2011
06.21

「X-MEN ファーストジェネレーション」

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1962年。
裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズは、強力なテレパシーを使うことのできるミュータントだった。

ある日、チャールズはCIAの女性エージェントモイラから、人類を破滅させようとする邪悪なミュータント、セバスチャン・ショウと彼の軍団ヘルファイヤークラブの企みを食い止めるよう依頼される。

任務に協力したチャールズは、そこで同じくショウを追うエリックと出会う。(パンフレットより)



X-MENシリーズ5作目となる本作は、シリーズの骨となる2人のミュータント、プロフェッサーXとマグニートーの若き日の物語。

いかにして出会ったのか、そしてどのようにして袂を分かつことになったのか・・・。
前シリーズに繋がってゆく・・・新たなる始まりの物語。


サイクロップスファンの私としては、前シリーズの3作目『ファイナルディシジョン』は、無かったことにして欲しい映画


でも本作は前シリーズよりも時代は遡り、まさにX-MENの創世記。
シリーズ通して、主義も考えも違えども、不思議な友情をも感じさせる魅力ある2人のおじさまミュータント、プロフェッサーとマグニートーの若き日の物語・・と聞けば、やはりこれは観に行かなくては~!!


若き日のプロフェッサー、チャールズ・エグゼビアを演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ。

後のプロフェッサーXと言えば、どうしても思い出しちゃうのがあの見事なツルツルっぷり。
今回マカヴォイ君が演じると聞いて(若き日とはいえ)思わずええっ!?なんて思っちゃったりしたのですが

あぁ・・・キャスティング大正解!でしたね。
肉親の愛情は薄かったようですが、金銭的には恵まれ、遺伝子学の教授となった若き日のジェームズ。

後のプロフェッサーは、それはもう落ち着いた人格者!っていう印象が強いのですが
若き日のジェームズは、ミュータントネタ?をナンパの材料にしちゃうようなお茶目ぶりまで見せたりして。
育ちの良さからくるお坊ちゃまぶりや、意外と自信家な面

より良きものであることを示せば、人間とミュータントは共存することが出来る・・
そういう信念が彼の中にあることがすごく自然に納得できてしまう。

「X-MEN1」で、マグニートーが言う「君はいつでも希望を求めている」
そう、そんなプロフェッサーの根っこの部分をしっかりと感じ取ることが出来ました。



そしてまたマグニートー。

少年エリックを襲った、あの哀しい母との別れ。
何度見ても引き裂かれた彼の手が、鉄の門をこじ開け、曲げてしまう・・あの雨のシーンには胸が痛くなります。
そして今回は、その後の彼の苦しみもしっかりと描かれていました。

マイケル・ファスベンダー、いいですねぇ。
スレンダーな容姿、時に痛々しく、時に恐くなるほどの冷たさ・・・彼の磁力にではありませんが(笑)惹きつけられてしまうものがありますよね。

もし私がミュータントだったら・・・「何も隠すな」と言う彼の言葉について行ってしまいそうですよはっ・・そういえば、登場した女性ミュータント、みんなついていっちゃいましたか!?


チャールズとエリック。
環境も境遇も、考えも主義も全く異なる2人だけれど、「ミュータントは誇りだ」という思いは同じ。

一緒に行動したり、チェスを打ったり(のちのシリーズにも出てきましたね!)ミュータント探しに出かけたり・・・そういう姿の2人を見るのが嬉しい♪


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怒りだけではなく、エリックの人生にあった優しい時間・・それを思い出させてくれた・・チャールズ。
エリックの思い出に一緒に涙するシーンに思わずじーん


最後には袂を分かつことが分かっている二人だけれど・・・決別のシーンは、やはり悲しい。



魅力的な若き日のチャールズとエリックに支えられて、人間ドラマ的にも見ごたえがあった本作、
でもアクション的にも見ごたえのあるシーンが用意されていてビックリ!

キューバ沖での攻防戦、潜水艦を持ち上げるシーンは圧巻!!


