2013
06.21

「砂漠でサーモンフィッシィング」

砂漠でサーモン・フィッシング [DVD]砂漠でサーモン・フィッシング [DVD]
(2013/06/08)
ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント 他

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砂漠の国イエメンに、鮭を泳がせて釣りをするという前代未聞のプロジェクトの顧問を依頼された水産学者のアルフレッド・ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)。

依頼人は、イエメンの大富豪シャイフ(アムール・ワケド)。
荒唐無稽なこの依頼を一度は断った博士だったが、首相広報担当官のマクスウェル(クリスティン・スコット・トーマス)は、中東と英国の関係をよく見せるための話題作りにと、このプロジェクトを推し進めることを決定する。

ジョーンズ博士は、シャイフの代理人ハリエット・チェトウォド=タルボット(エミリー・ブラント)と協力することになったのだが・・・。


ラッセ・ハルストレム監督の作品、久々かも~

登場人物に向ける優しい視線、温かく後押ししてくれるようなそんな作品を見せてくれる監督らしい、
本作もとっても心地よい~、暖かい気持ちになれる作品でした。

砂漠の国で鮭を泳がせる~そんなトンデモナイプロジェクトが、思いがけず国家プロジェクトとなって唖然~でもクスクス
理論的には可能でも、博士に言わせたらそれは「火星に地球人が移住する」レベルの理論的な可能性。

かなり堅物(ジョークは言わない)な博士の疑心暗鬼は、シャリフの言葉や彼との間に芽生えた友情、しだいに大きくなっていくハリエットの存在の中で、可能性に向かって信じる・・前向きさを取り戻していく。
そしてそれは、プロジェクトだけじゃない、博士自身の人生についても同じだったんですね。

ユアンは、何を演じても上手いけれど、この役も本当に彼自身?みたいに思えるくらいハマってますねぇ

砂漠でサーモンフィッシィン6

ふふ、この絵、面白かった~


プロジェクトの進行につれて・・まさにさまざまな問題が勃発するのですが、博士の家庭問題、ハリエットの恋人との関係、加えて政治や現地イエメンの現状まで!
コミカルであったり、切なかったり、ええっ、アブナイ~サスペンスでハラハラしたり・・、小粒な作品という印象があったのですが、観終わって思うと、内容的にはかなりエンターテイメント要素も盛り込まれているんですねぇ。

でも何より大満足だったのは、本作キャストが抜群にイイ~
ユアンは上にも書きましたが、ハリエット役のエミリー・ブラントの魅力、大きいです
派手でなくとってもさりげないのに、好感度バッチリ。

今回彼女のファッションにも目が行きまくり~(笑)

砂漠でサーモンフィッシィン5

スコットランドにあるシャリフの別荘では、ボーイッシュに。


砂漠でサーモンフィッシィング3

と思ったら、その夜のディナーの席のこの美しさ。シンプルなドレスなのにとってもお洒落です。


砂漠でサーモンフィッシィン4

砂漠でサーモンフィッシィング

砂漠の国イエメンではチノパンツに白のブラウス。清潔感溢れていいですねぇ。

仕事に関してはバリバリのやり手なのに、恋にかんしてはとっても初心なところも好感度なんですよね。


そして今回私のイチオシなのが、↑の写真の中でも抜群の存在感を見せるシャリフ。
演じているのはアマール・ワケドさん。エジプトで人気ナンバー1男優さんですって。
激しく分かる~~実はちょっぴりユアンが霞みそうになっちゃうくらい、オーラありました。

「私にはたくさん妻がいるから女性の気持ちは分かる」ってあぁ・・・妻の一人になりたい~~

信仰と釣りは通じるものがある・・という彼の言葉、説得力ありました。


そうそう、そしてこの方も忘れちゃいけません。クリスティン・スコット・トーマス。

砂漠でサーモンフィッシィング2

やり手の広報担当官。
こういう役の彼女を初めて観ました。コミカルなんだけれど、もちろんそれだけじゃない、ピリリと締めてくれています。

他にも博士の嫌味な上司や、釣りの下手な外務大臣、脇役の方々も面白かった~。
ハリエットの恋人はちょっと気の毒でしたよね。


最後にまるで釣り雑誌の表紙を飾るかのように見事にジャンピングした鮭は、ちょっと出来過ぎだけど・・、
やはりこうでなくっちゃ!!

そういえば、映画の中盤、人々の流れに逆らってハリエットのアパートに向かう博士の姿は、鮭にそっくり(笑)
名シーンだと思います。
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監督ラッセ・ハルストレムで、『スラムドッグ$ミリオネア』のサイモン・ボーフォイが脚本、タイトルもソソられる感じだったので、内容ほとんど知らないまま鑑賞。
「砂漠でサーモン・フィッシング」感想 dot ポコアポコヤ 映画倉庫dot 2013.06.26 15:56
コメント
わーい!瞳さん、私もコレ見たばっかりで、嬉しいな~。
やっぱり見た直後の方が、記憶がしっかり残ってるから(爆)

そっか~
瞳さんは結構楽しめたのね・・・。
私は、恋愛模様が、そりゃ無いよ~~って思う処があって・・・。

でも!
イエメン富豪の彼が素敵~~って思ったのは同じだね!!
私も、4人妻いるのも解る、この男性なら。って納得が行く魅力があったわ。で、この人なにもの??って検索したのも同じね☆
エジプトの人気の俳優さんなんだねー。

で、一緒に書いちゃって、ごめんなさい。
ルアーブルだけど、

>本作の中で、昔はパリで物書きをしていた・・とマルセルが語るシーンに思わず「やっぱり~!!」
「ラヴィ・ド・ボエーム」のマルセルの後日談が観れるとは嬉しい。
だけど、初老の老人になったマルセルが港町で靴磨きをしているなんて

え~っ・・・
そうなんだ???
いやぁ~
悲しい・・・。
前に、ラヴィ~ 見たことあるんだけど、もう全然記憶が・・・
ううう・・・・
知っていたら、すごくそこ、嬉しかったのに・・・
latifadot 2013.06.26 15:56 | 編集
>latifaさん

こんにちは~♪
わ、こちら観たばっかりなのね。

>私は、恋愛模様が、そりゃ無いよ~~って思う処があって・・・

あ、分かる、分かる~。
いろいろ盛り沢山に書いてしまったので(ファッションとか取り上げたりして)2人の恋模様について書いてなかったんだけど、
富豪さんと彼ら3人のチームがとってもいい感じだったでしょう。
彼氏とのことで悲しむハリエットを慰める博士も好感度大きかったので、わざわざくっつけなくても・・とも思ったわ。
奥さんともメールじゃなくってちゃんと話し合わないとね!

ふふ、アマールさん、素敵でした!絶対何者?って思うよねぇ。オーラ凄かったわ。

「ルアーヴルの靴みがき」
おお、latifaさんも「ラヴィ~」ご覧になってたのね。
私少し前に観たばかりだったので、まだ記憶が新しかったの。

latifaさんも書かれてたけど、カウリスマキ監督が描くとフランスが舞台でも哀愁トーン?を感じますよね。
dot 2013.06.26 17:12 | 編集
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