2008
05.10

「レミング」

レミングレミング
(2008/02/22)
シャルロット・ゲンスブール、シャーロット・ランプリング 他

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こ・・こわっ。
このジャケット・・。
DVDをセットして、お茶を手に戻ってきたらTV画面にこの画像が浮かび上がっているのを見た時は・・思わずゾクッっと。一瞬TVを消しかけましたよ・・(汗)

静かな住宅地に引っ越してきたエンジニア、アランとその妻ベネディクト。
愛し合う二人の幸せな日々は、アランの上司リシャールとその妻アリスを迎えたあのディナーの夜から恐ろしい事態を迎えてゆく・・・。

夫を激しく憎む夫人アリスの憎悪が乗り移ったかのような、妻ベネディクトの変化・・。
いったい何が起きているのか・・。
そしてまた・・。
同じ日の、あのディナーの夜に台所に現れたフランスにいるはずのない動物レミング。
どこから現れたのか分からない、この動物の存在は何を意味するのか・・・。

このなんとも不気味なジャケット通りの怖~い物語。
訳のわからない・・・怖さにどんどんと翻弄されていくのですよーーーー!!


あぁ・・・動悸が・・。
なんですかね?この怖さ。説明しようにも・・説明できない・・・。
だって、分からないんだもの~~!!何がどうなって・・ああなったのか・いや、それともあれは夢なのか・・。
夢だとすると、どこからどこまでが夢なのか・・。現実はいったいどこに・・?
いやぁ~~~、本当に不思議で不気味で・・こわ~~~いお話でございました(汗・・)


・・・・って。
これで感想終わったら、これまた何がなんだか・・ですが(苦笑)

なんといってもやはり!両女優さんの怖さがすごかった~。
上司夫人アリスを演じる、ランプリングは、登場してきた時から怖いオーラに溢れていて・・。
遅れてきたディナーの席での、あのひどい態度!
そして翌日には残業中のアランを誘惑し・・。サングラスを外した目の怖さ・・。あんな目で見られたら固まっちゃうのに・・でも魅力的なのか!?
そしてあろうことか、ついにはあの衝撃の事件がっ・・・!!

対するベネディクト役のゲンスブール。
飾り気のないシンプルな服がとっても似合う、魅力的な彼女も・・どこかちょっとずれてくと・・これがもう!不思議怖さのオーラを発するのですよね。

そんな二人プラス上司・・そしてまたまたレミングにまで翻弄される・・アラン。
見ている側としては彼だけが普通に思えるので、どんどん彼の目線で見てゆくんですね。
そうすると、妻ベネディクトの変化には戸惑うし、上司の態度にも腹が立つし・・あげくには交通事故にはあうわ、レミングには噛まれるわ・・で。
包帯の腕も痛々しい、ぼろぼろな状態になってゆきながら・・わけの分からない怖さが募ってゆくんですよ~。
あのゲストルーム・・・音がするたびに怖くて。血痕!!あれも、いつまであのままにしておくのかーー!!映るたびに何度も心で叫びましたよーー、私(汗)


そのうえに、あのレミングですから!
なんで?レミング・・?
数が増えすぎると集団自殺する動物として有名らしいのですが、このハムスターに似た動物の存在もまたわけのわからないものなんですよね~。
配水管に詰まっていた!!っていうのが、怖いじゃないですか。しかもそれが生き返るんですから・・。

最後にレミングの謎?については一応説明はあったのですが、アリスとベネディクトの不可思議な状況については・・一切無し!
これはもう、想像するしかないのでしょう。だって・・説明などしようがない・・ですよね~。


妙に静かで平和なラストシーンにも・・ドキドキ。
でも、ベネディクトが見つめるアランの背中に・・なんだかゾクゾク。


これは、いろんな意味で忘れられない映画になりそうですよ~。

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コメント
瞳さんも観てくれてうれしいです!
だって、一人でこの怖さをずーっと引きずっているのは辛すぎですもの~(笑)
瞳さんの感想を拝見していて、いろんなシーンが蘇ってきましたけど、それと同時に訳の分らない恐怖も蘇って来ました、ぃやん(泣)

二人の新居、とっても素敵でしたよね。
あのまま何事も起こらなければ、幸せな生活が続いていたはず。
今思うと、瞳さんが言われるように 現実と非現実の境目がどこなのか分らないから、極端に言えば、全てアランの妄想か悪夢だったのかもしれませんよね。
そんな風に混乱させられてしまう時点で 監督の術中にハマってしまっているのかも!?(苦笑)
怖いし、不思議だし、不気味だし・・。
でも結構好き!(笑)
いろんな意味で私も忘れられない作品になりそうです。

「輝ける青春」もご覧になったんですね。
プチ・ロカーショ祭りも「ペッピーノ」の残すところとなりましたけど レンタルに中々ないのですよね。
是非、ご覧になって下さいね。
「輝ける青春」は公開時6時間上映と聞いて挫折し、DVDを買って自宅でじっくり見ましたが 3日間掛かりました(笑)
もう一度 通しで観たいなァ・・(^^ゞ)
カポdot 2008.05.10 22:01 | 編集
>カポさん
これは、見たら絶対誰かと語りたい映画ですよね。
なになに?どうして?どうなってるの・・?って見ている間中心の中に渦が~(笑)

新居、いい雰囲気でしたよね~。ディナーのテーブルも豪華すぎず、二人にぴったりでしたね。
そうなんですよね、もしかして全部妄想・・とか後から思ったりしました。
あの最後にベネディクトが見つけたレミング・・、あれがもしや・・アランが排水溝から出した状態の続き・・?とか思ったりもして・・。
ふふ・・でも私もこういう、術中にはまる作品、好きです。教えてもらって良かったわ~。なにより、ランプリングのあの目が見れたし~(笑)

「輝ける青春」
おおっ!カポさん、購入を!!すごいーー。
これは見ごたえありましたよね。マッテオ役の男優さんも素敵だったわーー。
「ペッピーノ」リクエストしてるんですけど・・なかなかだわ~。
そうそう「夜よ、こんにちは」を先に見つけたのですよ!!楽しみです。

先日コメントいただいたアングラードさん!!私結構作品見てる方だったわ~(汗)
失礼しました~。
dot 2008.05.11 00:44 | 編集
瞳さん、(*゚▽゚)/Bonjour♪

私も見ました。
ドミニク・モルの『ハリー、見知らぬ友人』が結構好きだったので楽しみにしていたんだけど、ホントに???な映画でしたよねぇ。
でもさすがのランプリングさん。
あんな無礼なゲスト、そうはいないでしょ?w
人の家に来てサングラスも取らないし。
このDVDのジャケ写真の目!!!
怖いわ~~~~。
でも実はこういう作品好きなの。
面白かったわ♪

そうそう。
『ベティーブルー』見ました?
インテグラルの方を見てね。
必ず、一人でこっそりね(≧▽≦)
ゆ~こ♪dot 2008.06.05 10:44 | 編集
>ゆ~こ♪さん
おおっ、ゆ~こ♪さんもご覧になったんですね。
感想読みに伺おう~。
うんうん、ランプリングさん、怖かったよ。
あの態度!あの目!!
すごくいろいろ想像しちゃう映画ですよね。
もしや・・こうなの?とか、実は・・とか。
夢なのか、それとも・・どこからどこまでが?っていう風にも思っちゃうし。

『ベティーブルー』まだなんですよぉーー。
週末に大きなビデオショップに行く予定なので借りてこようと思います。
ご近所には無かったの・・。
一人でね・・こっそりね・・(笑)了解です~(笑)
dot 2008.06.06 06:06 | 編集
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