2013
04.28

「ロンリーハート」

ロンリーハート [Blu-ray]ロンリーハート [Blu-ray]
(2010/04/16)
サルマ・ハエック、ジェームズ・ガンドルフィーニ 他

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レイモンド・フェルナンデスは、新聞の恋人募集欄「ロンリーハート・クラブ」で標的を見つけては、戦争未亡人や独身の中年女性から財産を騙し取る結婚詐欺師。
ある日、マーサ・ベックに近づくのだが裕福でない彼女に用はなかった・・・、だが、別の女性に接近して窮地に陥った彼をマーサが庇い、2人は不思議な絆で結ばれるようになる。

やがて、マーサはレイの妹と称し、2人は組んで女性たちから財産を奪ってゆくのだが・・・。


1951年にニューヨークのシンシン刑務所で死刑が執り行われた凶悪殺人犯レイ&マーサ。
アメリカの犯罪史上、実在した2人組の殺人犯を描いた作品です。

ジャレッド・レトがレイモンド役。
ハンサムなルックスと優しさで孤独な女性たちを虜にしてゆく詐欺師の役なのですが、ナント!!
髪がぁ~~~
見事なハゲっぷり

実際のレイモンドがそうであったようなのですが、外見もそこまで似せちゃったんですねぇ。髪、抜いちゃったのかしら
女性たちに会う時にはカツラをつけてバッチリ決めていく(でも両面テープが見えてる・・なんて台詞もありましたが・・)わけなのですが、ペテン師の匂いプンプンでちょっと可笑しいくらい。

何人もの女性たちを同じような台詞で誘い、お金を出させては捨ててゆくレイモンド。
でも冒頭からの彼のまさに詐欺師~~のオーラぷんぷんの言葉や行動は、そこまで恐ろしい男のようには見えないのだけれど・・・。

出会ってしまったのですね、マーサ・ベックと。
彼女はレイモンドに夢中になるけれど、彼の言ってることや行動が少しおかしいことは初めから見抜いてる。
でも、いや、だからこそ彼には自分が必要なんだ!!・・と。


マーサを演じるサルマ・ハエックの存在感が圧倒的
彼と組んで妹と称しているけれども、女性たちと愛しあうレイモンドを見る事がしだいに耐え難くて・・・ついには彼女たちに手をかけてゆく・・。

彼女もロンリーウーマン、彼女たちと同じ立場でレイモンドに出会ったのだから、だれよりも孤独な女性の気持ちが分かったはずなのに・・。
分かるからこそ、よけい、レイモンドが彼女たちに甘い言葉や愛を振りまくのが耐えられなかったのかもしれないけれど、酷すぎるわ~~~、惨すぎるわ

彼女たちが最後に手をかけた女性には幼い女の子もいたのに・・・


レイモンドとマーサを追うロビンソン刑事を演じるのは、ジョン・トラボルタ。
彼の奥さんが自殺してしまうシーンが、映画の初めにあるのですが・・・これが実にショッキング。
遺書も無く、はっきりとした理由も分からないまま、妻を亡くしてしまった彼もまた孤独感を抱えたまま生きている。

押さえた演技で見せてくれます~~、彼の相棒がまたいいのね、「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ガンドルフィーニ。


そうそう、実はこの映画の監督さんは、ロビンソン刑事の実のお孫さんだそうです
だからかな、レイ&マーサという実在した二人組を取り上げながら、彼らを追うロビンソン刑事の心情や彼を取り巻く人々がよりしっかりと描かれて見ごたえあるものになっていましたねぇ。


惨い犯罪シーンや死刑のシーンもあって・・・なんとも言えない気持ちになってしまう内容なのだけれど、
ロビンソン刑事と息子たちの優しい情景がラストシーンに映し出されて・・良かった。救われる思いがしました。

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