2012
06.26

「スウィッチ」

スウィッチ [DVD]スウィッチ [DVD]
(2012/06/02)
カリーヌ・ヴァナッス、エリック・カントナ 他

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モントリオールに住むソフィ・マラテール(カリーヌ・ヴァナッス)はファション・イラストレーター。
だが、このところ仕事運にも見放され、8月だというのに一緒にバカンスを過ごす相手もいない。

そんな彼女に雑誌編集者クレール(マキシム・ロイ)は、自身も利用し、リフレッシュすることが出来たから・・と“switch.com”というサイトを紹介する。
海外の利用者と自宅を交換してバカンスを過ごす・・・クレールの体験談に惹かれたソフィは、早速、自宅の写真を撮り、登録。

やがて、パリのアパートに住むベネディクト・セルトー(カリーナ・テスタ)という女性との間で契約が成立したソフィは、
7区にあるベネディクトのアパートへ。

8月のパリ、ゴージャスでハイセンスな彼女のアパートで希望に胸ふくらませるソフィーだったが・・・。




映画「ホリディ」でもありましたよね~♪
互いに自宅を交換し合ってバカンスを過ごす・・・。

私の感覚からいくと・・・自分のおうちを全く見ず知らずの、しかも海外の人に使ってもらうって・・・かなり抵抗あるのですが・・。
ヨーロッパやアメリカではこういうシステム、利用している人って多いのでしょうか。

「ホリディ」はラブストーリー、素敵な相手と出会って・・というお話でしたが、
こちらは素敵なバカンスのはずが・・なんととんでもない殺人事件に巻き込まれてしまう。
おうちをスウィッチしたら、自分自身もスウィッチされてしまったという・・とっても怖いお話でした。


でも冒頭は、全然そんな怖いお話っぽくないんですね~♪

8月のパリは素敵よ~♪という言葉に胸躍らせるヒロイン、ソフィ。
早速、自宅の写真を撮り、ネットにアクセスしたりするのですが、彼女の自宅もね・・とっても素敵なのです。
湖が近くにあって鳥がたくさんいたりして・・、自然も豊か、キッチンもウッディな感じで広々としてて。

そんな彼女がスウィッチしたのが、パリに住むベネディクトのアパート。
こちらはゴージャスでハイセンス。庭で食事を取れば、木々の間からエッフェル塔が顔を覗かせたりして。


1日目、パリを楽しむソフィの笑顔がとっても愛らしい。白いワンピースに紺のカーディガン、清楚なファッションもとても好感が持てるのねぇ。
公園のベンチではイケメンお兄さんと出会ったりして・・本当に「ホリディ」のようなラブストーリーかと思うくらいだったのですが・・・。


翌朝から始まりました・・恐怖が。

見知らぬ男の死体(しかも頭部なし・・・)が寝室で発見され、警察に連行されるソフィ。
どんなに説明しても・・パスポートはなぜか自分の名前ではなくなっているし、飛行機の搭乗記録も無し、
“switch.com”というサイトも存在しないと言われ。

自分が自分であることを証明するものが何もない。
異国の地で一人・・・これって怖いことですよねぇ。何が起こったのか、理解できないまま、精神病院に収容されようとするソフィ。


しかし・・とっても可憐で可愛らしいヒロイン、ソフィ。
やはり、伊達にフレンチサスペンスのヒロインではありませんでしたねぇ。

ええーーーっと、驚きの頑張りとアクションが中盤から展開されてビックリ。

歯科医師さんの首にナイフを突きつけ、刑事たちの携帯と銃を奪い、逃走する。
凄すぎる~(苦笑)
毎朝ジョギングしたり運動を欠かさないらしいそんな日常を冒頭ちらりと見せたのは伏線だったのねぇ・・と後で思いましたが、それにしてもすごいバイタリティーです。

彼女の事件を担当する刑事役が、あのエリック・カントナなのですが、なんと彼に追われても、走って走って・・・とにかく走り切って巻いてしまいました!!

障害物を超え、家の中を走り抜け、生垣もフェンスも飛び越える・・このあたりの逃走劇のスピード感は先日観たフランス映画「唇を閉ざせ」を思い出しました。
とにかくどうにかして逃げたい、そんなヒロインの必死さが痛いほど伝わってきます。


可憐で普通っぽいソフィのどこにそんなエネルギーが潜んでいたのか・・と思うくらいの頑張りに、こちらも思わずどうにかしてあげてーーーと思っちゃう。

やがて彼女の必死の頑張りで、彼女を罠にかけた人物の完璧と思われた計画にほころびが見えてくるのですが・・。


ただ・・残念なことに、謎解きの後半になるにつれてちょっと失速しちゃいましたねぇ、面白さが。
イケメンお兄さんも残念・・、もっと活躍するのかと思ったのに。

犯人の動機についても「えっ!?そんなことで・・!?」と思っちゃうし、なぜそこまで猟奇的な殺人をするのかも・・わからないまま。
犯人像に説得力が無かったですねぇ。


でも、ヒロインソフィー役のカリーヌ・ヴァナッスが、可愛いので良しとしましょう(笑)
派手すぎず、可憐で日本人好みのルックスの上に、ちゃ~~んと脱ぐシーンでは思い切りイイ。

最後にはあんなに痛そうな目にまであっちゃうんですからねぇ


あ、あと印象に残ったのは8月のパリでは・・物事はスムーズに進まないのね・・ってこと。
「今は8月ですよ、みんなバカンス中です」
「いいからやれーーー、今すぐだーーー」

これ、多かったです(苦笑)
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