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Slow Dream

縁あって・・・本や映画と巡りあう。




「ビザンチウム」 :: 2014/03/11(Tue)

ビザンチウム

自分の物語を書きつづっては・・破り捨てる孤独な少女エレノア。
ヴァンパイアである彼女は、決して人には話すことが出来ない秘密を抱えたまま、永遠に16歳のまま存在し続ける。

8歳年上の保護者クララと二人、街から町へと渡り歩く暮らしを続けていたエレノアは、海辺の街で白血病の治療を受けているフランクと知り合う。
孤独な彼に惹かれるものを感じるエレノアだが、秘密を話すことは決して許されないことだった・・・・。


※↓ ネタバレあります、未見の方はご注意くださいね。





ニール・ジョーダン監督が、あの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』から20年ぶりにヴァンパイア映画を撮った~というだけでも気になるのに、主演がシアーシャ・ローナンちゃん
楽しみ過ぎる~~これは絶対見逃せない!とチェックしていました。


16歳のまま、200年もの時を生きてきたエレノアと(保護者だという)8歳年上のクララ。
ともにヴァンパイアである二人は、しかし、あまりにも対照的でした
嘘をつき続ける人生を悲しみ、孤独な魂を抱えて生きるエレノアは、余命わずかな人間に許しを請いながら血を得るのですが、
永遠の命を得たクララは、生き抜くために嘘も厭わず、生活のためにお金を稼ぎ、逞しく生きてゆく。
セクシーで妖艶で・・・こんなにナイスバディなヴァンパイア、見たことがありません~!
彼女が人間(ほとんど男!)に襲い掛かる姿は、まるで獣が狩りをするかのようでした。

思い出せば、監督の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の2人(トムとブラピ)も対照的なヴァンパイアでしたよね

エレノア

透き通るかのような白い肌、澄んだブルーの瞳、赤いフードもなんとも幻想的なシアーシャ。
唇が赤い血で染まっても、彼女の場合決して生々しく感じられません。
自分の物語を書きつづっては・・・破り、捨てていた彼女が(冒頭、彼女の物語を拾って読んだ老人とのシーンが好きです)これ以上「本当の自分の物語を捨てたくない」と初めて物語を見せた相手がフランクでした。

フランクと

なんとぉ~、ケイレブ君、出てたんですねぇ、ノーチェックだったわ。
難病を抱える青年の役なんですが・・・似合いすぎです
あぁ、クララよりもよっぽど、彼の方がヴァンパイアっぽい

海辺の街、古びた宿ビザンチウム(年代物のエレベーター!)生活臭がしない・・っていうのかな、独特の雰囲気を持った街も舞台としてぴったりでした。
ホテルのラウンジでピアノを引くエレノア、絵になります~
普通に太陽の下でも平気だったり、棺桶?とかで寝てるわけでもない、Newタイプヴァンパイアでしたが、(牙じゃなく、指の爪があんなに長く伸びる~~)なのに・・やっぱり「入っていい」と招き入れられなければ家には入れないという古き王道は残ってましたね。
選ばれたもの(儀式を行える神殿の場所を知ったものだけが)ヴァンパイアになれる・・というのもこれまでのものとは違っていましたね。
あの島の洞窟!
山上から流れ落ちる滝の水が真っ赤に染まる・・あの光景、強烈でした。
しかし・・・男にしか許されない・・って「同盟」どうなん?ソレ。

純粋で孤独で儚いヴァンパイアを演じたシアーシャちゃん、期待通りぴったりでした。
でも、本作一番強烈だったのは、クララを演じたジェマ・アータートンかも。
なんというパワフルなヴァンパイア!車に飛び乗った彼女の迫力ときたら
騙され、虐げられ、病に倒れたクララにとって、目の前に現れた永遠の命は、新しい人生の始まりだったのでしょう。そしてエレノアの存在もまた彼女の強さの元であったのかもしれませんね。

