2014
03.04

「トランス」

トランス


オークション会場から白昼堂々、ゴヤの名画「魔女たちの飛翔」が盗み出されるという事件が起こる。
実は、競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)がギャングと結託して盗みに加わっていたのだが、予定外の行動を取ったサイモンはリーダー、フランクに殴られ、記憶喪失になってしまう。

フランクは催眠療法(トランス)を使い、サイモンが隠した絵画の場所を探ろうとするのだが・・・。




※↓ネタバレあります、未見の方はご注意くださいね。


消えた絵画を取り戻すため、催眠治療で失った記憶の中へ~!
記憶を巡るミステリー、面白そうしかもマカヴォイ君だし、と楽しみにしていた作品です。

白昼堂々、オークション会場から盗まれた名画。
しかし、あっと驚き!なんとこの盗難には競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)が一枚咬んでいた


トランス2

こんな素敵なやり手のオークショナーなのに~、何故~!?

しかもこのサイモン、ギャングを出し抜くかのように奪われた絵を隠してしまいます。ところが記憶喪失になったため、絵の隠し場所が分からない。
いろいろやってみてもダメ(拷問シーン、痛そうだった)、仕方なくギャングのリーダー、フランクは、サイモンに睡眠療法(トランス)をかけ、在処を探ろうとするんですね。

そこで登場するのが、療法士エリザベス。(彼女を選んだのがサイモンというところも、ひとつの伏線でした
彼女の治療によって、さまざまな記憶の扉が開かれて、いくつものシーンが複雑に絡まりあってゆく~。
サイモン、エリザベス、フランク、3人の仲も絡まりあってゆく~~

どこが現実のことで、どこまでがトランス状態の部分なのか、・・・ついていけてる?ワタシ・・と観ながら自問自答

前半はサイモンの語りで進んでいたと思ったストーリーが、いつのまにか、エリザベスの語りとなり、気づくと物語が彼女を中心に回っているではありませんか!

二転三転するストーリーがスピーディーに展開されるし、映像もスタイリッシュ、
音楽が特に印象的~♪


しかし・・、いったい、これ、どうなってるの!?という、期待に応えての謎解きは、かなり衝撃的というか、

こんなの知りたくなかったかも・・・

マカヴォイ君、こんな汚れ役もやっちゃう役者根性、凄い!し、イヤ~な役柄って嫌いじゃないけれど・・。
だけど、なんだかかなり悲しい

しかも、エリザベスの催眠療法、スゴすぎん?
あそこまで操れるのなら、彼のギャンブル癖も直せたんじゃないだろうか!?(カード見るのもイヤになるようにするとか・・・)

エリザベス

エリザベスを演じたロザリオ・ドーソン(私はお初ですが)本作で強烈な印象を受けました。
「あなたの好みを知ってる」のあのシーンにはビックリですよ



そして、驚きは、ラストのラストまで。

「消去する?」の言葉にふふっと笑って見せるフランク。
えっ、こんな涼しげなラストシーンですか!?

ドロドロな恋人たちの過去、炎上する車、さっきまで、あんな目も当てられないの惨状だったのに(えっと、現実ですよね?アレ)
この落差までも、監督の計算でしょうか。

ヴァンサン・カッセルの笑顔は素敵(後半に行けばいくほど、イイ男になっていくラッセル)でしたが、
サイモンは自業自得としても(それでも悲しいけど)あの女のヒトは気の毒すぎて・・粋なラストにもちょっともやもやしてしまう私でした。

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トランス   (2013  イギリス) TRANCE 監督: ダニー・ボイル 製作総指揮: バーナード・ベリュー フランソワ・イヴェルネル キャメロン・マクラッケン テッサ・ロス スティーヴン・レイルズ マーク・ロイバル 脚本: ジョー・アハーン ジョン・ホッジ 撮影: アンソニー・ドッド・マントル プロダクションデ ザイン: マーク・ティルデスリ...
トランス  dot ちょっとお話dot 2014.03.05 11:19
現実か記憶か妄想か。 おしゃれな映像でトランス状態にさせられる。 TRANCE 監督:ダニー・ボイル 製作:2013年 アメリカ・イギリス 上映時間:102分 出演:*ジェームズ・マカヴォイ *ヴァンサン・カッセル *ロザリオ・ドーソン ここは、誰も見たことのない<記憶のその先>――。 音楽のセンスが良くてスピーディにテンポ良く進むなあと 思っていたら...
トランス dot RockingChairで映画鑑賞dot 2014.04.05 17:41
コメント
お邪魔します~~
先日はコメントありがとうございます。
うれしかったです。
子供との買い物、楽しみながらやっていますよ。

