2013
11.30

「セレステとジェシー」

セレステ&ジェシー [DVD]セレステ&ジェシー [DVD]
(2013/11/02)
セレステ: ラシダ・ジョーンズ、ジェシー: アンディ・サムバーグ 他

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学生時代に出会い恋に落ち、結婚したセレステ(ラシダ・ジョーンズ)とジェシー(アンディ・サムバーグ)。
趣味も感性もバッチリ合う二人は、毎日を楽しく一緒に過ごしやがて6年の歳月が流れる・・・。


メディア・コンサルティング会社の経営に勤しみ多忙な日々を過ごすセレステと
アーティストとして芽が出ないながらもマイペースな時間を過ごすジェシー。
セレステは二人が永遠に親友でいられるように、30歳になったら離婚することを提案する。

と~~っても仲の良い時間をずーーっと過ごしてきたらしい、セレステとジェシーのアツアツの映像で始まる本作、
しかし、彼らは今現在離婚に向けて別居中
・・・なのに、隣に住んで今も1日のほとんどの時間を仲良く一緒に過ごす仲と聞けば、

そりゃあ、(セレステの)親友ベスではないけれど
「アンタたち、どうかしてる!!」と怒りたくもなるよね。

音楽の趣味も食べ物の好みも、感性もピッタンコの2人、
だけどメディアコンサルティングの会社を経営しバリバリやってるセレステと違いジェシーは、売れないアーティスト。あくまで焦らない、マイペースなジェシーに6年付き合ったセレステはついに決意する!!

彼とは最高の相性だけど、これからは夫婦じゃなく、親友としてずーーーっと一緒にいようと。


ふ~~ん、なるほど。
・・・これって分かるような、分からないような(苦笑)
実は、セレステを演じたラシダ・ジョーンズさんの実体験が元になっているんですって。

まあね、でもお互いがそれでいいのなら・・・それはそれで全然良かったんだけど!!

2人にとって思ってもみなかった事態が発生しちゃう
もう毎日のようにジェシーに会うことは出来ない、家具が組み立てられないからと夜中に急に呼び出すことも・・・、。

そうなってみて、初めてセレステは気づくわけなんですよね。
どんなに彼がかけがえのない存在だったのか。親友なんて言ってられないくらい、大事な人だったことを。

『セレステ&ジェシー』っていうタイトルだけど、中盤以降はほぼセレステの物語。
ジェシーを失ったことで自分がどんなにダメージを受けているのか、最初はそれを受け入れられないセレステがランニングに打ち込んでみたり、薬に頼ったり、他の男性たちとデートしたり。
妙にハイテンションで立ち向かおうとするセレステの姿がなんともリアルですごく説得力があって。

きっとこれまで2人の間のことも、彼女が主導権を握っていた部分が大きくて・・、なのに、今では自分がジェシーに早く離婚届を出して欲しいと言われる立場、
この時の彼女のショックぶりもすごく感じられました。

自分の生き方も人生にもバッチリ自信を持って生きてきたセレステ。
そして、ジェシーも自分が望んでいるようにいてくれると疑うことなく思っていた甘えやある意味高慢さ。

恋愛映画ではあるけれど、決してそれだけじゃない、バリバリやってた大人(のはず)の女性が、
思ってもみなかった穴なんて開いてないはずの道でばったり転んで・・・もがいて、もがいて、
少しづつ、少しづつ・・痛みを抱えながらまた歩いていこうとする物語。


でもジェシーの立場も気持ちも微妙な感じで、彼が本当のところどう思っているのか、そのあたりもあって、
ラストまで目が離せない二人でした。


主演の2人も役柄にピッタリはまってて、もうセレステとジェシーにしか見えなかったし、
セレステの同僚役のイライジャ・ウッド!!(青い目、変わらないわ)ふふ、いい味だしますねぇ。


失くしてしまって初めて気づく存在の大きさ・・、これって結構恋愛ものにはよくある展開だけれど
愛情の中にある甘えや慢心、勝手さをとてもリアルに描き、なおかつ、笑いや切なさのスパイス加減も絶妙な本作、全くのノーチェック作品でしたが観てよかったな~。

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