2013
08.12

「冬のフロスト」

冬のフロスト<上> (創元推理文庫)冬のフロスト<上> (創元推理文庫)
(2013/06/28)
R・D・ウィングフィールド

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R.D・ウィングフィールドのフロスト警部シリーズ、ついに、ついに・・・第5弾~!!

前作「フロスト気質」から待ちに待って・・・5年の月日
ええ、もう、オリンピックよりも待ったんです

でも前作の時は、3弾から7年待ちましたから!やや・・スピードアップされたかな(笑)


さてさて・・・はやる心を抑えて、今回も、じっくり、ゆっくり、大切に読むことにいたしましょう♪

冬のフロスト<下> (創元推理文庫)冬のフロスト<下> (創元推理文庫)
(2013/06/28)
R・D・ウィングフィールド

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寒風が肌を刺す1月のデントン警察署・・・、

世界中がこんなに猛暑の日々なのに、相変らずデントン警察署は冬模様
フロスト警部ももちろん、いつものよれよれレインコートにえび茶色のマフラー(もう、この姿以外のフロストを思い浮かべられないわ)

そして、やっぱり、警部のまわりでは・・次から次へと「どうしてこんなに事件が起こるのか~」

2か月以上も行方がしれない8歳の少女に続き、同じ学校の7歳の少女も姿を消し・・・。
売春婦殺しは、連続殺人へと発展し、
強盗犯はショットガンをふりまわし、迷惑極まりない酔ったフーリガンの一団までが署になだれ込む~。

なのに、我らが「いけすかない」マレット警視が点数かせぎに他署へ人員を送っちゃったせいで、
フロスト警部の辞書には、今回も「睡眠」という言葉はほとんど登場いたしません~。

あぁ・・驚嘆すべきこのタフさ。

部下のモーガン刑事を「芋にいちゃん」リズ・モード警部代行を「はりきり嬢ちゃん」と呼んじゃう口の悪さなんてもう、可愛いもの。
お下品さもその下ネタさえも・・、5弾ともなると愛おしくなってきたりして


得意の勘頼り捜査も絶好調のはずが・・とんでもない事態を招き、
あぁ、今回こそはもう、万事休すと思うところまで行っちゃうのですが、「どうにかなっちゃう」のも、
フロストワールド。

しかし・・いつもにも増して危なかった、今回は
張り切り嬢ちゃんが大ピンチ手に汗握りました・・・。

ピンチの原因は、もちろんフロスト警部にもあるけれど、芋にいちゃんモーガン刑事・・ときたら。
ドジっぷりの半端ないこと、どこまで「使えない」んでしょう(汗)
なのに、そんな部下を決して切り捨てたりしないフロスト警部の人情が篤い。

マレット署長のお気に入りの絨毯には煙草の灰を落としても平気だけれど、
7歳の女の子が整頓した小さな部屋は汚したくないと思う・・、フロスト流の心使いに今回もほろり

う~ん、どんどん惚れちゃうな(笑)


そんなフロスト警部に・・もうあと1作しか会えないんだ・・と思うと(著者がすでに亡くなられているので)
寂しくてなりません。

残された「A Killing Frost」が読めるのは、あと何年先でしょう。
読みたいけれど・・まだまだあとでもいいような。


それにしても今回も・・身も凍える寒さの中、必死で頑張るフロスト警部たちを影で支えるあったかい紅茶(ぬるくなってたり、ぞーきんみたいな味だったりしますが 苦笑)のシーンがたびたび。

紅茶のお供の、脂ぎったベーコンのサンドイッチは、デントン署名物かしら?

捜査中、ほとんど毎日、紅茶&ベーコンサンドで乗り切るフロスト警部に、アツアツのお茶を差し入れしたい~♪

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