2013
06.19

「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」

ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 [DVD]ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 [DVD]
(2013/06/21)
アビー・コーニッシュ、アンドレア・ライズブロー 他

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1998年ニューヨーク、ウォリー(アビー・コーニッシュ)は著名な分析医の夫(リチャード・コイル)と結婚し、
周囲から羨まれる何不自由ない生活を送っていた。

だが、多忙な夫を毎夜ひとり待ち、子どもを望まない夫との間に広がる溝に苦しむ毎日・・。

ある日、ウォリーは以前務めていたザザビーズで開かれるウィンザー公爵夫妻の遺品オークションに足を運ぶ。
英国中を敵に回し、恋を貫いたウォリスとエドワード・・、彼らに想いを馳せるウォリーは・・・。




てっきりアビー・コーニュッシュが、エドワード国王に愛されたウォリス・シンプソン夫人役・・と思っていました~、違ったのね。
なので、登場人物を把握するまで始めは少し混乱しながらの鑑賞でした


夫との生活に悩む主婦が、英国王との恋に生きた同じ名前の女性の生き方に想いを馳せる・・・2つの時代がリンクしながら描かれてゆく展開、凝ってます。

お目当てのアビー・コーニッシュの、悩みながらも強さを感じる、しっかりした存在感も良かったのですが、
シンプソン夫人を演じたアンドレア・ライズブロー、彼女が素晴らしい~~

WE2.jpg

決して美人でもセクシーでもない(と映画の中でも語られていたけれど)ドレスのセンス、着こなしの美しさ、
思わず目が行ってしまいます。もてなし上手というか、チャーミングで魅力的。


WE.jpg

コリン・ファースの『英国王のスピーチ』ではガイ・ピアースがエドワード8世を演じていましたが、そちらの映画では弟王がメインなのでさらり~と描かれていた国王と人妻との恋愛。

王位を捨ててまでの愛を貫いた・・とどちらかというとエドワード側からのエピソードが多い中、
さすが、マドンナ(監督)しっかりと女性側、シンプソン夫人に光を当てていました

ウォリーが問いかける「彼女(シンプソン夫人)にも失ったものはあるのでは?」
この言葉、印象的でした。

「国王も自分も決して幸せにはなれない」そう分かっていながらも・・・安定した夫との生活を捨て国王に王冠を捨てさせた悪女としての人生を選んだ・・・。

「過去を振りかえらず、新しい人生を抱きしめるの」

ついには夫から暴力を受け、オークションで知り合った警備員エフゲニーに惹かれていくウォリーに
シンプソン夫人が語りかけるシーン(もちろん、ウォリーの想像ではあるのですが)に、なんら無理がなく、むしろそのシーンの美しさに感動を覚えました。
監督の上手さもあるのだと思うのですが、2人の女優さんの魅力も大きいわ、きっと。


WE・・・・、ウォリスとエドワード(シンプソン夫人が2人の頭文字を口紅で書くシーンがお洒落)
これはまた、ウォリーとエフゲニーのWEでもあったのですね。


洗練された美しいファションや、映像センスが印象に残る作品・・ですが、それ以上に、悪女と言われた女性への監督のエールが感じられた作品でした。

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