2011
04.17

「シャッフル2 エクスチャンジ」

シャッフル2 -エクスチェンジー [DVD]シャッフル2 -エクスチェンジー [DVD]
(2011/04/20)
サラ・ミッシェル・ゲラー、リー・ペイス 他

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シャッフルされた“1週間”に翻弄されるヒロインをサンドラ・ブロックが熱演した「シャッフル」に続く第2弾!!

今度はヒロインの愛する夫とその弟の人格がシャッフルしてしまう・・という設定と聞いて、人格がシャッフルって無理やりすぎない?と思いつつも、気になってレンタル。


そして知った驚愕(っていうほどでもない )の事実。

はい、前作の「シャッフル」とは何の関係もない、「勝手に続編と銘打っちゃった映画」でした。
後から調べたら、なんと韓国映画の「純愛中毒」のリメイクとして制作された映画ですって。

いろいろあって・・・「シャッフル2」というタイトルで公開された(未公開じゃ無かったんだ!)映画のようですが、このタイトルだったから遭遇した映画!
いつもながらに映画との出会いの不思議を感じますゾ。

※ 今回もネタバレありです、未見の方はご注意ください。



愛する夫ライアン(マイケル・ランデス)と幸せに暮らす弁護士のジェス(サラ・ミシェル・ゲラー)。

結婚して1年が経った今でも、毎週彼女へのラブレターを忘れない優しい夫ライアン・・・。だが、義弟ローマンは、ライアンとは正反対の性格で暴力的。
保護観察付きで出所してきたローマンを家に迎え入れた夫の優しさを分かりつつも、義弟の怖さがジェスには我慢できない。

そんなある日、兄弟の車が衝突してしまう・・という事故が起こる。こん睡状態に陥った二人。
いつ目覚めるか分からないと宣告され悲しみに暮れるジェスだったが、3週間後弟ローマンだけが奇跡的に意識を取り戻す。

夫ライアンの奇跡を願うジェスに、驚いたことに目覚めたローマンは、自分こそが夫ライアンだと名乗るのだった・・・。




原題は「possession」
財産を手に入れる、所有する、霊的な意味合いでは憑依する・・という意味を持つ言葉。


あれほど嫌っていた義弟ローマンが、夫ライアンしか知らないはずの(二人の)記憶を語り、彼女への愛を訴える。
目覚めたローマンは、本当に夫なのか。
夫の人格を宿したかのようなローマンの姿に翻弄され、戸惑い、悩むヒロインの姿。

これはね~、結構ドキドキしてしまいました、私。

というのも、ジェスの夫ライアンの優しさ、その愛情深さに、冒頭から「いいなぁ~♪私もこんなに大切にされたい」とすっかりマークになっちゃったから(笑)

庭で育てた薔薇をこっそり妻のカバンに忍ばせ、毎週ごとに愛情こもった手紙を送る・・・、忙しさにかまけて結婚記念日を忘れてしまっていた妻を責めることもなくお祝いのケーキを用意して。

なんて出来過ぎただんな様~!いない、いない、こんな人と思いつつも、乙女心はうっとりするわけです。
釣った魚にも美味しいエサをくれちゃうだんな様ってやっぱり素敵~♪

だからもう、たとえ姿は変わってしまっても、愛情深いライアンが戻ってきたのだったら・・・とローマンを受け入れてしまうジェスの気持ちが分かる、分かる~!!

おまけにリー・ペイス演じる(実はこの作品を観たかった理由のひとつに彼の出演が。「落下の王国」良かった)ローマンの変わりっぷりが本当に見事!!

登場してきたときの、暗くて投げやりな表情から一変。
3週間の間に荒れ果てた庭を見て悲しみ、切ない瞳を見せてジェスへの愛を訴えるその姿。
戻ってきた時には彼の姿に吠えていた愛犬も、やがてすっかり懐いてしまうし。

これまで夫がしていたように庭のバラを彼女のカバンの中にそっと忍ばせたり、幸せだったころの記憶を語り、毎週ごとのラブレターも。

ここまでされたら・・・・確かに心揺いでしまいます~!!




