2013
08.05

「ルーパー」

LOOPER/ルーパー [Blu-ray]LOOPER/ルーパー [Blu-ray]
(2013/07/10)
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット 他

商品詳細を見る


タイムマシンの開発が実現されてはいるものの、法律で使用が禁じられている近未来。
すべてが徹底管理されたその未来世界では死体の処理が非常に困難になっているため、レインメーカー牛耳る犯罪組織は抹殺したい標的をタイムマシンで30年前に送り込んでいた。

送られた標的を始末するのが「ルーパー」と呼ばれる暗殺者。
凄腕ルーパーのジョーはある日、いつものようにターゲットの抹殺指令を受けるが、
未来から送られてきた標的は30年後のジョー自身だった!!

ジョセフ・ゴードン=レヴィット君のSFもの~
監督のライアン・ジョンソンは、以前『ブリック』でもレヴィット君と組んでましたよね。

今回レヴィット君は、30年後の自分自身(演じるのはブルース・ウィリス)と対決する!ということで
ブルース似の特殊メイク

ルーパー

噂には聞いていましたが・・・いや~~ん、かなりの違和感

ルーパー3

この画像なんて・・どこのオジサン?って感じです

殺風景なトウモロコシ畑で、バンバン標的を始末するジョー。
画像的にとっても印象的でしたが・・・こんな何にもないところ、逆に目立ってない?(苦笑)

ルーパーの報奨金は、標的の背中につけられた銀の延べ棒。
なるほど~価値が変わらないのね・・と納得なのですが、ある時から未来の支配者レインメーカーが、全てのルーパーを抹殺しようとしている(「ループが閉じられる」)という噂が流れ始めます。

ルーパー4

ジョーの横に乗ってるルーパー仲間セス、未来の自分を始末できなかった彼が「抹殺されるシーン」、前半のこのシーンが一番怖かったところかも
30年後のセスの鼻が、い、いきなり・・・
描かれなくても若きセスがどんな目にあっているのか・・・想像してしまって怖すぎます。


頼ってきたセスを組織に渡してしまった薄情なジョーの元にも、やがて未来の自分が送り込まれてきます。

未来のジョーはブルースですから、そりゃあもう、簡単に抹殺されるはずがありません!
若きジョーにしても、もちろん、未来の自分は自分ですから殺したくない。でもやらなければ現在の自分が消されてしまうのです。

レヴィット君VSブルース御大。

ルーパー2

やっぱり、そりゃあ、年季入ったブルース@ジョーには敵いません。
でも直接対決するシーンは意外なほど少ないんですよね、それぞれのジョーが、それぞれの思惑で動いていきます。

この若ジョーと老ジョーのシーンが、交差するので・・うん?ちょっと今のシーン、どういうコト?って思うところもたびたび。どんどん変わっていくショットに・・見ていて少し頭がこんがらがってしまいましたが・・私なりに整理すると。

若ジョー(レヴィット君)

未来の自分を始末できず、組織から追われる。
危ないところを、なんとか逃げ切り、未来のジョーと会う。
老ジョーが持ってきたレインメーカーに関するメモを手掛かりに、サラ、シド親子と出会う。


老ジョー(ブルース・ウィルス)

若き日に未来の自分を始末し、多額の報奨金を手にするも、犯罪者として荒れた生活を送る。
なぜか念願のフランスではなく、中国に渡りそこで愛する女性と出会う。彼女と静かで穏やかな生活を手にするも、レインメーカーの手によって彼女を失ってしまう。
そこで、悲劇を変えるために自ら過去に行き、まだ悪に目覚めていないはずの幼いレインメーカーを始末しようとする。

・・ってことなのかな?

おお、まるでターミネーターのようではありませんか。
しかも、少年シドのママの名前がサラなのですから。

若ジョーを追う組織のボスも意外なほどあっさりと片づけられて、三つ巴の争いになるのかなあという予想も裏切られた本作、
もっと意外だったのは、SFやアクションという形を取りながらも、そこにはしっかりと「愛」が語られていたということでした。

愛に飢えてルーパーとなったジョー。
しかし、犯罪者となった彼を変えたのも、ひとりの女性の愛情だった。
彼女への愛の為に、過去へと戻り未来を変えようとする老ジョー。

実の親サラに一度は捨てられながらも、改心した彼女の愛情に気づくシド(少年の表情が怖いくらいでした、すごいな、この子)

そんな親子に、自分の幼いころを見る若きジョー。

ラスト、シドとサラに銃を向ける老ジョーの姿に、若きジョーが愛と悪の連鎖を見るところなんて、ちょと哲学的でもありますよね。
そして、その連鎖を断ち切るために彼が取った行動に・・・あぁ・・・そうしちゃうのね
前半のジョーからは想像できなかった結末に胸打たれました。


観終わってからも、他にどうしようもなかったのかしら~、あのシーンはどういう意味?とか、いろいろ考えてしまう本作、
やっぱりこういうタイムトラベルものって、頭ぐるぐるしちゃいます、でもぐるぐる考えるのも結構好き(笑)


若きジョーの心の変化によって・・・老ジョーの記憶がぼやけてくるシーンとか、
未来の自分への連絡方法が腕に掘った文字で・・、
「もっと短い名前の店員がいるだろ?」なんて言ってたり。

実は最初見たとき、「んん?」って思った細かいシーンの数々も、ぐるぐる~~してたら「なるほど!」って。

「ぐるぐる~」してたら、もう一度、見返してみたくなりました
トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/628-a6fb0621
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top