2012
02.18

「ブラック・ボックス 記憶の罠」

ブラック・ボックス ~記憶の罠~ DTSスペシャル・エディション [DVD]ブラック・ボックス ~記憶の罠~ DTSスペシャル・エディション [DVD]
(2009/05/08)
ジョゼ・ガルシア、マリオン・コティヤール 他

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2005年公開のフランス映画。
日本では劇場未公開だったそうです、TV放映されていたのを録画しました。



シェルブールの病院で昏睡状態から目が覚めたアルチュール・セレグマン。
自分の車の前に飛び出してきた少年がいたことを覚えているアルチュールだが、看護婦イザベルはそんな少年はいないと答える。

なぜ自分がシェルブールにいたのか、最近の記憶を失っていた彼は退院の日、イザベルから昏睡中にうわ言で発した言葉を記録したというメモを受け取る。
そこには「シルヴァン・ガネムに殺される」「RP50」「テキサスは存在しない」などの謎の言葉が。

退院したアルチュールは、兄イヴァンに連絡が取ろうとするのだが、10日前から行方不明になっていることを知る。
イザベルからもらったメモに記された言葉・・、それは脳の中にあるブラックボックスから無意識のうちに発せられた言葉なのか。
そこに全ての謎を解く鍵があると感じたアルチュールだが・・・。


大事故から奇跡的に回復し、目覚めた男。
しかし、男には最近の記憶が無い。

なぜ、シェルブールにいたのか?自分の前に飛び出してきたあの少年は・・・?

「スパゲッティを刈る」
「シルヴァン・ガムルに殺される」
「テキサスは存在しない」「RP50」

彼がうわ言で発した言葉をメモした看護婦イザベルは、無意識のうちに発せられたこの言葉たちが・・・彼の失われた記憶を解き明かしてくれると微笑む。


事故で記憶を失った主人公が、自分が無意識に発した言葉たちをヒントに(秘められてきた)謎を解明してゆく・・・、
それほど目新しいお話でもないのだけれど・・、冒頭からの展開、不思議&怪しい雰囲気がいい具合に漂ってぐんぐん引き込まれていっちゃいます。


アルチュールを演じるジョゼ・ガルシアは濃い髭がコリン・ファレルみたい。
イザベルはマリオン・コティヤールですヨ。
謎めいた微笑みがたまりませんね(笑)清潔感あるのに色っぽいし♪



これは今起こっていること?主人公の記憶の一部?
過去?それとも・・。次々に見せられるシーンに困惑、翻弄させられちゃいます。
残酷な殺人事件のシーン、これもいったい本当に起こったこと?それとも・・・?

おまけに記憶を取り戻そうと、睡眠療法を行ったり、怪しい薬を飲んでみたりするものだから・・。
ダークファンタジーみたいなシーンが登場してビックリです。

そうそう、お色気シーンもしっかり!(さすが、おフランスサスペンス
マリオン・コティヤール、綺麗だし脱ぎっぷりも潔い~


恋人や、父母、兄のアパートの管理人、病院の医師、看護婦・・・み~~んな怪しく思えてしまうのも
サスペンスの定石ですよね(笑)


最初は、アルチュールは車を走らせていた人物なのか、それとも車にはねられた少年の方なのか、それすらも分からなかったのですが、
謎の言葉を追ううちに・・やがて30年前、彼と兄イヴァンに何が起こったのか、明らかになっていきます。

フランス流サスペンスと言えば、(謎解きよりも)最後まで雰囲気とお色気で押しちゃう作品が多いよね~、それも好きなんだけど


「テキサスは存在しない」
「シルヴァン・ガムルに殺される」

これらの言葉の意味も放っておかれることなくちゃんと説明がされましたヨ!!(そこに驚いてどうするん?って気がしますが)
「シルヴァン・ガムル」は途中でちょっと分かっちゃったかな。
言葉の並び替え・・、自分自身の中にあった罪悪感が無意識のうちに自分を責めていたっていうことでしょうか。



ただ・・最後のくだり、犯人はあまりにも都合がいいっていうのか。
他には該当するような人がいないといえばいないのですが・・・もう少しそのあたりの伏線が欲しかったかな。


イザベルが何故、後に登場してくるアリスと同じ顔?(恋人への思い?)とか
あの殺人事件のシーンの意味は?とか・・よく分からない部分もありました。

でも全編流れるアンニュイな雰囲気に引き込まれる作品です。
2つの事故が呼び寄せた「互いに罪悪感を持ちながら生きていた」二人。
ほろ苦さも残るラストも印象的でした。


そういえば、崖落ちラスト?って2時間ものドラマではよく見るけど映画では久々かも。
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