眠り続けるライアンの悲惨な姿、でも彼の想いは弟の姿に宿ってでもジェスの元へ戻りたい、それほど強いものだったに違いない!!

そうあって欲しい。私自身がそんな風に願ってしまったので・・・あぁ、もう、すっかりと制作側の思惑通りに騙されてしまいました~~~~


後から思うと作りすぎ・・というか、これはミスリードしすぎ~!と思うシーンもたっぷりでしたねぇ。

壮絶な事故のシーン、路上に流れてゆく兄弟の血が・・交わるその瞬間の映像効果にドキッ、
催眠術?のシーンも怪しい~。




ヒロインと一緒にドキドキした中盤、
ただ、ジェスが疑惑を抱き始めてからの展開には、丁寧さが足らなかったような気がします。




ローマンが、これまでどんな想いで兄と義姉の姿を見つめていたのかとか・・・せっかくのリー・ペイスの熱演ぶりなんですもん、もっと深く突っ込んで見せても良かったのではないかしら。

ただの演技でここまで兄になりきることは出来ないと思われるほどの変わりっぷりだっただけに残念。


ローマンの中に隠されていたジェスへの純愛を見せて切なく女心に訴えるとか
逆に、今度は目覚めたライアンの中にローマンの片りんを見て、ヒロインが恐怖に襲われてジ・エンドとか。

後味悪いけど、こういうラストなら、もっともっと印象的だったかもしれないなぁ。



結局、悪い弟は悪いまま、善き夫は夫のまま・・という勧善懲悪的な普通のラストにしちゃったんですねぇ。
もっと弟に屈折した想いも語らせてあげて欲しかった。これでは彼はただジェスが欲しかっただけ・・みたい。


しかし(信じたからとはいえ)義弟の子どもを身ごもってしまったジェス。
お腹の中の子どもに対する彼女の気持ちってどうなんでしょうか。

あ!そっか!「シャッフル」との共通項ってお腹の子どもだったんだ・・・・(まさか、それで「シャッフル2」にしたわけじゃ・・・



突っ込みどころもいろいろあるし
(いったい弟はいつから兄ライアンの手紙を盗み読んでいたのか、前々から読んでなかったらあんな風になりきれないヨ)
ラスト近くの展開はあっけなさすぎ

でもでも、ライアンハートマークの私は、心優しい彼の気配を感じるラストにほろり・・とさせられちゃった。



>後味悪いけど、こういうラストなら、もっともっと印象的だったかもしれないなぁ。

こんな提案したくせに~

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コメント
瞳さん、記事のアップを待っていました♪
どんな作品か気になっていたので。
で、これって劇場公開作品だったんですか?!
これに一番びっくりです(笑)。

なるほど~、人格のシャッフルですか。
そしてまさかのラストの共通項、主人公の妊娠……。
だから強気に出て「2」と銘打っちゃったのでしょうか。
でも話自体はけっこう面白そうですね。
サラ・ミシェル・ゲラーって久しぶりに名前を見たような気もするし。

どうもありがとうございました♪
レンタルするかは微妙ですが、テレビとかで深夜にこっそりやってくれたら絶対に録画します。
リュカdot 2011.04.20 01:06 | 編集
>リュカさん
こんばんは。
そうなの~!!未公開作品じゃなかったの、ビックリでしょう~。

この映画を製作したアメリカの映画会社が倒産してしまったり・・いろいろあったようです。
「シャッフル」とは配給会社が一緒なので「ま、2でいきますか」なんてことになったのかしら(苦笑)

えへへ、でも私は結構楽しめました。
本当に憑依なのか、それとも・・・ってドキドキしたし。
ラストにもうひとひねり欲しかったのですが、ひねりすぎて後味悪いのもいやですよね(笑)
難しいところですね。

サラ・ミシェル・ゲラー、久しぶりですよね。
可愛かったですよ~♪

深夜にTVで!!
はい、それなら間違いなく録画してOKな作品だと思います。
dot 2011.04.20 18:21 | 編集
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dot 2015.05.11 11:15 | 編集
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