2013
09.25

「クラウド・アトラス」

クラウド アトラス ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]クラウド アトラス ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]
(2013/07/10)
トム・ハンクス、ハル・ベリー 他

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・1849年、奴隷売買の契約を終えた弁護士ユーイングは、アメリカへの帰途の船旅に着くのだが、
脱走し、密航していた黒人奴隷オーティアに助けを求められる・・・・。

・1936年、往年の大作曲家エアズに師事する若き音楽家フロビシャーは、遠く離れた恋人シックススミスに手紙を書いていた。

・1973年、物理学者となったシックススミスは、石油企業の利権を守ろうとするフックスを告発するため偶然知り合ったジャーナリストのレイに原発の報告書を託すのだが・・・。

・2012年、ロンドン。編集者カベンディッシュは自ら招いた「こまった事態」から逃れるため兄を頼るが、薦められた隠れ家は精神異常者を監禁する施設だった。

・2144年全体主義国家ネオンソウルでは、遺伝子操作で作られた複製種が労働者として使われていた。
その中のひとりソンミは、ある日革命家のチャンに救出され、恐ろしい真実を目にしてしまう。

・そして、地球崩壊後106度目の冬。島の民ザックリーの村に進化した人間コミュニティーのメロニムが訪れて・・・。


19世紀から24世紀、
過去・現在・未来にまたがる500年に渡って、さまざまな場所で繰り広げられていく「6つの物語」。




※ネタバレしている部分があります、未見の方はご注意くださいね。

『マトリックスシリーズ』のウォシャウスキー監督と、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ監督が共同でメガホンを取った作品と聞いて、とても気になっていました。
ベン・ウイショー君も出てるし



時代も場所も、登場人物たちもそれぞれ違う6つのエピソードがランダムに描かれてゆく172分
えっ、長いと思いましたが、見始めると、これが全く気になりませんでした。

↑にエピソードを書いてみましたが、読んでみても「なに?コレ」な感じですよね。
時代冒険ものだったり、SFだったり、かと思うとコメディ、はたまたサスペンス。
でも、どんどんと画面が変わり別のお話が展開していっても、不思議にごちゃごちゃになったり、分かりにくいと思わなかったのは(ランダムなようで)実はちゃんと計算されたものがあったということかしら。


ひとつひとつのエピソードはそれほど複雑ではなく、シンプルなものでしたが、実に気になる~~ように作られていて、おまけに気になる~ように繋がっているんです!


自分のお好みのエピソードを楽しむもよし、
それぞれのキャラクターたちの繋がりを気にするのもよし、
彼らのからだのどこかにある「ほうき☆の痣」を発見して「おお!」と思うのもよし

壮大な年月紡がれてゆく物語の底に・・流れるテーマを考えるのもよし、

そうそう、そしてあっと驚くキャストたちの6~7変化を楽しむのもいいナ♪

観た人がそれぞれ、いろんな風に感じて、いろんな風に楽しめる作品だと思います。


私は、ジム・スタージェス君とベン・ウィショー君、2人のイケメンたちの運命がと~っても気になる~~といういつもながらに不埒な鑑賞でしたが、

特にベン君(彼は特別な感性を持つ俳優さんだよねぇ)の登場するエピソードは切なくて
「より良い、別の世界で また会おう」には涙


クラウドアトアス

恋人たちの、この解放されたような、不思議なシーンも好きだなぁ。


ネオ・ソウル編のソンミを演じたペ・ドゥナの透明感も良かったです

処刑される彼女が「死は終わりではなくて」「新しい扉がまた開く」と語った・・その次のシーンが
生還したユーイングが愛する妻を抱くこの場面なんですもの・・・。胸がいっぱいになっちゃったな(演じているのも同じ2人!)

クラウドアトラス2



それにしても、キャストたち、実に多彩な人物を演じていたんですね~
エンディング途中で、誰がどの人物たちを演じていたのか、種明かし?があるのですが、
「ええ~~!!」「あれもこの人が!?」というのがたくさんあって(かなりムリヤリもあるけれど)ビックリさせられること間違いなしです。


クラウドアトラス


トム・ハンクスもハル・ベリーも、いろんな役柄で登場しました。
中でもトムは、実に悪~いヤツから、善人、そして悪と善に揺れる人物とさまざまでしたが、


ヒューさま、悪変化

久々のヒュー様は、何故どの世界でも悪役なの~
人食い族(すごいメイクだ~)までご苦労様です



最初のエピソードでは悪意ある人物として登場したトム・ハンクス演じるキャラクターが、
ラストシーンでは自分に訪れた奇跡に感謝する・・、

ランダムに流れていたエピソードが希望に満ちたもので締めくくられたこともとても嬉しい。

実は、もう1回・・見返してみたいな(ほかにもまだまだいろんな余地がありそう)と思うくらい気にいった作品ですヨ。
アメリカでの酷評、ノンノン、関係なし~



クラウド・アトラス 上クラウド・アトラス 上
(2013/01/22)
デイヴィッド・ミッチェル

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原作も長そうだけど、とっても気になります。


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