2013
01.10

「ジェーン・エア」

ジェーン・エア [Blu-ray]ジェーン・エア [Blu-ray]
(2012/12/04)
ミア・ワシコウスカ、マイケル・ファスベンダー 他

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両親を亡くしたジェーン・エアは、引き取られた屋敷で伯母から辛く当たられ、容れられた寄宿学校では教師から厳しい目を向けられるという辛い少女時代を過ごす。

だが、決して強さを失わなかったジェーン(ミア・ワシコウスカ)は卒業後、ソーンフィールド館の家庭教師となって働くことに。
館での生活も慣れてきたある日、見知らぬ男の馬を驚かせて落馬させてしまったジェーンは、その気難しげな男こそが、めったに館に帰ってこないという主人ロチェスター(マイケル・ファスベンダー)だと知るのだが・・・。


2013年新春一番目の鑑賞です~♪

『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ原作ですね。
以前観た1996年版のジェーンはシャーロット・ゲンズブールが演じてましたっけ。

本作でジェーンを演じたのはミア・ワシコウスカ、『アリス・イン・ワンダーランド』以降数々の作品に出演している彼女、こういうクラシックな舞台も似合いますね~。

ジェーン・エア


まず、冒頭、屋敷のドアを出たジェーンが荒地をさまよう姿からこの映画は始まりました。
風吹き荒れる人の姿も見えない・・・ヒースの荒野、あぁ・・・まさにブロンテ姉妹の小説の舞台だわ~~とゾクゾク。

そんな荒野を彷徨い歩き、時には号泣し、雨に打たれ、まさに息も絶え絶えになっていくジェーンの姿。
原作を読んでるので「あぁ・・・きっとこれはあの事実を知ってからの姿なのね」と想像しながら見ていたのですが(知っていても)心が痛くなってくる。
これは意外でしたが、これまでの映画化には無かった新鮮な始まりだと思いました。


ジェーンの少女時代の回想シーンが思ったよりも少なかったのも、これまでの作品とは違う部分です。
寄宿学校での厳しく辛い日々も長くは描かれていませんでしたが、その厳しさが想像できるシーンが印象的に挟まれていましたし、

なにより、とても印象的だったのは少女時代のジェーンが、自分を嫌う伯母に子どもながらにそれはもうはっきり、堂々と言い返すところ。「そうだ!そうだ!言っちゃえーー」って。

そんな芯の強さは、成長したジェーンにもしっかりと現れていて。

お屋敷の主人ロチェスター(マイケル・ファスベンダー)のぶしつけな質問にも、怖じ気ることなく受け答えするんですね。

ジェーン・エア2

ジェーン・エア4


ロチェスターはマイケル・ファスベンダー。こちらも売れっ子さんです。
ジェーンに顔かたちは関係ない・・なんて言われちゃってるロチェスター、マイケルはイケメンだと思うけど
登場したばかりの時のちょっと怒りっぽい彼の表情は、確かにこの人好きのしない、心を閉ざしたロチェスターの役に合ってる~って思いましたヨ。


ストーリーは知っていますが、二人が惹かれていく様子、やはりドキドキしますね

寒い冬が終わり、この暗い荒地に立つ古いお屋敷に春がやってきたシーンで、ロチェスターが小さな紫の花をジェーンの髪につけるんですけど・・・その花の小ささに思わずきゅん!

しかし、ロチェスターにはある秘密がありました

ショックを受けたジェーンが屋敷を飛び出していく・・・そうでした!やはりここが冒頭のシーンに繋がるのでした。

路頭に迷い、命を落としかけたジェーンを救った牧師ジョン、ジェイミー・ベル
そう、そして、屋敷を取り仕切る家政婦さんはこの方!ジュディ・デンチ

ジェーン・エア3

まあっ!どこに出ていてもやはりさすがの存在感です。




ジェーン・エア5


舞台、風景、古い館のたたずまい、調度品や登場人物の衣装に至るまで堪能しました

お茶のシーンもところどころに登場して、ますます満足
ミア演じるジェーンが、地味だけれども清楚な衣装を身にまとい、お屋敷の暗~い光の中でティーカップを手にして座っているシーンなんて。
まさに一幅の絵のようでした。


それにしても!ブロンテ姉妹の小説(エミリー・ブロンテの『嵐が丘』も)は、何度映画化されても絶対飽きることのない、魅力を持っているわ~と改めて思いました。
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コメント
お邪魔します~~
わたしもみました♪
「嵐が丘」と共に何度も映画化されても見ちゃうよね。
やっぱり原作の魅力かな。
今回はマイケルに惹かれてみたところはあるんだけどね・・
原作は未読なんだけれど、そもそも
ロチェスターってイケメンっていう設定じゃあないって
ことなんだよね?ジェーンもわりと地味な感じだよね。
でも映像的にはそこそこ絵になる2人であって欲しいよね・・映像で観るお屋敷の様子はいいわ・・・
みみこdot 2013.07.10 15:57 | 編集
>みみこさん

いらっしゃいませ~♪
お返事遅くてごめんなさいね。

そうそう、ブロンテ姉妹の小説って不思議な魅力に溢れてて。

「嵐が丘」といい、この作品といい、古さを感じさせない力を感じます。

>ロチェスターってイケメンっていう設定じゃあないって

そうなの!
でもマイケル、素敵でしたよね~♪

ミア・ワシコウスカ、こんなにジェーン役が似合うって思わなかったわ。しっかりと芯のあるところがぴったり~って思いました。

お屋敷やまわりの風景、映画ならではの醍醐味ですよね♪
堪能しました。


dot 2013.07.14 20:51 | 編集
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