で・・・この映画。
マカヴォイ君、目当てで私、行ったんですけど
後半、とんでもないキャラで・・・驚。
好きだからいいや…と思いながら
複雑な心境・・・ありましたよ。

こういう現実か非現実かの曖昧世界って観ていて
悩ましくって面白いですよね~~
そうそう、<あなたの好みを知ってる>の
セリフ~~、
怖いわ~~って思ったり・・笑

後半のラッセル
そうよね~~、いい男に見えてきますよね
とばっちりを受けた車の持ち主女性の
ことを考えると
え~~~って思うし、
矛盾点も多かったりして
突っ込みどころもあるんだけれど
細かいところは気にせず、勢いで見て~~♪という
映画でしたよね。

P.S・・・神戸映画鑑賞計画、いいですね。
      是非楽しんできて下さいね♪

みみこdot 2014.03.05 11:16 | 編集
>みみこさん

こんばんは。
ふふ、娘さんとの買い物、楽しそう♪いいですね~。

おお、やはり!みみこさんもマカヴォイ君目当て!(笑)
そうそう、最初はあんなにカッコいい感じなのにね、主役なのに~~。そりゃないゼ(苦笑)・・って心で呟いたわ、私。

映像がスタイリッシュで、音楽も良くって、すごくスピーディーにいろいろ見せられて・・・引き込まれました。でもいろいろ考えると、ツッコみどころも多いんですよね。

>細かいところは気にせず、勢いで見て~~♪という
映画でしたよね
そうそう、まさにそうでした!(ピンポン~)

エリザベスもね、そこまでしなくてもって思うし、あの女性も気の毒なのに、最後に「どう、いかが~」って感じであんなに爽やかに締められて・・・ちょっと気持ちついていけないところもあったなぁ。

>P.S・・・神戸映画鑑賞計画、いいですね。
      是非楽しんできて下さいね♪

わあ、ありがとうございます。
楽しかったです~!!
楽しすぎてあっという間でした(笑)


dot 2014.03.06 19:36 | 編集
瞳さん、こんにちは!

>どこが現実のことで、どこまでがトランス状態の部分なのか
そうそう、わざとでしょうけど、凄く曖昧に描いていて、
混乱させられましたね。
最後の車ごと海に落ちたシーンは現実だったのか、
そこでも???な気分になりましたよ。
エリザベスにしてやられた~(^▽^;)
全て見せちゃう女優魂にも驚かされました(゚o゚)

いろいろ疑問点はあるけど、スタイリッシュな映像や音楽で
テンポ良く進むので、楽しめましたね☆
YANdot 2014.04.05 17:40 | 編集
>YANさん

こんにちは。

まさに、それが狙いだったんでしょうね。もうね、見ながら・・だんだん「え?今のは?」って、
分からなくなりましたよ。
もう一度観たら、また違うことを発見できるかもしれませんよね。

> 最後の車ごと海に落ちたシーンは現実だったのか、
> そこでも???な気分になりましたよ。

そうですよね、あまりにも激しいシーンだっただけによけいに、もしやトランスシーンなの?とか思ったりして。
そのあと、さらり~とあのラストだったし。

エリザベスにやられましたね!!
でも、あそこまでしなくてもねぇ・・と(映画の中の男に甘い)私は思っちゃいました(笑)

> いろいろ疑問点はあるけど、スタイリッシュな映像や音楽で
> テンポ良く進むので、楽しめましたね☆

映像や音楽、ボイル監督らしい良いセンスでしたね~♪

dot 2014.04.06 17:42 | 編集
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