がとても心配で心配で、そのせいもあってか、普通っぽい(地味な 笑)マット目線で見ちゃいました(笑)
マットに気になる彼女がいるのに、アンドリューには特定の(気になる)彼女が登場しないっていうところも、普通と違いましたね。

デハーン君いないけど、続編YANさんも観てね~!(^^)!

dot 2014.08.26 08:50 | 編集
お邪魔します~~
私もこの映画好き。ポルカさんのところで
劇場鑑賞したと聞いたときから
観たいな~~って思っていたの。
予備知識なかったから後半の展開にはびっくり。

<あのまま、彼女とうまくいけば、それがいい思い出になって、自信も持てて・・・だっただろうと思うのに、
大失敗だけど、そんなの気にしなくていいの>

うんうん・・・私もそう思うわ。
まだまだ未来あるじゃん・・て思うけど
若い時って、思いつめちゃうのかな。
不憫だわ

続編あるのね。
楽しみ~~
スパイダーマンもみなきゃ・・。
みみこdot 2014.08.31 14:23 | 編集
>みみこさん

こんばんは~。
ポルカさんは劇場鑑賞だったのね~♪
後半の展開、特に見ごたえあったでしょうね。

私もあんな風な展開になるとは、全然知らなかったからビックリでした。

若さゆえ、思いこんじゃうところってあるよね(遠い日・・・苦笑)
しかもアンドリュー、ああいう家庭環境だったから(涙)
マットもスティーブンも彼のこと、ホントに心配してたと思うのに・・、ああいうことになって悲しかったわ。

続編、あるんですって!!
楽しみですよね。
「アメージング・スパイダーマン」のデハーン君も存在感バッチリでしたよ~♪

これからどんどん出演作見ていきたいな。
dot 2014.09.01 20:12 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top