2013
08.20

「ジャンゴ 繋がれざる者」

ジャンゴ7

主人のもとで人間性を奪われ、妻を奪われた奴隷のジャンゴは、賞金稼ぎのシュルツと出会い、自由を与えられ、彼と共に銃の腕を磨き稼いだ金で妻を買い戻そうと決意。お尋ね者を追うアメリカ横断の旅の最終目的地は、妻が捕らわれているキャンディ・ランド。そこは残忍な若き暴君カルビン・キャンディが君臨する農園だ。
ジャンゴとシュルツは奴隷商人を装いキャンディ・ランドに乗り込むが、見かけは黒人、心は白人の老獪な奴隷頭スティーブンが二人の正体を見破り!
思いも寄らない一大死闘が展開する!!
最後に生き残るのは果たして―――?

                        (ソニーピクチャーズ オフィシャルサイトより )                           




↓ ネタバレ少々あります、ご注意くださいね。


南北戦争より少し前のアメリカを舞台に、黒人奴隷だったジャンゴが自由を得て賞金稼ぎとなり、
愛する妻を取り戻そうと白人暴君が支配する農園へと乗り込む~!!

冒頭から力強く流れる「ジャンゴ」のテーマソング。
あぁ・・・なんだか早くも拳握っちゃうわ、熱くなっちゃうな

これって、昔の西部劇の歌ですよね~。
あまり記憶はないのだけれど・・・「ジャンゴ」って名前、その後、いろんな映画に使われていたような気がします。
タランティーノ監督のことですから、きっとそんな数々の西部劇への愛を込めてオマージュ的なシーン、本作の中にもいっぱい使われているんだろうなあ・・・って想像しながら鑑賞しました。

それにしても、黒人たちに扱われ方、奴隷制度の酷さ、小学生の時『アンクルトムの小屋』を読んで・・こんなひどいことが行われていたなんて!!と打ちのめされたことを思い出しました。
映画としてここまで奴隷たちが受けていた過酷な仕打ちを描いたものって、これまであったかしら、すごい

なのに、西部劇としての盛り上がりや
エンターテイメント的な面白さが満々に溢れているんですから!う~ん、やはりタランティーノ監督作品です


キャストも魅力的でしたね~♪

逞しく、頭もいいジャンゴ、愛する奥さんを救うためにどんなことでも出来る男の強さをジェイミー・フォックスが魅せてくれました。服の趣味がね・・(↓の写真は落ち着いた感じだけれど)意外に派手好きなのね~(笑)
早撃ちがカッコいい。

ジャンゴ


ジャンゴ2

キャンディ・ランドの君主、残酷で、傲慢なカルビン・キャンディ。
ディカプリオ、すご~~~い。

ジャンゴ5

でも、そんなご主人よりももっとタチの悪い、屋敷を仕切るサミュエル・L・ジャクソン。
あぁ、憎ったらしかったーー。見破っちゃうんだもの・・、クソーー(あら、失礼~)



だけど、だけど・・・やっぱりこの映画で一番愛すべき人物といえば

Drシュルツ

ドイツ人で、元歯科医、今はやり手の賞金稼ぎキング・シュルツ。
演じたクリストフ・ヴァルツは、本作で2度目のアカデミー賞助演男優賞受賞
とんでもなく魅力的な人物なんですもの、これはもう、あげちゃいますよね

ジャンゴ6

ドクターだけの、渋いポスターも貼っておこう~っと。

外国人ゆえか、この国の奴隷制度を嫌悪し、なんとも自由な精神でジャンゴを賞金稼ぎのパートナーとし、ともに旅するシュルツ。
頭が回って冷静で、飄々と弁をふるうかと思えば、あっという間に銃を抜いて標的を始末しちゃう・・、シビレマス。

ニーベルンゲン伝説をジャンゴに語るシーン、いいなぁ。
(まさか、この映画でドイツの叙事詩が登場するとは思わなかったけど・・・昔読んだ「ニーベルンゲンの指輪」ではヒロインはクリームヒルトという名前でした)


