2011
10.12

食欲の秋「千年ごはん」と・・・。

千年ごはん (2011-09-22T00:00:00.000)千年ごはん (2011-09-22T00:00:00.000)
(2011/09/22)
東 直子

商品詳細を見る


空が青い、高い~~
風が気持ち良いこういう空気が食べ物を美味しくする!食欲の秋ですね♪

より一層、食欲の秋を増進する本を2冊。


歌人でもあり、小説家でもある東直子さんのエッセイ集。

日常の風景、季節がめぐるたびに感じたことがら、それは春の天麩羅だったり、夏のそうめん、
ごはんのススむ秋、冬はなぜかアイスクリーム!?


とってもさりげない~、飾り気のない日常の風景、テーブルの上の一皿。


うんうん!そうなの!よく分かる~~!って思わず鼻をクンクンさせちゃったのは「抗いがたきカレーの香」のお話。


他の物を食べようと思っていたのに、その香りを嗅いだとたん、決意がたちまち揺らぎ、それを食べずにはいられなくなるような抗いがたき力が、カレーにはある。



部活のはちみつレモンは無性に懐かしかったし、梅の実力のお話には読んでるだけで唾が湧いちゃう(笑)

ひとつひとつのエッセイの、とてもシンプルなようなその一皿が、ちょっと鈍りかけた五感を開かせてくれるかのような気がする。
そして心も。


和えるという言葉をしみじみ眺めると、うつくしい言葉だな・・と思うその感性や
冬に送られてくる蜜柑の段ボールが届いたら、重みをずっしりと引き受けていたかわいそうな最下部の蜜柑を楽にしてあげるために、まずは上下をひっくり返す・・、

この優しさ。

食べ物は、身体で食べるものであるとともに、心で食べるものなのだ、とつくづく思ったことだった。





ひとつひとつのエッセイのあとに、添えられた短歌も楽しい。

取り戻せることもあるのよ とにかくね今の今なら今の今なの

いったい、どんな食べ物のお話にこの歌がつけられているのか、気になるでしょう?
「干して、戻して」味わい深~~いですヨ。




玉子ふわふわ (ちくま文庫)玉子ふわふわ (ちくま文庫)
(2011/02/08)
早川 茉莉

商品詳細を見る



どこの家の冷蔵庫にもきっとある!玉子、卵、たまご。

そんな玉子にまつわる37人!の作家によるアンソロジー。
森茉莉、石井好子、武田百合子、池波正太郎、北大路魯山人、向田邦子、辰巳芳子、林望・・・・あぁ・・もう書ききれないけど豪華でしょう!


目玉焼きもオムレツも、卵かけごはんも・・ゆで玉子も。
みんな、みんな食べたくなっちゃう♪


とにかく卵をいますぐ割らなきゃ・・って気にさせちゃう(笑)




映画好きの私には『フォロー・ミー』のゆで卵や『裸足の天使』(懐かしすぎる~~)のベーコンエッグ・・・なんかのお話も嬉しい限り。


お薦め卵料理のレシピまで載っていたりする、まさに玉子のための贅沢アンソロジー。


タイトルの「玉子 ふわふわ」
玉子とふわふわの間に、はい、スペースがあるのです。


「玉子はふわふわ」「玉子ってふわふわ」
好きな言葉でつなげられるように。

あなたのオリジナルの味付けで楽しんでください・・そんな思いを込めてのスペースですって、面白い♪


さて、何をいれましょうか。


トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/445-494c7830
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top