2014
06.03

「男と女 真夜中のパリ」

真夜中のパリ2

真夜中のパリ。
スシ・バーで出会ったジュリーとギョーム。
雨の中車が故障したため、タクシーを呼ぼうとうするジュリーだがあいにくタクシーはつかまらない。
店にいた男性客ギョームは、彼女を追うと、自分のバイクに乗らないかと誘うのだが・・・・。



今月WOWOWでは、劇場未公開、未ソフト化のフランス映画を取り上げた
フランス月間!2014[ジャパンプレミア編]なんていう嬉しい企画をやってます~!!

で、まずは本作をチェック~

え~っと、ざっくり言うと、“真夜中のパリでたまたま出会った女性に、男が必死でモーションをかけるお話・・・”です。
あぁ、身も蓋もない言い方だわ

いや、でもホントそうなんだけど、
パリの、しかも真夜中に、切ない目をしたイケメンの男と、憂いをおびた美女という、そのまま絵になる二人を登場させながら、
決して、お洒落に、素敵に、スマートには撮ってない・・・っていうところが、この映画の面白いところなんじゃないかって思いました。

パリの街でどんなお店が真夜中にも開いているのか、全然分かりませんが、
出会いのスシ・バー「トラ」も(ジュリーは熱燗にご飯!)
ピザが食べたい~♪とジュリーがルッコラピザを頬張ったお店も、
踊るジュリーをギョームが見つめ続けるクラブも、

どちらかというと、決して高そうでも、お洒落でもないような気がする。
店員さんたちも不思議な雰囲気~(嫌いじゃないわ)、
バイク乗れば、何度も警察官たちに呼び止められ、ジュリーを送っていけば、近所のオジサンに怪しまれ、
なんだか、全然スマートでも、スムーズにも進まない、ギョームの口説きっぷり。

(途中で分かるけど)人妻であるジュリーは、もちろんギョームの誘いには乗れないんだけど・・・、でもどこか気になってしまう。
そっと顔を寄せ合ったりする二人の、それでもキスはしないのね・・という、なんとも微妙な距離感のまま、
あぁ、夜は更けていく・・・

ギョームを演じているラファエロ・ペルソナ、ドロンの再来と話題になってる人気俳優さんですって
昔、むかし、ドロンを初めて見た時のような強烈な魅力は感じなかったけど、
確かにハンサム細い顎、長い睫、切なく見つめる瞳。
これはほかの作品も観てしっかりチェックしたいイケメンですネ。

ジュリーを演じるジュリー・ガイエも綺麗ですね~。
ギョームに顔を近づけられ、「そんなに近くで見たら隈が分かる・・」なんて台詞がありましたが、
いやいや、一晩中あんなに素敵にいられるとは・・・・・

「私のこと、知らないのに・・・」と言うジュリーに、ギョームは仕事のこと、家族のこと、これまでのこと・・を話していく。
ここでもやっぱり、カッコよくなく、挫折を知った人生を素直に打ち明けた彼。

別れ際の、長い長いキスに彼女はどんな気持ちを込めたんだろう・・・。
もしかしたら、恋でも、愛でもないのかもしれない、傷つきながらも生きている・・・彼女自身と同じように・・・。そんな彼への
不思議な共感、惹かれる気持ち・・・?
おお~!ついにキス・・・っていうシーンのはずなのに、どこか切ないのは、もうパリが夜明けを迎えていたから
それにしても、あんなに長いキスシーン、久々に観ましたヨ



翌日の約束、スシ・バーで待つギョームを向かいの窓から見つめるジュリー。
あぁ、二人は結局どうなったのか、はっきり見せないラストが気になる~~

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