2008
05.09

「輝ける青春」

輝ける青春 プレミアム・エディション輝ける青春 プレミアム・エディション
(2006/04/21)
ルイジ・ロ・カーショ、アレッシオ・ボーニ 他

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イタリア、ローマに住むカラーティ一家。
1966年から40年にも及ぶ家族の物語をイタリア各地を舞台に(旅行シーンでは北欧も登場!)壮大に描いた物語。

第一部3時間、第二部3時間で、6時間という長丁場ですよ!
最初は観れるかしら・・と思っていたけれど、始まるとすぐこの家族の物語にのめりこんでしまい、最後のあたりにくると・・なんだかもう名残惜しくて・・。
もっと、もっと、見ていたい、彼らと一緒に時間を過ごしたい・・とそんな気持ちで一杯でした。


カラーティ家の4人の子どもたち、中でも長男ニコラと次男マッテオ、二人を軸に物語は始まります。
どちらもハンサムな二人!
でも全く違う性格の持ち主・・・ニコラを演じるルイジ・ロ・カーショ目当てにこの映画を借りた私ですが、弟マッテオの繊細で鋭い眼差しに惹かれるし(笑)、でもやっぱり、温厚で優しいニコラの微笑みにはほっとするわ・・だし(笑)
もう、どんどんと物語にのめりこんでいきましたよ。

仲のよい兄弟がやがて全く違う道を選ぶ、その一歩となった休暇から始まって、
やがて起こったフィレンツェの大洪水。
学生運動の激化から
「赤い旅団」によるテロ活動・・と、
全く知らなかったその時代のイタリアの歴史の匂いのようなものを感じつつ、その中で繰り広げられるいろいろなドラマは、重厚でとても魅力的で。
一家が悲しみに襲われた時には一緒に涙してしまうし、嬉しい出来事を迎えるとほっとして・・、なんだか自分までが家族の一員になったような・・そんな気持ちになっていましたね、いつのまにか。

ニコラとマッテオだけではなく、女姉妹たち、そして父も母、友人達も・・、みんながしっかりと描かれていたのも嬉しかったです。
ひょうきんで明るい父親も良かったですし、後半は特に母親!彼女の姿に、同じように子どもを持つ母としていろんな思いがこみ上げました。
教師としていつも理性的な彼女が、悲しみのあまり見せた・・あの本を投げ捨てるシーン・・・、あのシーンは強烈でした(涙)

ニコラとマッテオが精神病院で出会った少女ジョルジアと旅をする、後の二人の運命に大きく影響を与えたあの旅のシーンも忘れがたいし、
ニコラと母親が、マッテオを愛したミレッラを訪ねる海のシーンの美しさ!
最後の最後で、ニコラが再び愛する人を得るシーンも良かった~。
だって二人があまりに真面目すぎて・・どうなることかと思いましたよ。
こんなに待てるイタリア人もいるんだ・・って思って(なんて失礼な!笑 私ったらいったいイタリア人をどんな風に思っているのか・・苦笑)

他にも語りたいシーンはあまりに多いし、印象的なシーンもありすぎて・・とても全部は語れない~!!
あぁ・・贅沢な悩みです(笑)

ローマから、フィレンツェ、トリノ、ミラノ、パレルモ・・・・イタリア各地の美しい風景も堪能しました。


俳優さんたちもみなさん、素晴らしかったですね。
長女ジョヴァンナの骨太でしっかりとした強さ、末っ子フランチェスカのゆったりとした魅力、ニコラが愛したジュリアの激情。
そしてなんといっても忘れられないのは、マッテオの瞳!!あまりに厳しく生きようとした彼が、時に見せるあの潤んだような目が忘れられない。
アレッシオ・ボーニ、素敵な俳優さんですね~!!

物語の語り部となるニコラ。一見地味な存在のようでしたが、彼の存在がどれだけこの物語の、家族の、そして見ている私の支えとなったことか・・。
温厚で辛抱強くてユーモアもあって・・。人を尊重するあまりに、最後の最後まではその人の中に踏み込むことが出来ない・・、そのことで後悔し、負い目を感じながら・・それでも自分なりに生きてゆく、そういう彼の姿にとても共感を覚えました。
またひとつ、素敵なルイジ・ロ・カーショに出会えた作品でした。
(短髪のルイジって、徳永英明さんに似てる~!!って思うんですけど・・私だけ・・でしょうか。 笑)

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