2008
04.27

「ステップフォード・ワイフ」

ステップフォード・ワイフステップフォード・ワイフ
(2008/01/18)
キャサリン・ロス.ポール・プレンティス.ピーター・マスターソン

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アイラ・レヴィン原作の「ステップフォードの妻たち」を映画化。
2004年公開のニコール・キッドマン主演の「ステップフォード・ワイフ」のいわばオリジナル版ですね。
以前から見たかったので、新しく出来たビデオショップで発見出来た時は嬉しかった~。

ニコールの「ステップフォード・ワイフ」は、怖さの中にも、滑稽さやコミカルな部分があったので、それほど恐怖を感じなかったのですが。
あ、以前の感想は、良かったらこちらで
ステップフォード・ワイフステップフォード・ワイフ
(2005/06/10)
ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック 他

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しかし、こちらのオリジナル版。しっかりと原作の怖さそのままに、なんともいえない不気味さを見せてくれました。
ウーマンリブ活動にも興味を見せるセミプロのカメラマン、ジョアンナ。(この設定も原作どおりでした)
望まずにステップフォードにやってきた彼女を演じるのは、キャサリン・ロス。
DVDに収められた特典では、実は彼女の前に数々の女優にこの役をオファーしていた・・という話があるのですが(ダイアン・キートン、ジーン・セバーク・・などなど)、私はこの役、彼女で良かったなあ・・って思いました。

ステップフォードの作られたような淑女の妻たち・・・美しくて完璧で、でも全然面白みも無い作り物の薔薇のような女性達の中で、彼女はまるで向日葵のよう。自由で輝くような魅力を放っていて・・・。
そんな生き生きとした生命力に溢れた彼女だからこそ、しだいに彼女を襲ってゆく恐怖が・・・怖くて悲しいんですよ~~。
子供達が遊んでいる様子をカメラに収める彼女のパワー、情熱。あぁ・・それなのに・・・。

ニコールの「ステップフォード・ワイフ」を見た時も思いましたが、自分を磨くこともせず、全て自分に都合のいい従順な「イエスワイフ」を求める男性達・・・あぁ・・腹立たしい~!
こちらのオリジナル版では、コメディ色も無かっただけによけい、もう・・・・悔しくて!

ジョアンナの友だちとなる・・ボビー。彼女もとっても楽しくて生き生きしたキャラだったので・・・ますます・・ですよ~!!


でも、どうだろう・・。もし逆だったら・・。
完璧に仕事をこなし、妻だけを見つめて愛してくれる夫、子供達にも完璧な父親・・。
うう・・っ・・ちょっと・・・今ちょっと・・・ぐらっと・・(おいおい・・・・それじゃあ・・・苦笑)
そこが、またこのお話の怖さでもありますよね。





男性達の陰謀については、こちらはあまりはっきりとは語られないので、よく分からない部分もあるのですが。
後半、ジョアンナがじわじわ・・じわじわ・・と追い詰められてゆくシーンは、とっても、とっても怖かったです。



あの・・・あの黒い目・・・(あぁ、、これ以上は書けない~~)。

ラストは、ステップフォードのスーパーでお買い物をする女性達の姿。
ひらひらとした蝶のようなドレス・・そして・・やけに豊満な胸元・・・・(これも男性の願望なの?苦笑)
そこで、ジョアンナが手に取る品物は・・・・。


静かに怖いラストでした。



あ、そうそう、冒頭にニューヨークから引っ越ししようとする一家の前に、マネキンを抱えた人が通るシーンがあって。それをジョアンナがカメラに収めるのですが・・そのシーンもとても意味深で印象的でしたね。

ジョアンナの娘役で、メアリー・スチュアート・マスタートンが出てきます。とっても可愛い~。
パパのピーター・マスタートンがジョアンナの夫役なので、親子共演でしたね。


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コメント
こちらにもお邪魔します。
私は、ニコール版を観ていないのですが 少しコミカルな部分もあるとのこと、オリジナルにはそういう余裕は無かった気がします。
ニコールは本当にお人形さんのように綺麗だから ピッタリ??(~_~; 
でもキャサリン・ロスの黒い瞳も・・、怖いですね(笑)

>>静かに怖いラストでした。
まさにその通り!ですね。
余韻がしばらく残るような恐怖感がありました。

>>あ、そうそう、冒頭にニューヨークから引っ越ししようとする一家の前に、マネキンを抱えた人が通るシーンがあって。それをジョアンナがカメラに収めるのですが・・そのシーンもとても意味深で印象的でしたね。
そういうシーンがありましたっけ・・、すっかり忘れていますが 本当に意味深ですね。

メアリー・スチュアート・マスタートンが可愛かったですね。
やはりパパのピータと面長なところなど似ているなぁ・・と思いました。

ニコールの方も観てみたいと思います~。
カポdot 2008.05.03 00:22 | 編集
>カポさん、
こちらにもコメントありがとうございます。

カポさんはオリジナル版をご覧になってたんですね!!
うんうん・こっちの方が、怖かったです~~。
ニコール版は、ブラックコメディ・・というか、怖さよりも皮肉が利いてる!って感じでした。
街を仕切っている方が、クリストファー・ウォーケンだったんですけど、どうも私不気味というより・・親しみ?というか、可笑しさが先に立ってしまって・・(笑)

キャサリンは、自然児っていう感じで生き生きしてて・・だからこそ、よけい怖く感じました。
冒頭のシーン、意味深でしょう~!!

あ、DVDの特典に、監督さんや俳優さんたちのコメンタリーがあったんですけど、(みなさんすいぶん面変わりされてましたけど)、歯に衣着せぬ、ウチワ話なんかもあって・・興味深かったんですよ~。
監督さんと脚本家さんのちょっとした確執・・とか(苦笑)
面白かったです~。

ニコール版も機会があれば、ご覧になってみてくださいね~。
dot 2008.05.04 19:47 | 編集
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