2013
12.17

「モス・ダイアリー」

モスダイアリー [DVD]モスダイアリー [DVD]
(2013/12/13)
リリー・コール、サラ・ガドン 他

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父親の自殺という悲劇をなかなか乗り越えられずにいるレベッカ。
そんなレベッカの心の支えは、寄宿学校の親友ルーシーの明るさ、優しさだった。

ところが、神秘的な転校生エネッサの転入以来、ルーシーはエネッサに心奪われ、しだいにレベッカから離れていってしまう。

ある夜、エネッサの奇妙な行動を見てしまったレベッカは・・・。
全寮制の女子校で繰り広げられる、禁断のゴシック・ヴァンパイア・ミステリーですって!

ゴシック・ヴァンパイア・ミステリーって、いったいどんなジャンルなの?って感じなのですが(苦笑)
ヴァンパイア映画好きとしては、と~~っても気になりますヨ、おまけに念押し?で“禁断”まで付いてますからねぇ


母親の車で寄宿舎へと向かうレベッカ・・・、親友のルーシーと隣同士の部屋になってはしゃぐ彼女の姿が映し出される冒頭からは、ヴァンパイアもゴシックも禁断も感じられない始まりなんだけれど・・・。

モスダイアリー

出たーーーー!!

エネッサ(真ん中ですよ)が登場したとたん、ひゅるるる~~、一気に妖しい雰囲気に突入です。
リリー・コール、「Drパルナサスの鏡」以来でしたが、インパクトの大きさ、変わりませんね
真夜中に人形を見た時に思わず、ぶるぶるってきちゃうような・・あの不気味な美しさ。こ、怖い。


心の支えであった、愛する親友ルーシーがどんどんエネッサに惹かれてゆく、取り残される辛さ、嫉妬。
女の子同士だけれど・・こういう感情って絶対あるし、分かるわ~
ルーシー(右側でまるで主役のようですね)を演じてるのが先日観た「アンチヴァイラル」でも、その美貌にうっとりしたサラ・ガドンだけに・・なおさらです!

自分から離れ、あまりにエネッサに心酔するルーシーに驚くレベッカは、
夜更けに森でうろつくエネッサを目撃したり、授業で「カーミラ」を習ったこともあって・・・しだいに彼女がヴァンパイアではないかと疑い始めるんだけれど・・。

エネッサはこのルックスに加え、ものすごーーく怪しい行動を取ったり・・レベッカの周りの友達がどんどんと寮を出ていく羽目になったり・・、
ルーシーも次第にやつれていったり・・で。
これはもう!どう考えてもエネッサはヴァンパイアなんだろうなあと思うんだけれど、

その反面、決してはっきりと血を吸うようなシーンは見せず、

レベッカ以外、だれもエネッサを怪しく思わないことや(どう見たって怪しいけどナ)
レベッカが詩人だった父親譲りの感受性を持っているらしい・・というあたりも匂わせて
逆にもしかしたら、すべては彼女の妄想なの?と思わせるような見せ方をするんですよ~。
(あの図書館のシーンもエネッサが見せているのか、それともレベッカの妄想なのか・・)

う~ん、どうなの?どっちなの?
・・・と迷わせるところが監督さんの狙いだったのかしら。


閉ざされた寄宿舎という世界、家庭的な問題を抱えて心に傷を持つ少女たち。
確かに今までにない、独特なヴァンパイア映画でしたねぇ。

ただ、最後の展開は、ちょっと急ぎ過ぎというか、荒っぽく感じました。
地下室って・・・お約束すぎる。


父親の死、孤独から誰かを強く求める気持ち、エネッサとレベッカの類似性をもっともっと・・魅せても良かったんじゃないかな。

2


あまりに存在感のあるエネッサ(リリー・コール)、
眩しい美貌がまるでフランス人形のようだったルーシー(サラ・ガドン)

でも主役のレベッカ(サラ・ボルジャー)も頑張ってたわ。
『イン・アメリカ 3つの小さな願いごと』のあの子役ちゃんの子がこんなに大きくなってたんだ!

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