2013
07.19

「ミステリーズ 運命のリスボン」

ミステリーズ 運命のリスボン [DVD]ミステリーズ 運命のリスボン [DVD]
(2013/05/02)
Kss

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19世紀前半、激動のヨーロッパ。
主人公はリスボンの修道院に身を置く孤児の少年ジョアンと、彼の出生の秘密を解き明かすキーパーソン、
ディニス神父。そして、謎解きのように物語は幕を開ける。
因習に囚われる老貴族、異国から来た成り上がり者、過去の愛に生きる修道士、嫉妬に駆られる公爵夫人…。
やがて情熱や欲望、嫉妬や復讐に駆られた無数の男女たちの人生を巻き込みながら、ミステリアスでドラマティックなエピソードが紡がれていく。

                      オフィシャルサイトより 



世界の名匠ラウル・ルイスの最高傑作!!


・・と言われてもラウル・ルイス監督作品今までひとつも観たことがありません。
ですが、

“ポルトガルのバルザック”と称され、ロマン主義最大の作家と言われる、文豪カミロ・カステロ・ブランコの小説を原作に描かれる、豪華絢爛、魅惑的で幻想的な夢のような世界へようこそ―



こんな風に書かれたら、俄然興味がむくむく~
4時間26分という長丁場にレッツ・チャレンジです


苗字のない、孤児の少年ジョアン、彼の出生の秘密が解き明かされながら・・幕が開いた物語。
愛らしいジョアン少年の成長を追ってゆくストーリーだと思いながら見ていると・・・どうしたことかいつのまにか少年の姿は消え、物語の中心はディニス神父へと・・・。

ところが、神父の若き日の話へと移っていくと、そこには(かってジョアン少年出生時に登場した)謎の男が再び姿を現し、
気が付くといつのまにか、ジョアン少年は青年になって私たちの前に姿を見せる・・。

そして・・・・。


めぐる~、めぐるよ~~、時代は巡る~~♪

でも、めぐるのは時代だけではないのねぇ、主人公たちも、彼らが持っている謎や秘密も、すべてが絡まり合いながら巡ってゆく~~。

なんとも不思議で、夢のような、でも夢にしてはあまりにも生々しく愛し合い、憎みあう人々・・。
いったいどんな風に感想を書いたらいいのか、とっても悩んじゃう映画なのだけれど、
いまだ、その謎めいた世界の中に漂っているかのような、そこから出てこれなくなったかのような。
そんな想いに囚われる作品です。


舞台や衣装も見事なのですが、一番驚いたのは、まるで別の場所から人々を見ているかのような、不思議なカメラワーク。

窓の外から、仕切られた小さなドアから、カーテンの向こうから・・・・。
テーブルに置かれたティーカップにまでゆれて映る人々の表情が、ゆらゆら~~、幻想的な世界へと誘われるかのようでした。


後半のエピソードに、レア・セドゥーが登場してビックリ。


運命のリスボン


それほど長くない登場シーンでしたが、やはり魅力的です。
彼女に恋する連隊長役にメルヴィル・プボーが出ているのですが、常にかぶりもの(?)があって・・・顔がはっきり見れなかったのが残念!!


ラストシーンも謎めいていましたねぇ。
どう解釈したらいいのでしょう。めぐりめぐって・・・また最初に戻ってきた!?

それとも、すべては夢が見せたもの?


分からないので考えるのはやめにして(苦笑)ただ、余韻に浸ることにしましょうか。


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