2014
02.27

「恋と愛の測り方」

恋と愛の測り方


ファッション雑誌のライターで本も1冊出版しているジョアンナ(キーラ・ナイトレイ)と、不動産関係の会社に勤めるマイケル(サム・ワーシントン)は、結婚3年目の夫婦。

夫婦仲も良い二人だが、ある夜、夫に連れられて行った会社のパーティーで、同僚ローラと彼の間に惹かれあっているものがあることをジョアンナは感じてしまう。

翌日から一緒に出張に出かける二人が気になる彼女だが、偶然昔の恋人アレックスに再会し・・・。



※↓しっかり!ネタバレしています、未見の方はご注意くださいね



夫と美人の同僚が泊りがけの出張に出かけた朝、妻は、昔の恋人と思いがけない再会を果たす・・・。

マンハッタンとフィラデルフィア。   
2組の男女の揺れ動く思い、更けてゆく一夜。
分かるような、分からないような邦題がついていますが、原題はずばり!「Last Night」。


離れた場所で夜を過ごす夫婦に、それぞれ気になるヒトがいて(再会して)さぁ・・・どんなことが起こるのか、起こらないのか・・。
という、シンプルな物語なのですが、まず冒頭に3年目のカップルにちょっとした亀裂がある様子があって(妻は夫の同僚との関係が怪しいと第六感で感じている)
そこに妻が昔フランスで付き合っていた元恋人が登場すると・・。

何のことのない「一夜」が、特別なモノとして繰り広げられていく。

ローラ(エヴァ・メンデス)の押しに(妻にあれほど言われたので)警戒しつつも、あらがえないマイケル。
下着姿でプールへ誘われたら・・・マズイ、マズイんじゃない~~
困った顔をしつつも彼女から目が離せない、アクション派の印象強いサム・ワーシントンがこういう役って新鮮な感じ~。

でもね、私はジョアンナとアレックス、マンハッタン組の二人がフィラデルフィア組よりも俄然気になっちゃいました!
フランスでの過去や、互いに物書きとしてのやりとり、恋人として暮らした日々が二人の「今」に落とす影。

奥さんがいながらも同僚の魅力に落ちかかっているダンナには「おいおい~」と思うのに、
昔の思い出や恋心をいまだ引きずるフランス男には「あぁ、彼はまだ彼女が好きなのね~」としんみり同情
ギョーム・カネの笑顔や切ない表情がいいんですよねぇ
なるほど!さすが、ダイアン・クルーガーやマリオン・コティヤールを惹きつける魅力の持ち主だわ・なぁんて。



お夜食

でも、拗ねたら、夜食にスクランブルエッグをささ~~と作ってくれる優しいダンナも捨てがたい(オイオイ!)


夜がふけるにつれ、お互いの間がどんどん近づいていく2組の男女。
この「どうなっちゃうん~~」というじれったい空気って、やり過ぎると「もう、勝手にやってくださいナ」となってしまうこともあると思うけど、
この作品、そういう加減が絶妙だし、
交わされる会話、場所が変わっていくことによって少しづつ変化してゆく男女の間の空気に惹きこまれていく~

」と思ったのは、マイケルが妻に罪悪感を感じながらもローラの誘惑に負けて関係を持ってしまうのに対して、
ジョアンナは、アレックスに心を許して愛してるとまで言うのに・・、キス以上は夫の顔が見れなくなる、彼も愛してるからと言い切っちゃう。

これって・・どっちが浮気?・・どっちも浮気!?

後悔したマイケルから別れを告げられたローラよりも、こういう別れ方をしたアレックスの方がより引きずっちゃうような気がしますねぇ。
(アレックス、PCの中のジョアンナは消しておかないと・・・パリの恋人にマズイんじゃ)


妻の元へ、(予定より早く)帰ってきたマイケル。
元さやにちゃんと納まるのね!とホッとさせておいて・・、マイケルの視線が捕えたのは昨夜妻が履いたであろう美しい靴。

何かを言おうと開きかけたジョアンナの言葉を聞けぬまま、ラストシーンとは・・なんともニクイことでしょう。
あぁ、気になる~~。



恋と愛の測り方2

夫との社内パーティには結ったままの髪、部屋着のタンクトップの上に何かを羽織った・・という気取らない格好で出かけるのに
元カレの誘いに、お揃いの下着、シンプルだけどライン美しいドレス、髪をおろし、シャドウまでしっかりいれた勝負メイク!
さすが女性監督~と唸らせられたきめ細かい見せ方でした。

久々鑑賞のキーラ・ナイトレイ、綺麗でした
トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/688-883d32df
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top