2014
05.30

「麗しき日々」

麗しき日々


5カ月前に親友をガンで亡くし、歯科医の仕事も引退した60歳の女性カロリーヌ。
喪失感を抱える彼女は、娘たちの勧めでカルチャースクールに通いはじめる。
そこでパソコン講座の講師ジュリアンと出会ったカロリーヌは、彼に惹かれはじめ・・・・・。



ファニー・アルダン、1949年生まれ。
・・・ということはお分かりですネ、(ヒロインと同じように)すでに60歳を超えていらっしゃるのですが、

いやぁ~~、この美しさ、スタイルの良さ
素晴らしいーー

普通の60歳を過ぎた人妻が、(自分の娘と同じくらいの)若い男と惹かれあうなんて想像したら、
「ええっーー、ちょっとねぇ」と思ってしまうんだけど、
彼女なら、これがもう、全く違和感ありません

ランチでワインを飲んで笑いあったり、深夜男のアパートにワイン片手に向かったり、
情熱的に愛し合ったり、
時にはひとり、裸足で浜辺を歩いてみたり、孫を見ながらベンチで煙草をふかしていたって・・・・、

すべてのシーンが、なんて絵になるのでしょう~!!

麗しき日々2

お相手の男性ジュリアンは、正直イケメン~とは思いませんでしたが、確かに笑顔がチャーミングで
なによりとても正直。
女性が好きで“来る者拒まず”ってどうかなぁとは思うけど。
二股かけてるってこともあっさり認めるし、カロリーヌとの事も本当にどう思っているのかも掴めない。
でも、そういう隠さないあけっぴろげなところが、空虚さを感じていたカロリーヌの心の隙間に飛び込んできたのかもしれませんね。

初めは彼からのアプローチだったのに、どんどん積極的になっていくカロリーヌ。
結った髪を下ろしてカルチャースクールに向かう、若々しい姿!
だけど、実は彼女の中では歳の差のことや、この関係がずっと続くものではないと感じていたような気もしてしまう。
この映画の中で一番印象的だったのは、
一度は別れを告げた二人だったのに、
「俺は世界で一番のバカだった、電話をくれ」というジュリアンからのメッセージをもらい、
カロリーヌがその言葉を歌うようにつぶやきながら・・・海岸を踊るように歩いていくシーン。

彼とやり直せることの嬉しさよりも、「自分と別れて彼がとても後悔している」というその事実が嬉しい。
まだ自分は誰かに必要とされているという喜びを彼女が噛みしめているような・・・そんな気がしてしまったのでした。


カルチャースクールの仲間たちも、そしてカロリーヌの夫も知ることになった二人の仲。
バレますよねぇ、確かに。大胆でしたもん。

カロリーヌの夫のささやかな(?)反撃が、長年連れ添った者同士の年月を感じさせてとっても良かったわ。
結局、最後には彼女を迎えにいった彼と寄り添う姿にホッとしました。

カルチャースクール(そうそう「輝かしき日々へ」っていうスクール)の面々と海ではしゃぐラストシーン。
そういえば、本作、海のシーンが多かったですね。
ジャケットの画像(↑)も素敵~♪

コートにサングラスはもちろんバッチリ決まってるけど、
セーター姿や、ジーンズって珍しくない?(これまでの作品では見たことなかったです)
チェックのシャツもインに着てウエストもスッキリ~
背筋も伸びて軽々と~歩く姿もチャーミングな、こんな60代に私もなりたいーーー

トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/718-1779e263
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top