2014
04.21

「ローマでアモーレ」

ローマで


あるエピソードでは、休暇で訪れたローマで、イケメンローマ青年と恋に落ち婚約した娘のもとへアメリカから父母がやってくる。
恋人の親友である小悪魔な女優に惹かれてゆく建築家の卵の物語や、
田舎から上京した純朴な新婚カップルの宿泊先に、なぜかセクシー爆弾なコールガールが現れるお話、
また別のエピソードでは、ある日突然、大勢のパパラッチに囲まれ、有名人になっちゃった中年男がいたり・・…。

ローマを舞台に繰り広げられる4つのエピソード。さぁ・・・アレン監督、どう料理する!?

『ミッドナイト・イン・パリ』では真夜中のパリに素敵な魔法をかけてくれたアレン監督。
本作の舞台はぐっと陽気に、おおらかに~、愛の溢れる永遠の都ローマ

前作はいつもよりちょっぴりお澄ましだったかなあ・・と思うところもあったけれど(でも大好きデス)
本作ではアレン節炸裂~

赤裸々な恋愛経験を語って驚かせたり、教養をチラ見せして魅力を振りまく女優にピリリと皮肉を浴びせ、
オペラの舞台にお風呂セット導入~なんてばかばかしすぎて笑ってしまい、
有名人なんて、ただ有名になっただけのことさ!なんてバッサリ。

大人しかったパリでの反動なの~!と思えるくらいの爆発っぷりが可笑しかった~。

4つのエピソードも最後まで繋がることなく終わるのですが、それぞれ違った味わいの物語が、見事にローマでまとまる不思議さ、楽しさ、堪能しました
俳優陣もとっても豪華でしたね。


「シャワーの水はどこへ?」とか、「ふやけちゃうんじゃ?」とか余計なことを思ってしまったシャワーオペラ、
演じていた(歌っていた)方は本職のテノール歌手なんですね~!!
見事な喉で歌い上げる数々の名曲イタリア気分がぐぐ~っと盛り上がるけど・・ぷぷっ、やっぱり、シャワー&あの長いタワシでゴシゴシを思い出しちゃう
息子のイケメンイタリアっ子、気になる~♪

アモーレ


赤いドレスがババーンとセクシーな、コールガールのアンナが会社のお偉方に大人気なシーンにも笑ってしまったけれど、
全く逆タイプの純朴な田舎の女教師ミリーの、意外な逞しさにノックアウトアレッサンドラ・マストロナルディ、綺麗でしたネ。
(ホテルでの乱入イケメンは、『明日のパスタはアルデンテ』の彼でしたヨ)
新郎も新婦も、それぞれ(知らなかった)愛のエッセンスを得て田舎に戻っていくのね~、メデタシ。


アモーレ3


アレン作品にロベルト・ベニーニがとビックリしたけれど、
ある日突然有名人になった普通の中年男を演じる彼は最高でした!!
普通に戻ってホッとしたのに、やっぱりちょっとさみしくてズボンを下ろすシーンが、なんともいえません~。


有名人とは


お似合い

そして・・一番気になったエピソードは、
彼女の親友に恋しちゃった建築家の卵クン。『グランドイリュージョン』でのイケメンマジックがまだ解けていないので・・くるくる髪のジェシーもまたキュートに見えちゃうんだなぁ、これが

エレン・ペイジ演じるモニカとのシーンが楽しすぎて、お似合いすぎて
エレン・ペイジも上手い!!

若い二人の間に入ってくる(何の説明も持たさない、潔さ)有名建築家の アレック・ボードウィン。
きっと若かりしき頃、同じような経験をして・・そして今がある・・そんな彼のちょっと苦いような、甘酸っぱいような思いを重ねる上手さにしみじみ~。



登場人物たちの台詞に、あんなこと言わせてる・・とドキッとさせられ、笑わされ、
いろいろあったけれど、最後はさらり~となるようになっていて・・なんとも不思議な満足感を感じる作品でした。

あぁ・・・ローマも行ってみたい~♪
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