ジャンゴ3

シュルツが乗ってる馬を紹介すると、ちゃんと馬チャンもお辞儀をするのよねぇ、可愛い。


最後の最後まで登場して欲しかったなぁ。
もちろん、ジャンゴは最後には独り立ちして、自分独りでブルームヒルダを助け出さなければ、ジークフリートにはなれないのは分かっていたけれど・・。

馬車のてっぺんについていたあの揺れる「歯模型」みたいに、きっと何かを忍ばせていて
「ニヤリ」と笑いながらまた登場してくれるに違いないわ!って思ってたんですよね。
でも、ドクターが幸運のお守りとしてジャンゴに渡したあの証書が、ちゃ~んとジャンゴを救ってくれましたね。



ふぅ~~、でも血はやっぱり飛びに飛びました!
冒頭から頭ぶっとんじゃうし・・


ジャンゴ4

この画像は前半のシーンでしたけど、噴き出た血が(奴隷たちが摘む)白いワタの花に飛び散るのが残酷なのに、とても鮮やか。

ラストの農園での銃撃戦も凄かった~!!

いろんなシーンで、ひゃぁ~~と血しぶきの飛びっぷりに驚きながらも、
ずた袋集団登場では、おかしなやりとりにププッと笑ってしまったり、
黒人が客人として扱われることの驚きや、戸惑いの場面では、白人だけじゃなくって・・・黒人たちもまた同じように戸惑っている様子がとてもリアルで・・考えさせられたり。

上映時間の長さは全く感じない165分でした。

いいところで、盛り上がる音楽も気持ちいい~♪上手いですね。
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クエンティン・タランティーノ監督 ジェイミー・フォックス クリストフ・ヴァルツ レオナルド・ディカプリオ ケリー・ワシントン サミュエル・L・ジャクソン  南北戦争から2
ジャンゴ 繋がれざる者 dot PORUKA’Sdot 2013.09.02 22:57
コメント
瞳さん、こんばんは~。
お天気が安定しませんね。
こちらは雨も多くないけど、また暑さがぶり返した感じです><
ご覧になったんですね~♪
面白かったですよね、ぜんぜん長く感じなかった^^
キャスティング、素晴らしかったですよね。
悪役ディカプリオもいい感じにハマってましたね(^◇^)
でもサミュエルが登場してからは、もう彼の行動にちゅうも~く!でした(笑)
憎しみが増せば増すほど、復讐のそう快感は格別(^_^;)
ドクターのポスター素敵!
ヴァルツ、最後までカッコよかったですよね(T_T)
タランティーノ監督にしては残酷演出は抑え気味だと思うので、多くの人に観て欲しいですね^^

インディアンのジョニーにまだ会えてないんです><
なんとか時間を作って観に行きたいと思ってます♪
ポルカdot 2013.09.02 22:54 | 編集
>ポルカさん

おはようございます。
曇っていたかと思うと、急に激しく降ってきたりで・・傘が手放せないお天気ですよねぇ。
こちらは雨続きで少し涼しくなりました。

観ました~!!
ヴァルツ目当てで観たんですけど、レオさまも良かったし、
サミュエル、もうーーー、やってくれましたよねぇ。
憎ったらしいこと!!

最後の復讐っぷり、圧巻でしたね。

ドクター、素敵だったわ。
最後、握手のシーン、絶対ヤルな・・と思ったんだけど・・やっぱり撃ちましたね。
お別れシーンが切なかったです。

トントのジョニー、そうでしたか~!
陸に上がった船長・・を思わせるシーンもいろいろあってパイレーツを思い出しちゃったんだけれど、
船長よりも、台詞が少ないので(幼い時の)悲しみとか、いろいろ想像しながら観ましたよ。
会いに行ってきてくださいね~♪


dot 2013.09.03 09:46 | 編集
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