2014
01.30

「みんなで一緒に暮らしたら」

みんなでいっしょに暮したら


パリ郊外。
アルベールとジャンヌ夫妻、ジャンとアニー夫妻、そしてひとり暮らしのクロードの5人は、昔からの友人同士。
ある日、心臓の発作で倒れたクロードは強制的に老人ホームに入居させられてしまうが、見舞いに訪れた4人はクロードをこっそり連れ帰ってしまう。

やがて5人はジャンとアニーの家で、共同生活を始めることにしたのだが・・・。




人生の終わりをどんな風に過ごすか・・、それを考えるにはまだ若い!!・・と思ってはいるけれど
自分の親たちは、彼らと同年齢。

老齢を迎えた友だち同士(しかも夫婦交えて)がひとつ屋根のしたで暮らしたら・・という本作、とても興味深いものがありました。

こんな風に広い家があって、みんなで過ごせる庭もあって・・、暮らしも豊かそうで。お世話係に若い大学生も雇える!
現実的には(特に日本の住宅事情では)無理だなあって思うし、
心臓を患っていたり、認知症だったりする者もいる中で、まだ元気な(だけど老齢の)老人にかかる負担も大きい。

クロードの息子の「老人ホームで安心に暮らしていて欲しい」という気持ちも分かる。

それでも、“死を迎えるまでどんな風に生きるか”
ともに笑い、時には怒っても、また許しあい、語り合い、シャンパンを飲む。
イイところも悪いところも分かってくれている、そんな仲間と過ごせるのって、やっぱり最高なんじゃないかな。


もちろん、いざこざもあるし、譲れない部分もあるだろうし、同じ家で暮らしていたらいろいろあるわけです。
そして、さすが、おフランスと思うところは、いくつになっても「男と女」なんですよねぇ。
クロードを巡るジャンヌとアニー、まさかアニーまで!とは・・・ビックリでしたヨ。

若い大学生ディルクに大胆な質問をして・・ちょっぴり楽しんでいるみたいなジャンヌ
40年ぶりにフランス映画に出演したジェーン・フォンダが、たまらなく魅力的でした。

姿勢が良くてスレンダーな彼女が着こなすファッションからも目が離せません。

みんなでいっしょに2

みんなでいっしょに


みんなでいっしょに6

シンプルなシャツやブラウスはINに!決して外側にだぼ~~っと出すんじゃないのね。
細く締まったウエストが美しい。


みんなでいっしょに5

こちらは珍しくカジュアルだけど、若々しくて品がいいですね。

みんなでいっしょに4

部屋着は大胆な柄の着物でしたよ~これがまた似合ってました。


先日、若い彼女が出演した『危険がいっぱい』を観たばかり。子猫ちゃんと言われていた初々しい彼女、あぁ・・でもなんて素敵に年を重ねているんでしょうね。

アニー役は、ジェラルディン・チャップリン。皺はしっかりと目立つ彼女ですが、こちらも気が強いながらもチャーミングな女性、互いになかなか主張を譲らないジャンとのやりとりはユーモラスでした。

老齢の男女5人の中に、若いディルク(ダニエル・ブリュールでした!)の存在も光っていましたね~
ジャンヌ、彼の好みの女の子を手配するなんて・・・最後までニクイ。


ラストシーン。

突然「ジャンヌはどこだ!?」と叫びだしたアントワーヌの後を追って、
「ジャンヌ~!」「ジャンヌ!!」とそれぞれに呼びかけながら公園を横切るジャンたち(ディルクも)。

まいったナやられたナ
涙が溢れてきたけれど・・・これは、決して悲しい涙じゃない。

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