2013
02.27

「ハンガーゲーム」

ハンガーゲーム

近未来、巨大独裁国家パネムは、最先端都市キャピトルと12の隷属地区で構成されていた。
かって12地区の起こした暴動を治めた政府は、過去の過ちの見せしめ的な意味を込め、
毎年1回、12地区の12~18歳の若者の中から、男女1人ずつ合計24人をプレイヤーとして選出し、最後の1人になるまで戦わせるサバイバル・コンテスト「ハンガーゲーム」を開催してきた。

一部始終が全国に生中継され、キャピトルの裕福なエリート層にとっては極上の娯楽となったゲームは、第74回を迎えていた。

カットニス・エバディーン(ジェニファー・ローレンス)は、貧しい12地区に暮らす16歳の少女。
不運にもプレイヤーに選ばれた妹プリムローズ(ウィロー・シールズ)に代わってゲーム参加を自ら志願した彼女は、はたして勝者となることができるのだろうか・・・。



わぁ~、ジェニファー・ローレンス、アカデミー賞主演女優賞受賞獲得ですって
すごい~、おめでとう~

『ウィンターズ・ボーン』が強烈な印象だった彼女、とても気になる女優さんです。
この作品も彼女が出演しているから!!っていうことでレンタルしました。


10代の少年少女が互いに争い、殺しあうサバイバルゲーム・・ということで、残酷描写や惨たらしいシーン多かったらどうしよう、見ていられるかしらと思ったのですが、

良かった、思ったよりそういうシーン、少なかったです。


もちろん、子どもたちに殺し合いをさせてそれをTVで中継して、面白がったり、まるでショーのように見世物にするっていうのは、ものすごーーく腹立たしいし、大人たちよ!いくら政府に抑えられているからってそれでいいんかい!!(もちろん途中で暴動を起こすシーンもありましたが)立ち上がらんかい!!と思いましたが、

近未来的なビジュアルや
富裕層たちのあのカツラやファッション、髭がある意味コミカルというか、ファンタジーっぽさがあるので、リアルに怖いとか、恐ろしいといった・・・感じが薄められていたような気がします。

ゲームが始まる前の前哨戦、マスコミへのアピールやショーでのトーク、こういう見せ場の多いのも意外でした。
ファッション、メイク担当のシナとのやりとりにジーン、酒飲みのダメダメ教育係ヘイミッチがどんどんとカッコよく見えてくるのが良かった。



逆に選ばれた12地区の戦士たち、彼らとの間にもっといろいろな争いや、やりとりがあるのかなあ・・と思ったらこちらは少なかったですね。彼ら一人一人にもドラマはあるだろうけれど、それを全部見せていたらかえって焦点がぶれてしまったかもしれません。

それでも11地区のルーとのシーンには涙
身軽で小さな彼女、故郷に残してきた妹プリムローズを思い出していたんじゃないかしら


亡くなった父親にかわって心崩れそうな母を支え、妹を守り一家を支えてきたカットニス、このキャラクターは、どうしても『ウィンターズ・ボーン』を思い出しちゃう。

強い眼差し、意志の固さ、同じですね。

でもとにかく、ジェニファー、こういう役が似合うーー!!
森を駈け、転がり、木の上で眠り、弓を射る、額の傷でさえ、美しく見えました。


そうそう、意外といえばこんなに純愛要素があるとは思ってもみませんでした。
故郷の幼なじみの彼がリアム・ヘムズワースなので私的にはそっち押ししたい気持ちなのですが
共に戦うカール、、繊細なようでいて芯は強い、密かにカットニスを想ってきた気持ちにも打たれました。


争わせるために大砲や、火の玉、獣まで作りだしたりする・・ビジュアル的な面白さや
故郷の森を思わせるかのような森の緑、ルーの周りに飾られた白い花の美しさ、映像も印象的でした。


ドナルド・サザーランドや、スタンリー・トゥッチ、キャストも個性的な面々でしたね。


政府の都合による勝手なルール変更、けれども最後の最後まで彼女らしい強さを貫いたカットニスの勝利にホッとしました。
(でもやっぱり、74回もこんなゲーム続けちゃイカン!!)

・・・と思ったら、なんと3部作なのね!?


ハンガー・ゲーム(上) (文庫ダ・ヴィンチ)ハンガー・ゲーム(上) (文庫ダ・ヴィンチ)
(2012/07/06)
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原作が気になってきました。

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コメント
瞳さん、こんばんは。
ローレンスちゃんは森が似合いますね~。(笑)
この作品、ゲームのルールが、あって、ない、ようなもの
なのが、最近の出来レースを感じさせるスポーツと重なって、
何ともいえず皮肉たっぷり・・で
設定等、割と荒唐無稽なコミック風でありながらも、
意外と生々しいリアルさも感じさせられました。
脇の俳優陣、面白いですよね。キャラ的にも。
もしかしたら2や3のが面白いかも?
・・と、ひそかに、適度に(←これ大事・笑)期待しています。

つるばらdot 2013.03.10 20:50 | 編集
> つるばらさん

こんばんは~。
森ガールですね~(笑)とっても逞しい。
『ウィンターズ・ボーン』とかなりかぶる設定ではありますが、こういう役がぴたりとハマっていましたね。


> 設定等、割と荒唐無稽なコミック風でありながらも、

私すぐに戦いが始まるのかと思っていたので、ファッションショー的なシーンや、トークショーがあったりして驚きました。
映像やビジュアル、面白かったですね。


> 脇の俳優陣、面白いですよね。キャラ的にも。
> もしかしたら2や3のが面白いかも?

味のあるキャラが揃ってましたね。
原作読んでみたんですよ~♪まだこの「1」の部分の上下巻だけなんですけど。

心理的な怖さは、やはり小説、じわじわきましたよ。これから2人、どうなっていくんだろうってドキドキしました。
故郷に帰っても安泰とはいかないだろうなあっていうのがすごく伝わってきて・・、続編が楽しみです。
ふふ、期待は適度に・・・ですね(笑)
dot 2013.03.11 23:03 | 編集
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