2014
03.17

「サイド・エフェクト」

サイドエフェクト


ニューヨークで暮らすエミリーの夫マーティンが、インサイダー取引の罪で収監されてから4年。
ようやく出所した夫を喜び迎えたエミリーだが、彼の不在中に再発していたうつ病が悪化し、自殺未遂を起こしてしまう。

担当医になった精神科医バンクスは彼女に新薬を処方するが、エミリーは薬の副作用で夢遊病を発症してしまう。
だが、服用を辞めたがらない彼女は、ある夜、遂に夢遊病状態のまま、殺人事件を起こす。

主治医の責任を問われ、キャリアも家庭も失いかねない窮地に追い込まれたバンクスは、独自の調査に乗り出すだのが・・・・。


ソダーバーグ監督の、映画界における引退作品(これからはTV界で頑張るのだとか)ということでも話題となった本作、タイトルはずばり「副作用」という意味です。

うつ病患者に与えた新薬の副作用により起こってしまった殺人事件と、その裏に潜む陰謀
薬や副作用ということで、もしや製薬業界も絡むの?と思いきや、
シンプルに「薬」よりも怖い人間の欲望をめぐるサスペンスでした。

いや、でもシンプルと書きましたが、(知ってしまうとそう感じますが)そこに行き着くまでの見せ方が、なんとも秀逸でした。

もやもやした霧がかかったかのような、言い知れぬ不安感が立ち込めはじめる前半から、あの夜の凶行
そして思いがけず追い詰められてしまうバンクスには過去の疑惑まで浮上し・・、仕事も家族も失いそうになった彼が一人で調査を開始はじめる!!

どのシーンも展開も無駄が無く、間延びも全く感じません。
見ごたえあるサスペンス、堪能しました


この面白さ、見ごたえに大きく貢献しているのが、エミリーを演じるルーニー・マーラですよね

ハリウッド版『ドラゴン・タトゥーの女』も良かったけれど、本作では全く違うキャラクター。
まさに・・震える小鳥のようなと(本編中でも)表現されていた、傷ついたヒロイン。誰もが彼女を庇いたくなる。

(男には甘いけど)女には厳しい私でもその可愛らしさ、怯える細い肩・・グラグラ~~ときましたヨ。

ルーニー2

ルーニー


加えてバンクス医師を演じたのが、ジュード・ロウだったいうことも、大きなポイントです!

サイドエフェクト2

バンクス

医師としてとても優秀そうだし、患者にも親身。好感度ある主人公が罠に落ちる・・。
でも・・でも・・・こう言ったらなんだけど、どうしても女ったらし感を感じてしまうジュードだからこそちょっと疑ってしまうんですよねぇ。
主人公も大丈夫か!?という迷わせ感が、サスペンスをより盛り上げちゃう(笑)

エミリーの前担当医、キャサリン=ゼタ・ジョーンズ、彼女はやはり!ただ脇役で登場してるわけではないよねぇ・・感がありましたね。


何はともあれ、ネタバレなど一切読まずに観て欲しい作品ですヨ(私も知らずに観て良かった~)。

意外だったのは、ラストの主人公の反撃っぷり。
ここまで爽快に「やり返す(やり返せる)」とは思ってみませんでした。

そういう意味ではとても気持ちのいい終わりだったのですが、

気の毒・・・

チャニング・テイタムは気の毒・・としか言いようがありません~~。

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社会派ドラマじゃなくてサスペンスだったのね。 SIDE EFFECTS 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 製作:2013年 アメリカ 上映時間:106分  出演:*ジュード・ロウ *ルーニー・マーラ *チャニング・テイタム *キャサリン・ゼタ=ジョーンズ  事件に潜む、もう一つの“副作用(サイド・エフェクト)” 夫がインサイダー取引で逮捕され、幸せな生活...
サイド・エフェクト dot RockingChairで映画鑑賞dot 2014.05.02 17:55
コメント
瞳さん、こんばんは。
先日の地震・・びっくりしましたね。大丈夫でしたか?
あの時、私、家に一人だったので、しばらく眠れなくて・・
で、明け方から眠ってしまい、その日の午前中を棒に振ってしまいました。トホホ・・
でも、地震ってホントに忘れた頃にやってくる・・いつも気に留めてないとね・・

ところで、映画、色々ご覧になってますね!
(JBの殺人者・・私もはやく見たいな~笑)
で、本作・・副作用・・面白かったですね。
ルーニー、ハマってましたね~私も大好き。
ゼタ姐には、ちょっと、いや、結構笑わせてもらったけど~
あの、いきなりジュードをボコる所、素が出過ぎ!?(笑)
これ、二度目だと、色々わかってる分、また違った所に面白さを発見出来るかもしれないですね。
つるばらdot 2014.03.20 21:17 | 編集
>つるばらさん

わーー、今そちら帰りです(笑)
すれ違っちゃいました!
ええっ・・おひとりだったの!!それは怖かったでしょう~~(汗)

うちは主人は結構平気で寝ていましたが(苦笑)息子は慌てて降りてきましたよ、2階なので結構揺れたみたいです。
そうなんですよね、起こるたびにちゃんと備えておかなきゃ!と思うのですが・・・つい忘れてしまって。

「バーニー」これ、そちらでも書いてきたのですが、JBのいい人か?それとも胡散臭いヤツか?というさじ加減が絶妙でした。ぜひつるばらさんの感想を聞きたいわ。

「サイドエフェクト」面白かったですーー。
ルーニーのキャラが大きかったですよね。これからも見逃せない女優さんだわ。

>あの、いきなりジュードをボコる所、素が出過ぎ!?(笑)
ああっ!そうそう!あそこは、まるっきり素でしたよねぇ~(笑)あまりにも自然だったので?ビックリしながらもすごく可笑しくて。

うんうん、また見返してみたいです!!
表情とかね、細かい部分も気が付いてないこと、あるかもしれませんよねぇ。




dot 2014.03.20 21:42 | 編集
瞳さん、こんにちは!
これご覧になってたんですね!
そうそう、製薬業界絡みの社会派ドラマかと思いきや、
人間の欲望絡みのサスペンスでしたね。
真相に驚かされましたw(゚o゚)w

瞳さんは女には厳しいんですね(^▽^;)
ルーニー・マーラーは可愛い女優さんで、弱々しさを見事に表現してましたね~
強かな顔も似合っていて憎たらしく思えたから、
それだけ上手かったという事ですよね。
ジュード・ロウは確かに女ったらし感があるから、
どこまで信じたらいいのか?と惑わされました。
オチが見事でしたね!
YANdot 2014.05.02 17:54 | 編集
>YANさん、

こんばんは~。
今そちらへ行ってたところなんですよ~♪
YANさんがこれご覧になってる~!!って嬉しかったです。

コメントすれ違いですね(笑)
てっきりね、社会派ドラマかと思いますよね。

>瞳さんは女には厳しいんですね
あはははは~(笑)
きっと男に甘すぎるんだと思います(爆)

ルーニー・マーラにすっかりやられちゃいましたよね。
そうそう、あんなに弱弱しかったのに、強かな顔も似合うとは・・・!さすが「ドラゴン・タトゥーの女」を演じただけありますよね。

>ジュード・ロウは確かに女ったらし感があるから、
どこまで信じたらいいのか?と惑わされました。
ふふ、ね、ね~、そうでしょう(笑)そう思ったの、私だけじゃなくって良かった!
これがもっとピュアで清廉潔白なイメージのある役者さんだったら、こんなに面白くなかったかもしれませんよね。
dot 2014.05.02 20:36 | 編集
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