2012
07.07

「ダーク・フェアリー」

ダーク・フェアリー [Blu-ray]ダーク・フェアリー [Blu-ray]
(2012/07/03)
ケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース 他

商品詳細を見る



1973年のTVムービー『地下室の魔物』をギレルモ・デル・トロが脚本、プロデュースと聞けば、これはもう気になる1本です。

今日は一人なんだけどなぁ・・大丈夫かなあ、怖さはどんなものかしら・・とドキドキしながら鑑賞しました。



ロングアイランド郊外、
建築家アレックス・ハースト(ガイ・ピアース)は、助手で恋人でもあるインテリア・デザイナーのキム(ケイティ・ホームズ)と共に、家主の失踪によって100年近く放置されていた屋敷ブラックウッド邸の修復に携わっていた。

その屋敷に娘サリーを呼び寄せるアレックス。両親の離婚で心を痛めるサリーの表情は暗い。

やがて屋敷に来たサリーは、通風孔の奥から誰かが自分に話しかけてくるのを感じる。「サリー、おいで。一緒に遊ぼうよ」
翌日、地下室を発見したサリー。祖父の時代から屋敷に使える使用人ハリスの制止を振り切り、アレックスは封印された地下室へと入っていく・・。そこには・・・。



それはそれは古いお屋敷。ドアに掘られた見事な彫刻、書物がずらりと並んだ書斎、大きくて広い階段、調度品も素晴らしい。
雰囲気はバッチリですね。

そこにまた、暗~~い地下室の存在(失踪した画家のアトリエだった場所)があって・・暖炉の灰だめのその奥の奥には・・・子どもの歯と骨を食料にしている怖い妖精が住んでいるなんて。

いやぁーーー


あ、でも一番怖かったのは、冒頭の(100年前)ブラックウッドが失踪した自分の息子を救うために、メイドに襲いかかるあのシーンでしたよ。
この冒頭のシーンにそれはもうカチンコチンに固まってしまいました。
これ以上、怖くなったらどうしよう。
ちょっと一人で観るのは失敗だったかしらと思い始めましたが・・・現代に舞台が移り、サリーたちのお話になってからは意外と大丈夫でした。

フェアリーというよりは、小っちゃい怪物たち・・と言ったほうがいいかな、その姿が見えないうちは結構ドキドキ、怖かったんですが(ぬいぐるみのクマの後ろにいたり、ベッドのシーツに入ってきたりするところとか)
一旦、姿を現して暴れ始めると・・・大きさが小さいし、武器を持ってるので危ないんですけどそこまで怖くは無いのね。
やっぱり、見えない、見せない恐怖ってあるかも・・。

でもねぇ・・もし私が子どもだったら、やっぱりこれは相当怖いと思う。
自分ひとりに話しかける、呼びかける。襲いかかるんですもんねぇ。誰も信じてくれない、自分だけが戦わないといけない。
大きさだって子どもにしたら、それほど小さくは思えないかも。

しかも、両親の離婚に心痛めているサリーに「誰からも愛されていない」・・・。この囁き、少女の心にどれほど突き刺さったことでしょう。
お風呂場で(タオルの上にちょこんと乗せてたヒヨコちゃんが可愛い)書斎で・・・襲われて逃げまどい、叫び続けるサリーちゃんのあの声、真に迫ってすごかったです。


それにしても・・パパ、いくらこの仕事に賭けているからって、自分の娘の訴えをもっと真剣に聞いてあげなくっちゃ。
誰か、早く気づいてーーーーって途中ですっごく歯がゆくって。
使用人のおじいちゃんももっと真剣に教えてあげてーー(おじいちゃんが襲われるシーン、怖かったです)


ハリスを見舞い、図書館でブラックウッドの絵を見たキムが、ようやく・・このお屋敷で何が起こっているのか(過去に何かが起こったということも)気づき始めてほっとしたのですが・・。

あぁ・・・もっと早く行動を起こして欲しかった。
パーティー客たちと一緒に外に出ちゃうとかしてたら良かったのに(そしたら、最後のクライマックスが無くなっちゃうけどね・・)

屋敷から出ようとするアレックスたちを襲う魔物たち。
もう!こういうシーンを見ていつも思うヨーー、どうして3人一緒に行動しないのって。

パパ、いいとこなし・・でした(涙)
ガイさま、ルックスも衣装もとっても良かったけど、残念ながら活躍の場なし
逆にそれはもう頑張りを見せてくれたのが、キム。
今渦中のケイティー・ホームズですが、サリーに見せる笑顔が暖かくて、ガイさまともとってもお似合いで素敵でした。
サリーと池の鯉を見るシーン、良かったなぁ。
暗い画像が多い中、このシーンはとても明るくて華やかで・・印象的でしたから。



それだけに・・・なんて酷いことに
すっきりハッピーエンドにはならないんだろうなあって思いましたが、それにしても気の毒すぎます。

しかもそのままにしちゃうんだ・・
私がアレックスだったら・・、考えると夜も眠れませんよーーーー。


悲劇を繰り返さないためにも、このお屋敷、大人限定(ブラックウッドコレクションを見せる)美術館とかにしたらいいんじゃ、いや、いっそ、燃えてしまえば・・とまで、真剣に考えてしまった私でした。


それにしても、抜かれた歯ってどうしてこんなに不気味なんでしょう

トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/518-acf60103
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top