2011
05.02

「恋は3,000マイルを越えて」

恋は3,000マイルを越えて [DVD]恋は3,000マイルを越えて [DVD]
(2011/04/22)
メラニー・ロラン、ジャスティン・バーサ 他

商品詳細を見る


『イングロアス・バスターズ』『オーケストラ』と、その魅力にすっかりファンになってしまったメラニー・ロラン

こんな作品を発見しましたゾ~~
アメリカに住む旅行嫌いのジャックは、コーラのキャンペーンでパリ旅行に当選~!!
しかし、仕事が忙しく休みを取ることが出来ない恋人は、逆にこの幸運に腹を立ててしまう。
仕方なく一人でパリへと向かったジャックだが、父親の形見の赤いスーツケースは着かないわ、ホテルでも従業員と険悪なムードになるわ・・・、
旅行に出てきたことを後悔する羽目に・・・。


一方パリに住むOLのクロエは、ブリュッセル出張からの帰り、飛行機に預けた赤いバッグが行方不明。
自宅に帰ると自分のものではない赤いスーツケースが届けられていた・・・。

スーツケースを開けてみたクロエは、そこに自分の愛読書マルケスの『百年の孤独』の英語版を見つけ、スーツケースの持ち主に恋をしてしまう・・・。




冒頭の飛行場のシーンでも、互いにすれ違う(ジャックはパリに到着、クロエはパリからブリュッセルへ出発)2人。

はい、それはもうなかなか出会いません。二人がようやく出会うのって、ラスト20分前くらいじゃなかったかしら


遠く離れた場所で住み、互いにその存在すら知らなかった二人。
2人を結びつけたのは、ジャックの父親の形見のスーツケース

・・って聞くと、おお!すご~いロマンチックって思うのですが、
ジャックとクロエの恋物語、ドキドキ、ラブラブな部分はほとんど無いっていいくらい。

すれ違い、出会わない二人が過ごす物語の4分の3は、不思議なムードが漂っていましたっけ。


ジャックが泊まったホテルの従業員さんたちのええっ!?っていう態度にも驚いたのですが(チップをもらえなかったからって、お客様に対してあの態度って!?)

やっぱり、一番の不思議ムードの元は・・クロエのキャラですヨ~。


OLをやっていながら電話の応対が苦手な彼女、逃れるために同僚の記事を代筆して代わりに電話応対をしてもらっていたり、
人と話すのが苦手で、彼女が話せる人っていうのがビデオショップの店員とお隣の夫婦だけ・・とか。

メラニーちゃんは、この作品でももちろんとっても可愛い。
大きな瞳もとってキュート。

だけど、キャラクターとしては・・その独特のテンポというか、ええっ、それやっちゃいますか!?っていう謎の行動も多かった~

いくら愛読書が入っていて感激したからって・・・スーツケースの中身をぜ~~んぶ出しちゃってメチャクチャにしたり。
勝手に(ジャックの)服を着ちゃうわ、匂いは嗅いじゃうわ
下着とか入ってるよね?普通。どうなん?それ・・とか思っちゃった(苦笑)

ジャックのレインコートを着込んだ不思議少女風クロエちゃんも、確かに可愛いんだ!メラニーだから。



でも、上司からデートに誘われ、(突然キスされて)途中で帰っちゃうのは分かるけど、仕事も辞めます!とそこで宣言した意味もよく分からない・・何故?
記事を褒められて嬉しそうにしてたのに。

人との距離の取り方が不器用?っていう・・・そういうキャラクターを表したかったのかしら?とも思うけど、
顔かたちじゃなくってね、彼女の内面にキラリ!と光る部分があんまり感じられないって見ていてツライ。


レンタルビデオを何十本も延滞してるっていう部分も・・・個人的にはそういうのってダメな人なんだなぁ・・私。



スーツケースの持ち主を運命の人と思い、どんどんと盛り上がっていくクロエをよそに、ジャックの方はせっかくの旅行も楽しめずに、異邦人気分。
なんだか気の毒になっちゃって・・・どちらかというとジャック目線になっちゃうのでした。



ようやくスーツケースが戻ってきて一安心。
帰国して恋人とも元のさやに・・と思ったら、戻ってきたスーツケースの中には(自分を知ってほしいと)クロエが入れた写真が山ほど~~。

その写真を恋人が見て、またまた彼女は出て行ってしまう。
もちろん、ジャックにはその写真の主、クロエが誰かも分からないのに・・。

見知らぬ女の子の写真が、自分のスーツケースに入ってたら!!冷静に考えたら・・怖いよねぇ(苦笑)
怒る恋人の気持ちの方がよく分かったりして。




でも、ようやくこうしてジャックの方はクロエの顔を知ったわけですが、この時点でクロエの方はまだジャックの顔は知らない。
再びパリへとやってきたジャックは、写真をもとにクロエに会いに行くのですが・・・これがね、まだまだ焦らされちゃいますよ~


運命の恋人って、そうやすやすとすんなり会えないのさ・・・っていう監督のつぶやきが聞こえてくるみたい


そう、最後にひとつ難関も待ち受けているしね。
クロエが運命の人だと確信した「百年の孤独」が実はジャックのものじゃなくって、友人の愛読書だったっていう。


それを打ち明けられてショックを受けちゃうクロエ。
そうしてまた離れちゃう二人。ねぇ・・・最後の最後まで油断ならないラブストーリーでしょう?



ただ、出会うまでにこんなにいろいろなエピソードが撒かれて、不思議ムードで引っ張られたけれど
エピソードの数々が生かされていたかと言われると・・・う~んって思っちゃうし
結局のところ、二人は互いのどんなところに惹かれたのかしら・・・っていう部分も謎~~


ま、でもメラニーちゃんの不思議キャラぶりが見れたし(共感はしなかったけど
なにより、ジャックの友人役でビリー・ボイドが出てたから!!

これがなにより、嬉しかったかも~(笑)いい味出してました♪
トラックバックURL
http://teapleasebook.blog26.fc2.com/tb.php/404-06504401
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top