悲しいことにその後に起こる(自分たちと違うものの存在を恐れ排除しようとする人間の)リアルな現実も胸に痛い。


とてもいろいろな要素を、しっかりじっくり盛り込んで終わりが来るのがもったいない~~!!と思わせる映画でした。
見た方々の感想が上々なのも納得の出来栄えです。



そうそう忘れてはならない若きミュータントたちの活躍ぶりもちゃんと描かれていましたね。

ミスティークの想い、ビーストの悩み。
ニコラス・ホルト君がビースト役だったとは・・・意外でした。

「シングルマン」で驚かされた美貌を今回は前半はメガネ、後半は変身後の姿で隠してはいましたけれど・・・しっかり見つめちゃいましたゾ。


こちらもなかなかのイケメン、アレックスは、原作ではサイクロップスの弟っていう設定なんですよね!
超強力な赤い光線に思わずサイクロップスを思い出しちゃう。


セレブロはこんな風にできたんだとか、あのヘルメットの誕生秘話とか、後のシリーズに繋がるいろいろな部分もとっても興味深かった。

そうそう、「ハゲちゃう」なんていう台詞まであったりしてね(笑)


それはもう憎らしいケヴィン・ベーコンの悪役っぷりも板についているし
ミュータント発掘のシーンでは、ウルヴァリンの姿まで見せてくれるサービスぶり(笑)
ほら、だって、ウルヴァリンは年齢不詳、もしかしたらプロフェッサーよりも年上かも?っていう台詞が「1」の時にありましたもの。





正直、前シリーズが終わったとき、「X-MEN」はもういいかな~なんて思っていたんだけど
久々に気持ちが盛り上がりました(笑)


勢いで帰ってから家にある「1」のDVD久々に見てしまったくらい





続編はあるのかなぁ。
ええ、今度はぜひ、若き日のサイクロップスも登場させてください~~(笑)
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011   アメリカ) X-MEN: FIRST CLASS 監督: マシュー・ヴォーン 製作: ローレン・シュラー・ドナー サイモン・キンバーグ グレゴリー・グ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション dot ちょっとお話dot 2011.06.25 23:20
コメント
こんばんは♪
初心者の私でも面白い!と感じていたので
シリーズ全部制覇している瞳さんは私以上だったと
推測しています☆いろいろな事実がわかって、すっきりでしたよね。エリックの語る「何も隠すな」と言葉。
確かにあれはミスティークじゃなくても、惹かれちゃう・・笑
あ・・・本当だ!!、女性ばかり彼についていったよね。
あの、アレックスって、原作ではサイクロップスの弟なのね。
知らなかった・・・
瞳さんのお気に入りのサイクロップスも出演していれば良かったよね。1を観た限りでは、すでに年上の彼女もいたけど
2、3でも活躍するの?気になることばかりだわ。
ウルヴァリンがちらりと出てきたのはわかったけれど、
年齢のことは疑問だったの。年取らないってことなの?かな。
2もまた観てみないと、いけないよね…笑
それにしても瞳さんはアメコミ作品強いですよね~~
(いろいろ制覇ですよね)
私もついていかなくちゃあ・・・♪
ではではまたね~~
みみこdot 2011.06.25 23:18 | 編集
> みみこさん、こんにちは。

これは面白かったよねぇ♪
これまでのお話からかなり遡って、若き日のお話でしたけど、いろんな要素、これまでの謎とかもね、組み込まれてて・・見ごたえありましたね。

>エリックの語る「何も隠すな」と言葉。
> 確かにあれはミスティークじゃなくても、惹かれちゃう・・笑
> あ・・・本当だ!!、女性ばかり彼についていったよね。

みみこさんがコメントに書かれてた、チャールズはみんなに優しそうだけど、エリックは自分だけに・・っていうあの言葉に私すごーーーーく納得しちゃいましたよ!!
ホント、そうだよねぇ。女性ってそういうのに弱いのだ(笑)


> 瞳さんのお気に入りのサイクロップスも出演していれば良かったよね。1を観た限りでは、すでに年上の彼女もいたけど
> 2、3でも活躍するの?気になることばかりだわ。
あちらでの原題は「X-MENファーストクラス」って聞いたんですけど、実は原作の「ファーストクラス」っていうのはサイクロップスたちが活躍する時代のお話なの。
でも映画になったのは彼が登場する前の2人のお話でしたもんね~、だから登場するのは無理かなあって思ったいたけど、続編があるなら登場できるかも!(笑)

サイクロップス、X-MENのリーダーなのに・・2、3では扱いが小さいの~~(涙)「3」はもう泣いちゃうヨ・・ヨヨヨ。
悔しいから私は「1」を繰り返し観るのよ~(笑)
彼とウルヴァリンのやりあう姿、面白いよね。

> それにしても瞳さんはアメコミ作品強いですよね~~
> (いろいろ制覇ですよね)
えへへへ、結構好きです~♪
でも本当は日本のヒーローものが一番好きよ~(笑)ウルトラシリーズとか、仮面ライダーとか・・サイボーグ009とか~~。
dot 2011.06.27 14:04 | 編集
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