クララ

母娘

静かに進んでいた物語が、後半、ものすごい勢いで加速する・・・ドキドキしました。
あまりにも長い時をともに過ごしてきた母と娘の新しい旅立ち。どちらのカップルも気になりますねぇ。
  1. 映画タイトル(は行)
  2. | trackback:1
  3. | comment:4
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comment

瞳さん~~
台風、大丈夫ですか。
連日報道されていて心配しています。
お気をつけてくださいね。

こちらでも時折ひどい雨で
運転は見送っています。恐いし・・

あ・・映画の話は↑ですが
雰囲気ある作品で気に入りました。
夏はヴァンパイア・・いいですよね。
<クララよりもよっぽど、彼の方がヴァンパイアっぽい>

まさに病的な感じでピッタシ。
いつでもヴァンパイアになれますよね・・・笑


  1. 2014/08/10(Sun) 15:36:19 |
  2. URL |
  3. みみこ #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

>みみこさん

おはようございます~。
台風、怖かったです。雨と風がすごくって山の上の小さな我が家は吹っ飛ぶんじゃないかって思うくらいでした。
職場が浸水して臨時休業だったので昨日はその片づけに追われました。
でも自宅は大丈夫でしたよ、心配してくださってありがとう。

そちらは大丈夫でしたか。
ゲリラ豪雨のような雨の中運転は怖いですよねぇ。

「ビザンチウム」ご覧になったのね♪
あとで感想読みに伺いますね。
シアーシャちゃん、神秘的でヴァンパイア役にぴったりでしたね。
うんうん、夏はヴァンパイアとゾンビよ!やっぱり(爆)

ケイレブ君は、ほんと!いつでも仲間になれそうでしたね。
クララの逞しさがとっても印象的でした。

  1. 2014/08/12(Tue) 11:00:29 |
  2. URL |
  3. 瞳 #-
  4. [ 編集 ]

瞳さん、こんにちは♪ コメント&TBありがとうございました。
本作ニール・ジョーダンなんですよね。
最近キリアンの『プルートで朝食を』再見したのですがそれもニール・ジョーダンで、やっぱり好き~と思いました。
アイリッシュだから、ちょっと異端と言うかそういう作品が多い気がしますね。
そして、この頃からケイレブくんに目をつけていらっしゃったとは(笑)。
私は彼を強く意識したのは『スリー・ビルボード』からかな~
その少し前から気になる俳優さんではありましたが、今や立派な看板ですよね。
おっと、シアーシャの話をしていない(笑)。
彼女もアイリッシュだからか、作品選びも敢えてハリウッドの王道は外している気がしました。
今後ともシアーシャをよろしくお願いします!
  1. 2022/10/27(Thu) 13:00:10 |
  2. URL |
  3. 真紅 #V5.g6cOI
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>真紅さん

こんばんは。
シアーシャ祭り、楽しく拝見しましたよ~。私も俄然シアーシャちゃん観たくなりました(*^-^*)
こちらにもコメント&TBありがとうございます。
『プルートで朝食を』大好きです、あぁ、久々に見たくなっちゃったなーー(実はこれDVD持ってます♡)

>ちょっと異端と言うかそういう作品が多い気がしますね。
分かります~!!独自路線ですよね。
あ、「オンディーヌ」とか「グレタ」とかもそうでしたっけ。結構観てるかも。
ふふふ~、ケイレブ君は「アンチヴァイラル」が強烈だったのでチェックしておりました(笑)
彼の個性が生きる作品にしっかり出てて活躍が嬉しいです。

シアーシャちゃんもそういえば、王道路線とは少し違いますよね。
真紅さんの記事で(若いのに)こんなに多くの作品に出てるんだ!!と改めて驚きました。
はい!!もちろん~!!これからも絶対観続けたい女優さんですネ(*^-^*)
  1. 2022/10/27(Thu) 20:07:17 |
  2. URL |
  3. 瞳 #-
  4. [ 編集 ]

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